2014-01-01から1年間の記事一覧

3 勝者の喜び・支配者の優越・無限の快楽

第10位:姉恋/柚木N’ [茜新社:TENMA COMICS] 姉恋 (TENMAコミックス)作者: 柚木N'出版社/メーカー: 茜新社発売日: 2012/04/27メディア: コミック購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る 何度か言った事があるが近親相…

2 救いはラブコメの中だけに

第10位:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。/K.kajunsky・ichida[PHP研究所] 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。2作者: K.Kajunsky,ichida出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2012/06/16メディア: 単行本(ソフト…

1 なぜかそれだけは

2014年が終わろうとしている。そして皆死んだ。俺は生き延びた。なぜだ。俺のような糞の役にも立たない人間が生き延びてなぜ皆が死んでいったのだ。わからない。更に言えばどうして2014年が終わろうとするからと言ってその年の総括をするのかもわか…

解散の理由

前回の解散総選挙から2年以内でまた解散総選挙というのはあまり例がない。あるのはハプニング解散や郵政解散といった、どうしようもなく追い込まれた時(内閣不信任案が可決等)か、政治生命をかけて戦う時での解散である。ところが今回はそうではない。「…

図書館雑誌 2014年5月号〜8月号[日本図書館協会]

ここ最近は「普通のサラリーマンが日本図書館協会に入った」「全国図書館大会に行った」として変な注目を浴びているこのブログですがもともとはラブコメ(エロ漫画を含む)や政治についてグタグタと述べるものだったのです。とは言え10年近くやっています…

人生、愛・天地無用!と寄生獣、全国図書館大会

9月20日 もう9月下旬ですが、夏クールは「人生相談テレビアニメーション人生」を見ています。何と言いますか、見る人を選ぶと言いますか、高校・大学生向けアニメで、しかも結構な低クオリティですから、無理して見なくても…と思いますが、まあ、ラブコ…

2014・アウェー・全国図書館大会

まあ31年も生きていると「魔がさした」と思われるような事が何度かありました。何故か誘われるままにホイホイとディスコに行ったとか、井上喜久子のファンクラブに入ったとか、出会い系喫茶に行ってそこで指名したブサイク女と昼飯食うためだけに1万円払…

中央公論 2008年5月号[中央公論新社]

中央公論 2008年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/04/10メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (9件) を見る 「論壇誌」と言うからには、我々のような無知蒙昧な大衆を、主に知的な分野において主導していか…

お父さんの会社/草上仁[早川書房:ハヤカワ文庫JA]

お父さんの会社 (ハヤカワ文庫JA)作者: 草上仁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1993/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 日本のお父さんたちサラリーマンたちは今日もどこかで身を粉にして働いている。愛する妻子のため、社内での根回しと…

ちょっと怖い?、東京国際ブックフェア、コミケの写真

4月26日 1年半に渡って会社を振り回して来た中途採用で前職が外資系の会社で東大卒の方がお辞めになられた。まあやっぱりね、いとも簡単に頭を下げる事ができないとサラリーマンは務まらないですな。正論で相手を言い負かす事が仕事じゃないからね…など…

図書館雑誌 2014年1月号〜4月号[日本図書館協会]

今回の「図書館雑誌」のトピックスは何と言っても社団法人日本図書館協会が「公益社団法人」として認定された事であって、これによって日本図書館協会は常に「公益」を意識して、つまり「世のため人のため」に組織を運営しなければならなくなった。これまで…

特別編2014(下)

JR中央線鶴舞駅を下車するとポツポツと雨が降り出すも東側の鶴舞公園の木々から蝉の声がうわあんと聞こえてくるので本格的に雨が降るのではないらしい。北へ進んで名古屋高速下の交差点を西へ歩いて、さすがに古書会館の場所は事前に調べているのですぐに…

特別編2014(上)

八方塞がり。四面楚歌。給料微増で仕事の量は激増、自らの仕事をやりつつ後輩新入社員の指導を行いつつ上司の顔を立てなければならず工場現場の顔色を窺わなければならない。大株主と主要銀行から派遣された役員達は自分達がいた会社のレベルの高さと今いる…

宰相の器/早坂茂三[集英社:集英社文庫]

宰相の器―人心は、どんな男に向かうのか (集英社文庫)作者: 早坂茂三出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る さて本ブログではすっかりお馴染みとなった作者は日本が生んだ鬼才・田中角栄の秘書を23年務…

銀齢の果て/筒井康隆[新潮社]

銀齢の果て作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/01/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (75件) を見る ある地区に住む70歳以上の老人に殺し合いをさせる「老人相互処刑制度(シルバー・バトル)」が開始され…

犬には餌をやれ

冷戦に勝利したのは日本だと言われる。米ソ両大国とその属国が互いに睨みあい戦いあう中で日本だけが平和を謳歌しつつ世界最大の債権国となり、アメリカは世界最大の債務国に転落した。第二次世界大戦で瀕死の重傷を負ったはずの日本がなぜ冷戦で勝利したか…

Newsweek日本版 2010年5月26日号[阪急コミュニケーションズ]

「世界で今、何が起きているか」「日本はいかに世界から遅れているか」「日本ではわからない世界の常識」等、等、等を知る必要はない。そんなものは政治家や官僚や商社マンや銀行マンや世界で活躍するビジネスマンやお偉いジャーナリスト等、等、等が知れば…

図書館雑誌 2013年9月号〜12月号[日本図書館協会]

さて2014年度の年会費も払ったのでいよいよ日本図書館協会の会員として何かしなければならない気がしてきた。とは言っても司書の道をあきらめてもう10年以上が経つのに何ができるのだ、まあそれなりの社会人になったのだから寄附を多めにするぐらいが…

アップルストア、オタクが忌み嫌われていた、メシウマ

1月18日 年末の「日本ラブコメ大賞成年編」は、皆さんにお気に入りに登録して頂いたおかげで多くの人に見て頂いて、しかもかなり好評でした。不真面目なエロ漫画読みの独断と偏見の文章を読んで頂き恐縮の極みですが、ああブログやってきて良かったなあ、…

あの手この手の犯罪 アメリカ探偵作家クラブ傑作選(1)[早川書房:ハヤカワ・ミステリ文庫]

あの手この手の犯罪 (ハヤカワ・ミステリ文庫 80-1 アメリカ探偵作家クラブ傑作選 1)作者: ロバート L.フィッシュ,田村義進出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1982/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 政治とラブコメを第一とする俺だが時々…

完全版 江戸の暮らし[双葉社]

江戸の暮らし (双葉社スーパームック)出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2010/04/15メディア: ムックこの商品を含むブログを見る さて俺がここ東京に上京してきたのが2005年4月だからもうすぐ丸9年になる。その間1年に3回ほどの間隔で年老いたオカンが…

図書館雑誌 2013年8月号[日本図書館協会]

さて今回は「せっかく日本図書館協会の会員になったのだから『図書館雑誌』を読んで色々と意見を述べよう」という企画の第2弾です。前回は4〜7月号についてああだこうだと言ったので今回は8〜11月号について述べるつもりでしたが、8月号に「2012…

自民党分断工作が始まる

細川元首相が都知事選挙に出馬した事を「殿、ご乱心」「晩節を汚す」と報じているのを見て、やはりマスコミというのは過去の事を振り返らない・物事を単純に(表面的に)しか見ないのだと再認識させられた。20年前、非自民連立政権の首相だった細川は突如…

講談 碑夜十郎(上・下)/半村良[講談社:講談社文庫]

講談 碑夜十郎〈上〉 (講談社文庫)作者: 半村良出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る講談 碑夜十郎〈下〉 (講談社文庫)作者: 半村良出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/04/01メディア: 文庫この商品を…

週刊朝日 1972年7月28日号[朝日新聞社]

1972年7月。日本では佐藤栄作に代わって田中角栄による新内閣が発足したが、7月11日から13日までは日本列島を豪雨が襲う。一方ベトナム戦争の泥沼に苦しむアメリカでは来たる大統領選に備えて民主党がジョージ・マグガバン上院議員を指名した。こ…