2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2008冬

というわけで本日もまた「永神秋門」を訪問・陳情・執行するわけである。そしてすぐそこに12月がせまっているのであり今年の購入戦線もあと来週を残すのみとなり、もちろん永神秋門も今日が今年最後ということになる。まあ最後と言ったところで今年は3月…

特別編 裏名古屋毒探偵突撃古本屋(4)

眠りについたのは3時前にもかかわらず8時の目覚ましが鳴る前に俺は起きた。11月23日、俺は「名古屋大型古本屋10連続訪問」という前人未到・驚天動地・意味不明・理解不能・精神病院な大イベントを行うのであり、若き血潮がたぎり足の小指をベッドの…

特別編 裏名古屋毒探偵突撃古本屋(3)

静岡駅からとりあえず掛川駅まで行くことにする。「次は○○です。お客様、おしたくをお願いします」というアナウンスが聞こえ、窓の外は相変わらず「神戸−明石間のような田舎でもなく都会でもない微妙なバランスの風景」が続いてまさかここが静岡だとは信じら…

特別編 裏名古屋毒探偵突撃古本屋(2)

昼12時ちょうどに家を出た俺はとりあえず地下鉄・JRを乗り継いで品川駅そして横浜駅に着いた。考えてみれば横浜に来るのは初めてである。とにかく「横浜」という言葉が持つ過剰なほどの「オシャレ」感が鼻について無意識に避けていたのだが、こういう時…

特別編 裏名古屋毒探偵突撃古本屋(1)

もう半年程前のことになるが、俺とほとんど同じ時期に会社に入ったTが入社3年を期に辞めた。Tは俺とは違い快活で社交性があって視野も広く、しかも上司や先輩に対して言いにくいことをズバズバ言ってそれ故周りからも注目されるという、俺とは全く対極に…

権力の病室 大平総理最期の14日間/国正武重[文藝春秋]

権力の病室―大平総理最期の14日間作者: 国正武重出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る 本書は8月9日にBOOKOFF目白駅前店にて105円で買ったものである。言っておくが本書は…

第5シリーズ 全てが終わり全てが始まる(5)BOOKOFF喜多見駅前店

というわけでちょっと教えてくれ。いや「働かなくても生活に困らなくて病気もしなくて女にチヤホヤされる」方法をだ。なにそんなものはないと。嘘をつけでは君たちはどうやって生きておるのだ。まあ俺は天下の糞煮込みと言われるほどの被害妄想で神に見捨て…

青い鳥を告発しろ/三浦朱門[福武書店:福武文庫]

青い鳥を告発しろ (福武文庫)作者: 三浦朱門出版社/メーカー: 福武書店発売日: 1987/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る「さあ、というわけで皆さんお待たせしました。今や日本で最低にして最高と言われる狂気の糞ブログ・『ラブコメ政治耳…

開戦前夜/児島襄[文藝春秋:文春文庫]

開戦前夜 (文春文庫)作者: 児島襄出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1987/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る ――平成二十年六月十四日午後五時。 腰本(仮名)は神保町の古書モールにて児島襄の「開戦前夜」を手にとって悩んでいた。今は休…

やあ皆さん。お元気ですか。最近

やあ皆さん。お元気ですか。最近すっかり丸くなっておとなしくなって安定感が出てきたと言われる俺がやってきました。なるほど確かに昔ほど人の顔色を気にしなくなったし世に溢れる勘違い野郎を見ても腹が立たなくなった(むしろ哀れに思えてしまう)が、や…

政治は踊る

唐突だが国家権力は誰のものであるか。内閣総理大臣か、自民党幹事長か、それとも官僚か。いずれも違う。国家権力は国民のものである。内閣総理大臣は国民の委託を受けた国会議員が更に委託して権力を持つことを許されたに過ぎない。我らのエリート・マスコ…