2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅴ 荒野の変態

というわけで日本ラブコメ大賞成年部門の発表である。成年部門というのはつまり俺の主観が恐ろしく如実に反映されるというか性癖を暴露されるというかとにかく大変恥ずかしいものであるからして一般部門のように真面目に語るのも気が引けるのでここは勢いだ…

Ⅳ ゴールデン大病

第二次大病戦争は終わらず。 というわけで今年も日本ラブコメ大賞もいよいよ大詰めであります。しかし本当に2006年という恐ろしい年が終わるのだろうか。そして2007年もまた人生の恐怖の大王が降ってくるのだろうか。ボーナスが入り、薬漬けの効果で…

Ⅲ 戦国童貞

なるほど確かにその通りだ。病気や痛みや苦しみが全くないというのは死んでいるのと同じではないか。これからも生きていたいなら病気や痛みや苦しみを受け入れるべきなのだ。俺はそれをせねばならんのだ。気が付けば23歳であり来年には24歳。TVに出て…

Ⅱ 妄想戦記

結婚が必ずしも幸せに結びつくものではないように、病気が完治すれば全てがうまくいくものでもないのである。同じように出世や金や名誉もそんなに大したものではないのである。昔から薄々そうではないかと思ってはいたが社会人となり東京の醜悪なる宴を経験…

Ⅰ ああ大暗転

死ぬ間際に俺はどんな言葉を残すのだろうか。 今年一年、7年ぶりの大型病気と苦悶の社会人生活を乗りきった俺には「あらゆる物事は一夜にして劇的に不可避的に変わる」という信念あるいは人生訓が生まれた。あらゆる物事は家に帰って寝て朝起きたら何もかも…

貧窮問答6 土曜日の女が来たりて悪態をつく

「というわけで」 「…」 「2ヶ月に渡る『炎と氷の地獄』から生還し、今や驚愕の代名詞、死の教典となりし阿修羅王の核心、ブライトライツ・ビッグシティたるこの俺にはですね」 「…はい」 「この時期にやらなければならない事がありまして、それはもう全て…