2010-01-01から1年間の記事一覧

特別編 裏京都毒探偵突撃古本屋(2)

小田原駅17時41分発東京行きの「こだま」に乗るが、この日は14日でありまさに帰省から帰ってくる人たちで車内は大混雑であった。こういう混雑に巻き込まれないために14日に東京から離れ16日に東京へ帰るよう計画していたというのに何たることだ。…

特別編 裏京都毒探偵突撃古本屋(1)

27歳になって最近とみに感じるのは躁と鬱の落差がなくなってきたことであって、例えば5年前ならば楽しい時は(主に本屋めぐりをしている時はラブコメを読んでいる時は)我が世の春を謳歌している気分であったが、辛い時は(主に仕事中や包茎である我が息…

言語破壊官/かんべむさし[朝日新聞社]

言語破壊官 (1980年)作者: かんべむさし出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1980/06メディア: ?この商品を含むブログ (2件) を見る 今はもうほとんどの人が忘れてしまっているが、70〜80年代の日本SFを少しでも齧ったことがある人なら「かんべむさし…

棚町薫、棚町薫、棚町薫

8月5日 @gosplan1019 なんか大変だったみたいですね。いつもレビュー拝見しておりますが、エロ漫画に対する姿勢が真面目過ぎて俺なんか「堅物やなあ、この人」と思ってたくらいなので驚いています。俺も日頃「風俗行った」「俺はキ○ガイじゃ」とか書いてい…

反小沢派、アメリカ、参議院

連立にせよ部分連合にせよ、参院選で過半数割れしたその時から動き出さなければ政権の求心力はなくなる。国政選挙でノーを突きつけられた政権が生き延びることなど通常なら「ノー」だからである。衆議院ではなく参議院だからという理屈は関係ない。繰り返し…

どこかのオッサン、棚町薫、ブックオフ

7月29日 (包茎ではなくOK→)日に30人しか来ないような我がブログに突如として100人以上の来訪者が。どうも原因はこれhttp://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/dcd85296cdb57cedb27266d0fcbf2cdbらしい。 posted at 00:50:07 (包茎ではなくOK→)どうもどこかの…

江戸の無意識 都市空間の民俗学/櫻井進[講談社:講談社現代新書]

江戸の無意識―都市空間の民俗学 (講談社現代新書)作者: 桜井進出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/12メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (6件) を見る さて本書を読み終わって一言感想を言うとすれば「やたらと難しいな」である。ミシェル…

土曜出勤、アマガミ、ドタバタ

7月22日 @knabeo 頑張れ、頑張れ、頑張れ、命の限り頑張れ、たとえ予約録画するチャンネルを間違えても頑張れ(それは俺のことだ)、ソーメンを買ったはいいがダシが足らずに往生しても頑張れ(それは俺のことだ)、足の小指をぶつけても頑張れ(ああ痛か…

第6シリーズ 生命線(15)BOOKOFFパサージオ西新井店

さあ大変ですよそこのあなた。この俺その俺あの俺、世に蔓延する流行にあらゆる難癖をつけて反逆し白を黒と言い水を火と言い女を風俗嬢と言う俺がツイッターを始めたのですよ。予想通り多くの方から「お前がツイッター?気でも違ったのか。ああそうかお前は…

五反田、レシート、図書館

7月17日 (ツイッターって難しいねえ…→)というわけで往年の「ラブコメ政治耳鳴全日記」読者の方から「お前がツイッター?悪いことは言わん、やめとけ」「あのね、あそこにお前のキチ○イじみた文章載せたら炎上どころの騒ぎじゃないぜ」と予想外の反響を…

政治の本質

7月11日に行われた第22回参議院選挙の結果は実に複雑なものだった。民主党は比例区で第一党を維持したのに一人区では8勝21敗とボロ負けとなり44議席しか得られなかったが、51議席を獲得して勝った勝ったと喜んだ自民党は非改選議席を合わせると…

過半数割れ、日本ラブコメ大賞、美味しんぼ

7月13日 (適当につぶやきます→)ちょっと使い方がいまいちわからんなあ posted at 22:57:44 @gosplan1019 返信遅れましてすみません、こちらこそきめ細やかなエロ漫画論評を大変参考にさせて頂いておりまして、これからもお付き合い頂けましたら幸いです…

天下の嫌われ者がツイッターに手を出します。とはいえ、使い方はあまりわかってません。罵詈雑言が飛ぶならやめるかもしれませんが、まあ、フォロー下さい。 ↓ http://twitter.com/tarimo99

第6シリーズ 生命線(14)BOOKOFF吉祥寺駅前店

どうも憂鬱な日が続いている。せっかく自分達が作った政権を1年も経たずして叩きに叩き、それで結局どうしようというのだろうか。また官僚やアメリカの言いなりとなってほしいのだろうか。或いは中選挙区制に戻してあの派閥全盛時代に戻りたいのだろうか(…

参議院を制する者

何度も言っているが、政治家にとって本当に大事なことは「政策」ではなく「政局に強いこと」である。理想的な「政策プラン」は官僚や学者や専門家でも作ることができるが、反対する野党や外国やマスコミや、「味方と見せかけて実は敵」を説き伏せ、アメと鞭…

2010夏(梅雨)

とういうわけで3ヶ月に1回行われる永神秋門攻防戦の時期がやってきまして、6月末に行われる場合は「20○○年・夏」と書かねばならないと官報に載っていますが、どうも今日は「夏」というより「梅雨」と言う感じのジメジメとしたいやな暑さに中途半端な小…

悪魔の手毬唄/横溝正史[角川書店:角川文庫]

悪魔の手毬唄 (角川文庫)作者: 横溝正史出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 1971/07/14メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (56件) を見る 山や海に囲まれた地方の小さな村で次々と起こる殺人事件、代々…

第6シリーズ 生命線(13)BOOKOFFロッテシティ錦糸町店

「もうお前もええ歳になるんやからブックオフブックオフ言うてもしゃあないで」との内なる声に従って今年からブックオフに行くのは2〜3週間に1回にして、その代わり「脱走と追跡の読書遍歴」(幼稚園児並)やら「政局好色」(大学教授並)やらを載せてい…

もう戻れない

鳩山首相が普天間問題で迷走したことは間違いない。或いは平野官房長官が「総合調整役=官房長官」としての役割を果たさなかったことも間違いない。しかし鳩山が辞任することだけは避けた方がいいと俺は考えていた。別に現政権を支持しているからではないが…

戦後アメリカ外交史/佐々木卓也・編[有斐閣アルマ]

戦後アメリカ外交史 (有斐閣アルマ)作者: 佐々木卓也出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2002/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 言うまでもないが、アメリカは世界で唯一の超大国である。軍事的にも経済的にも世界はアメリカ…

まぶらほ〜またまたメイドの巻〜/築地俊彦[富士見書房:富士見ファンタジア文庫]

まぶらほ ~またまたメイドの巻~ (富士見ファンタジア文庫)作者: 築地俊彦,駒都えーじ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/10/20メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (29件) を見る おいこら。 何をしとんのじゃ。俺の顔に泥を塗る気かこ…

第6シリーズ 生命線(12)BOOKOFF大蔵多摩堤通り店

案の定、27歳にもなると周りに結婚したり子供が生まれたりした同僚や後輩が多くなってやたらと「お前も結婚した方がいいぞ」と言われるようになった。もちろん俺はその度に「何を言うておるか。2〜3年もすれば愛は醒め生活の垢がびっしりとこびりついて…

誰も書かなかった日本医師会/水野肇[筑摩書房:ちくま文庫]

誰も書かなかった日本医師会 (ちくま文庫)作者: 水野肇出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/12/10メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (6件) を見る 日本医師会は日本の圧力団体の中でもとりわけ有名で、なぜかと言うと非常に「強い」から…

続・日本のゆくえ

以前「選挙で選ばれた政治家」と「東大卒の勉強ができる頭の良い官僚たち」のどちらに国を統治してもらいたいかと書き、当然「選挙で選ばれた政治家」であると書いたが、それは大多数の日本人が「選挙に選ばれようが選ばれまいが、頭が良くて金に清潔でマス…

佃島ふたり書房/出久根達郎[講談社]

佃島ふたり書房作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/10メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (2件) を見る こういうことをされると困るのだ。 初老の男と、高校を卒業したばかりのうら若き女の二人がこの小説の主役で、男にとって女…

第6シリーズ 生命線(11)BOOKOFF中葛西店

今年に入ってから急に本ブログの読者が増えたようで誠に嬉しい限りだが、それでどうなったかと言えば俺の確固たる「ラブコメ・政治・読書・ブックオフその他」に対する姿勢が癪に触るのかやたらと俺を誹謗中傷するメールが多くなっただけであった。孤立無援…

と学会年鑑KIMIDORI/と学会[楽工社]・と学会誌21[※同人誌]

と学会年鑑KIMIDORI作者: と学会出版社/メーカー: 楽工社発売日: 2009/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る 本書は日本トンデモ大賞2009が行われた豊島区公会堂の物販コーナーで買ったものである。我が国では…

第6シリーズ 生命線(10)BOOKOFF池袋サンシャイン60通り店

いよいよと言うべきか、この春に俺も27歳となって「TVに出てくる人が皆俺より年下」というべき状況が多くなってきた。まあこの歳まで生きることができるとは思わなかったのでそれはそれで喜ばしいことだが、TVや雑誌の華やかな世界で舞う年下の人々に…

「サンデープロジェクト」の終了とインターネット政治の不安

「サンデープロジェクト」が終わるというニュースを聞いた時、にわかには信じられなかった。ニュース番組は星の数ほどあるが、サンデープロジェクトというのは「(田原総一朗が死なない限り)終わるわけがない、終わってはいけない」番組であると思っていた…

2010春

それだけは絶対に避けねばならない。去年の秋、あまりの仕事の多忙さに「永神秋門攻防戦2009秋」を中止に追い込まれたのは本ブログの汚点であり屈辱であった。「永神秋門攻防戦」こそこのブログの基本にして原点なのであり、いかに「脱走と追跡の読書遍…