2010-01-01から1年間の記事一覧

国家と外交/田中均・田原総一朗[講談社]

国家と外交作者: 田中均,田原総一朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (11件) を見る 外務省や外交官は確かに「行政」の一端を担っているが、いわゆる許認可権や天下りといった普通我々が思い浮か…

亜愛一郎の狼狽/泡坂妻夫[東京創元社:創元推理文庫]

亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)作者: 泡坂妻夫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1994/08/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 51回この商品を含むブログ (72件) を見る うーん。ちょっと待て、待ってくれ。相変わらず無節操な俺はラブコメ狂いの政治屋の…

自民党への嫌悪と期待

二大政党制とは何かと言えば、「二つの政党のどちらかが国民の選択によって選ばれ、政府を運営すること」である。つまり政府(=国家)の上に政党があり、更にその上に国民がいるということであるが、繰り返し言ってきたように我が国では長い間それが逆にな…

第6シリーズ 生命線(9)BOOKOFF田無駅北口店

なぜならば仕事の方も一段落したので昨日は今年初めての有給を取り、これにて三連休が成立し実にいい気分となって銀行に行って10万円を口座から下ろしてきて親への仕送りのため5万円を送金して鶯谷の風俗(デリヘル)に2万5千円を使って電気代・ガス代…

臨死体験(上・下)/立花隆[文藝春秋:文春文庫]

臨死体験〈上〉 (文春文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/03/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 23回この商品を含むブログ (32件) を見る臨死体験〈下〉 (文春文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/03/01メディ…

第6シリーズ 生命線(8)BOOKOFF亀有駅南口店

しかしながら俺はその程度の男ではない。東京を縦横無尽に走り回り道行く女たちをナンパするぐらい大したことではない。まあそれはさておいて大体貴様は「エロ漫画屋」なのか「政局野次馬」なのか「ラブコメキチガイ」なのかと問われ、いや待てどうしてそこ…

さらば国分寺書店のオババ/椎名誠[新潮社:新潮文庫]

さらば国分寺書店のオババ (新潮文庫)作者: 椎名誠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/09/02メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (30件) を見る そうなのである。ただいま現在の21世紀は完膚なきまでに権威というか威厳というかとにかく…

日本のゆくえ

第二次世界大戦で活躍したイギリス首相・チャーチルは「民主主義は最悪の政治体制だ」と言い、「それでも他の政治体制よりマシだ」と言った。なぜなら国民が選んだ政治指導者がどんなに最悪なことをしてもそれは自分たちのせいであるとあきらめもつくが、選…

第6シリーズ 生命線(7)BOOKOFF高田馬場北店

しかしながらこれ以上はもうやりようがないのであって、あとは俺の好き勝手にやらせてもらおうと思うのである。いやもちろん今までも好き勝手に意味不明のことを書き連ねてきたのだからお前今更何を言っとんねんということになるが、平成日本の廃棄物とまで…

台湾/戴國輝[岩波書店:岩波新書]

台湾―人間・歴史・心性 (岩波新書)作者: 戴国フェイ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1988/10/20メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 台湾についてはもちろん知っている。というより、戦前・戦後の政治史を追っていればいやでも…

恐怖/筒井康隆[文藝春秋]

恐怖作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/01/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (19件) を見る う、うーん。熱狂的筒井康隆ファンとなって既に10年は経ち、とにかく筒井の本ならばどんな本でも無条件に消化していった俺であるが今…

第6シリーズ 生命線(6)BOOKOFF阿佐ヶ谷南店

疲れている。ひと晩中自分のいびきで眠れなかった。普段いびきをかくことのない俺がいびきをかくということは疲れているということであって、それは相変わらず「捨てられた子犬が雨に濡れているからと言って傘を差し出し、派遣切り等で家を失った人には目も…

大日本マスコミの試練

田中角栄の秘書を務めた早坂茂三は日本のマスコミの特色を「ドロドロとした現実から目をつぶる幼児性である」と喝破したが、最近のマスコミの有様は幼児性の更に幼児性に向かっているように思われる。マスコミの仕事は権力者の悪口を書くことであるが、一方…