政局好色

官僚はほくそ笑む

さて「名誉」と「実利」(金や特権や将来への保障)が目の前にあるとして、諸君はそのどちらを選ぶであろうか。名誉を手に入れると皆に褒められちやほやされるだろうが、ちやほやされるだけで金をくれるわけではないのなら名誉など大したことはない、よって…

ファイティング・スピリット!

連日連夜TVに映し出されるオバマ米大統領の姿を見ているとふとキング牧師を思い浮かべてしまう。黒人差別に最後まで非暴力をもって戦い、殺され、それから長い長い年月が経って今こうして黒人が大統領になったことを彼はどう思うだろう。恐るべき人種差別…

勝者と敗者、与党と野党

というわけで皆さん、あけましておめでとうございます。今年も独自の視点と言いますか被害妄想自意識過剰と言いますかとにかく流行や世論や常識に惑わされず自分だけの道を歩んでいけたらと考えておりますので早速いつものように毎月1日に更新する「政局好…

「政治空白」とは何か

解散するのか・しないのかと騒ぎ続けてもう3ヶ月は経つ。まあ解散権は日本でただ一人麻生のみが持っているのだから結局は「麻生のみぞ知る」でありそれはそれでいいが、気になるのは「選挙で政治空白が生まれるのはよくない。選挙をしている場合ではない」…

政治は踊る

唐突だが国家権力は誰のものであるか。内閣総理大臣か、自民党幹事長か、それとも官僚か。いずれも違う。国家権力は国民のものである。内閣総理大臣は国民の委託を受けた国会議員が更に委託して権力を持つことを許されたに過ぎない。我らのエリート・マスコ…

自民党の断末魔

映画でもテレビドラマでもいいが、人気のある俳優やアイドルを使ったとしよう。その映画またはドラマが人気のある俳優・アイドルが出ているというだけで興行収入や視聴率において成功するのかと言えばそうではない。やはり監督や脚本や演出があってこそ成功…

福田を倒したのは誰か

風呂に入って「ガキの使いやあらへんで」を見た後、最近の政局状況について書いてこのブログに載せたのは日が変わった9月1日の深夜0時半頃であった。その後Youtubeから違法に入手した「まぶらほ」のアニメを見ながら寝たのは1時過ぎであり、朝起…

敵は分断せよ

民主党代表選挙が小沢の無投票3選になり、相変わらず学級会レベルのマスコミが「議論を放棄するのか」「どこが民主党か。独裁党だ」と吠えるのを見て今更ながらゲンナリしたわけである。議論すれば現代日本の複雑な利害関係が解消してバラ色の未来が待って…

福田の敵と味方と味方と敵と

内閣改造によるマスコミ及び反マスコミ(ブログの事ね)の反響はひとまず落ち着いたようである。反マスコミ陣営、要するにアマチュアの建前主義の勧善懲悪を信じて疑わない単細胞阿呆ブログのその阿呆さ加減には辟易するばかりであるがさりとて新聞をはじめ…

2008年の政治について

年末年始は兵庫県糞田舎の実家に逃走したわけである。そして実家に帰るともちろん新聞があるわけで(東京の我が家では新聞は取っていない。だって平日読む時間なんてないからね)、元旦の読○新聞を読んでいると衆院選の予想立候補者一覧が載っていたわけであ…

小泉政権50の功罪/鈴木棟一[ダイヤモンド社]

小泉政権 50の功罪作者:鈴木 棟一ダイヤモンド社Amazon さて本来なら読書紹介は「脱走と追跡の読書遍歴」でやるべきであるが、本書は2003年春の有事法制決着から2006年秋の小泉退陣安倍内閣発足までの日本の政治及び政局の第一級資料であるので「政…

では消費税の話をしよう 

さて前回の更新により俺は大いに男を下げたようなので今日はそのあたりに触れないようしかし反省なんぞしないぜとそれとなくわかるようにそそくさと更新しよう。触らぬ神に祟りなし、ただひたすら耐えれば向こうから自滅する。 というわけで政局である。やれ…

青木を見て森も見る

政局というのは永田町に関する全ての出来事のことであるから、百万千万の情報が跋扈すると言っても過言ではない。政府に与党に野党に官僚に業界団体に地方自治体に財界にと「政治」に関係するあらゆる人々の思惑が複雑怪奇に錯綜する現実絵巻なのであって、…

やはり田原総一朗は面白い

またしても発作が慇懃無礼に顔を出せば鬼が笑う。負けるとわかっていても男にはやらなきゃいけない時がある。というわけで日付が変わってしまったが日曜日に俺は何をするかと言えばまず「サンデープロジェクト」を見ることから始まる。これ政局評論家の常識…

選挙2007

うわははははははははははははははははははは。うわははは。うわはははははははははははははははははははははは。面白い面白いこれが政治じゃ政局じゃ楽しいのう愉快じゃのう与党過半数割れやてぎゃはははははこれで当分は退屈せんのう。政治は選挙が全てじ…