脱走と追跡の読書遍歴Ⅱ

ポプリクラブ 2007.10月号[MAX]

さて純愛和姦の総本山たるポプリである。2006年度日本ラブコメ大賞成年部門1位(http://d.hatena.ne.jp/tarimo/20061229#p1)である本雑誌は9月1日19時16分にとらのあな一号店地下成年向けコーナーで買ったのであり実に3月31日19時3分にと…

円盤皇女ワるきゅーレ10/介錯[エニックス:ガンガンコミックス]

円盤皇女ワるきゅーレ 10 (ガンガンコミックス)作者:介錯スクウェア・エニックスAmazon さてこちらは2002年以来5年に渡り日本ラブコメの最前線にある大ベテランと言うべき作品だが、いかんせん俺はロリコンではないので本作のチビヒロインが好きではな…

元禄御畳奉行の日記/神坂次郎[中央公論者:中公新書]

元禄御畳奉行の日記―尾張藩士の見た浮世 (中公新書 740)作者:神坂 次郎中央公論新社Amazon まだ続きます。7月7日に神保町古書モールで210円で買った本書は江戸時代花の元禄期に生きた下級武士の日記を紹介したものである。かつて明治以降にしか興味がな…

今日からヒットマン5/むとうひろし[日本文芸社:NICHIBUN COMICS]

今日からヒットマン(5) (ニチブンコミックス) [ むとうひろし ]価格: 607 円楽天で詳細を見る 8月18日にまんだらけ中野店で210円で購入。どうしてお前はそう210円とか350円とかにこだわるのだと言われるがそこは大事で譲れないので俺頑張る…

SFアドベンチャー1984年1月号[徳間書店]

そんなわけでやってきました現実地獄三丁目五番地糞たわけ。7月28日の五反田の風俗店(ヘルスだよソープはないからねあそこには)ではなく遊古会で買った本書はその名の通りSF雑誌である。やはりこの頃のSF雑誌を見ているとほとばしるパワーが感じら…

「るくるく⑥/あさりよしとお」(講談社:アフタヌーンKC)

るくるく(6) (アフタヌーンKC)作者:あさり よしとお講談社Amazon 恐怖のラブコメ王もしくは平民宰相と言われる俺はまだ生きております。生きてラブコメの汚名を恥じることが世界のラブコメ平和の道であります。そんなことはどうでもよいが本書は8月12日に…

「永田町、実力者たちの興亡1 強者なき抗争/鈴木棟一」(講談社)

んん。画像が出てこないか。こんなに面白い本はなかなかないというのになあ。今から11年前の96年冬から98年参院選後までの政局が実に赤裸々に描かれており、第一級の歴史的資料と言っても過言ではない。多くの国民が呆れてしまったという新進党解党劇…

「年上の彼女4/甘詰留太」(白泉社:JETS COMICS)

年上ノ彼女 4 (ジェッツコミックス)作者:甘詰 留太白泉社Amazon 諸君も記憶に新しい8月4日土曜日21時14分にBOOKOFF江東門前仲町店にて買ったものである。2005年度日本ラブコメ大賞第9位であり、まあ優秀の部類に入る本作だがどうも俺はス…

「図書館の死体/ジェフ・アボット」(早川書房:ハヤカワ文庫)

図書館の死体 (ハヤカワ文庫―ミステリアス・プレス文庫)作者:ジェフ アボットミステリアスプレスAmazon 7月7日に神保町の小宮山書店ガレッジセールにて100円で購入。俺あんまりミステリーって読まないんですがね。特に講談社ノベルスみたいなああいう表…

「短編小説礼賛/阿部昭」(岩波書店:岩波新書)

さすがに本書の画像は出てこないか。しかしたかが20年前の本すら網羅できないようでは何が「電子書籍の時代が到来」か。俺は電子書籍化に反対ではないがそれが物理書籍とどう違うのかメリットは何なのかよくわからんから現在反対しておるのであって、もっ…

「赤灯えれじい⑨/きらたかし」(講談社:ヤンマガKC)

赤灯えれじい(9) (ヤンマガKCスペシャル)作者:きら たかし講談社Amazon 7月7日19時7分に古本市場AKIBAPLACE店で購入。諸君の中には秋葉原にある古本市場を利用する者も多いであろうが実はあそこに俺はよく出没するので俺のサインが欲しければ…

「武官弁護士エル・ウィン②ハタ迷惑な代理人」(富士見ファンタジア文庫)

ハタ迷惑な代理人―武官弁護士エル・ウィン (富士見ファンタジア文庫)作者:鏡 貴也富士見書房Amazon うへ。何でノーイメージなんだ。こちとら有料ポイント払っとるのだぞ。何とかしろ株式会社はてなめ。怠慢じゃ怠慢。 というわけで読了。最近のライトノベル…

「ぼくはこんな本を読んできた/立花隆」(文藝春秋)

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論作者:立花 隆文藝春秋Amazon 前述の通り、読んでいてこれほど楽しい思いをしたのは久しぶりである。本書は作者の読書論と読書日記であり、読書好きにはどの人の読書論・読書日記も面白いものだが作…

「蜜(ハニー)な毎日/藤坂空樹」

もう2007年も半分が過ぎたか。そろそろ「日本ラブコメ大賞2007」の準備をしないといかんですな。というわけで「蜜(ハニー)な毎日/藤坂空樹」(竹書房:BAMBOO COMICS)。蜜な毎日 (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)作者:藤坂 空…