陣中携帯国会3 混濁朗読会

 ところですごい夢を見てしまったのだ。それはもう壮大にして奇妙にして劇的にして絶対に誰も考えられないようなものすごい夢を見てしまったのだ。日記を書くというのは無意識へと潜行する絶好の機会であると2月20日の日記に書いたが、そのように無意識との付き合いが増えれば当然無意識の代表である夢も面白くなり眠りから覚めた後もはっきりと覚えているものなのである。とにかくあまりにもごっつい夢なので起きてすぐにノートに書いた。いくら夢を覚えているといっても起床後3分も経てば記憶が消えるのが夢である。だからこそ文章に書くことが必要なのだが、その時は寝ぼけていたのかあまりの夢の内容に言語化できなかったのか、よくわからん走り書きが並んでいるだけである。ただし夢の内容がとにかくものすごかった、という感覚だけは今でもしっかりと覚えている。走り書きは以下のようなものである。
 「川の水が×××(註:読み取り不能)してそこに『円盤皇女ワるきゅーレ』の和人とリカが××(註:読み取り不能)のために犬のぬいぐるみを×××(註:以下読み取り不能)」
 「タイムマシンの順番を待つには×××(註:読み取り不能)だが、俺は特別にいつでもどこでも使えることになっている。そこで女性数人とタイムマシンに乗るのだが 卵は実はぬいぐるみが捨てたものなのであり、 乱交パーティーの現場に偶然迷いこんだ俺はその×××(註:読み取り不能)を全てブチ壊し 水が全部部屋に入ってきて 部屋の外に出てみるとNHKのアナウンサーと思われる人がやってきて『水が外から漏れているよ』と言う 生徒会を説得するのがなぜか俺であり、そこでタイムマシンが×××(註:以下読み取り不能)」
 どうだわけがわからんであろう。俺もわからぬ。しかしとにかくすごい夢だったのだ。起きたときは汗びっしょりであり夢の内容よりもとにかく「すごい夢を見た」という感覚が強烈に残っていたのである。これが更に続く。
 「一番熱い××(註:読み取り不能)が芝居をするために必要だが、俺は実験台にされてしまう。 ××××(註:読み取り不能)が『家族全員で入ろうよ』というとひげ面の男がやってきて 妹が三人ぐらいタイムマシンの××××(註:読み取り不能)で自衛隊の 捨ててしまったペットの子犬を××(註:読み取り不能)が思い出させまいと 剣と注射 服を着ようとすると『あんたはもちろんこっち』と言われて女湯に 窓から入るしか方法がないので××××(註:読み取り不能)のためにラーメンを 地下室に車が 怪人との戦い 船が猛スピードで 本屋が××(註:読み取り不能) アウトドアの×××が飛び出してきてコーヒーを ×××の坂道をずっと下っていけば××××(註:以下読み取り不能)」
 ああすごい夢だったんだけどなあ。今日もう一度無意識にお願いして見せてもらおうか。それにしても携帯電話からの更新はやりにくい。もう指が疲れた。また次回。