急がなければならない理由

 新型コロナウイルスによる未曾有の国難の中で検察庁法の改正案の審議が行われている。金、人、時間、持てる力の全てを投入してこの未知なるウイルスと戦わなくてはならない時になぜ審議するのか。なぜ急ぐのか。それはどうしても急がなければならない理由があるからである。

 安倍首相の自民党総裁としての任期が1年と半年を切り、いよいよ首相の座を退いた(或いは退かざるを得なくなった)時、自身に何が起こるか。加計、森友、桜を見る会の疑惑も首相でいる間は自分に累が及ぶ事はないが、首相を退いた後ではどうなるかはわからない。首相を辞めた後に疑惑を糾弾された政治家と言えば田中角栄であるが、それ以外にも中曽根、竹下、細川と権力者の地位を下りた後であれば検察の出方はわからない。ましてや後継首相が自分の政敵であれば検察は遠慮なく降りかかってくるだろう。そのため今から自分の身の安全を考えなければならない。

 それが強引な定年延長の閣議決定とつながる。とは言え延長の閣議決定をした1〜2月頃はまだ余裕があった。総裁四選が最も理想的だが、それが無理でも長期政権による実績を誇示すれば影響力を残したまま後継に譲る事も不可能ではない。そうすれば検察が疑惑を盾に自分に牙を向く事はないだろうが、念のため検察官の定年を延長させる手筈を整えていた。ところがコロナの影響で東京オリンピックが延期になり、経済は急落してアベノミクスで培った(と思っていた)好景気は見る影もなくなり、かつて「希望の党」騒動で死んだと思われていた小池東京都知事が息を吹き返した。つまり自らの地位が磐石ではなくなったのである。そして磐石ではないと知った時、今までの権力者は早々に辞任する事で被害を最小限に抑えてきたが、現在の権力者である安倍首相はあまりに長く権力に守られ、その過程で数々の疑惑を起こし、もはやそれらを封じ込める事ができずただ「現在権力者の地位にあるから」というそれだけの理由で追及がストップされているに過ぎない。それでも自殺者が出るなど実害は徐々に表れてきており、自分の身は安全ではない。それをわかっているからどれだけ強引と言われようと検察庁法の改正に突き進むのである。

 しかし昨年の「桜を見る会」から顕著だが、もはや安倍首相を守ろうという気概が政府や党の中枢から感じられず、そのため安倍首相は官邸の「お友達官僚」に頼らざるを得ない。とは言え所詮は官僚なので、アベノマスクのようなトンチンカンへと走ってしまう。今回の検察庁法改正ではこれまで以上に自民党は強硬採決の姿勢を取っているが、これはむしろ安倍首相の強引さを印象付けようとすら思える。いよいよ「安倍1強」に地殻変動が起こっているのである。

本の雑誌 1992年8月号(浴衣蚊さされ号)[本の雑誌社]

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 やはりマニアとかオタクだけのための雑誌が世の中には必要なんである。限られた人間だけがその面白さをわかる空間というか世界というか、そういうものが必要なんである。なぜかはわかりませんがそういう狭い世界って楽しいじゃないですか。老若男女誰もが楽しめて誰もが親しみを持てるようにするとなるとどうしても内容が当たりさわりのない薄いものになってしまって、それはまあそれでいいんですが、重箱の隅をつつくとか、華やかさも派手さもまるでないけども何か気になる何か面白いって事が世の中にはあるのであります。例えば「本屋で発売される新刊。あれは段ボールに詰められた状態で早朝にトラックが運んでくるわけですが、その現場を見に行ってみよう。出版流通の最前線の姿を生で見ておくのだ!」とか、「都心の路面にある小書店の書店員は一日をどのように過ごしておるのか!」とか、「出版社へお願い。その1、文庫の装幀をころころ変えるな!背表紙だけ変えるのはやめていただきたい、同じ作者のシリーズをずらーっと並べて悦に入る事ができるのが文庫の良さじゃないか! その2、いくらお相撲ブームだからって「はっけよいフェア」はないでしょう、文春さん。それと講談社は何かと言うとフェアに村上春樹を出せば良いってものじゃないでしょう。それに添え物のように西村京太郎をつけてくるのもよして下さい」とか、面白いじゃないですか。本好きじゃない人にとってはどうでもいいんでしょうけど。

 ところが今はインターネットその他でそういう「マニアのための、世間的にはどうでもいい知識、裏話、雑学」的なものが全部簡単に手に入るわけです。個人のホームページとかブログで、全くの趣味でそういうのをやっとる人が大勢いるわけですな(例えば「日本ラブコメ大賞」とか。えへへへ)。もちろん素人ですから文章は稚拙、プロの人達にはかないませんが、素人ですから別にそれでもいいわけです。「世間的にはどうでもいい話だけども発信したい、その『世間的にはどうでもいい』あれやこれやを面白いと言ってくれる人がどこかにいるはずだしそういう人達に面白いと言ってもらえたらそれでいい」という、よくわからん情熱だけはあるわけですから、読む人によっては面白いと思ってもらえたりするわけです(例えば「日本ラブコメ大賞」とかね。えへへへへへ)。

 だから「書店員の一日」なんて、今はもう、「本の雑誌」を読まなくてもどこかの書店員さんがブログかツイッターで書いとるのです。そしてそれは書店に多少とも愛着のある人であれば面白く読めてしまって、しかも書店員さんですから文章はそれほどおかしくないのです。そうすると出版社の人達も焦って「書店員の一日」を対抗して雑誌に載せたり本にしたりするわけですが、我々としてはもう無料で既に読んでしまっているわけですから、新鮮味はないし、「おおっ。これは新発見」みたいな驚きやときめきもないわけです。ところが本書は1992年のものですから、当然インターネットやブログはないですね。なので、先程から言っている「マニア向け」な情報というのは原則として雑誌や本からし仕入れられなかったわけで、今の時代とは密度が全然違うわけです。つまり雑誌側は「ほらほらこれがマニア向け情報だよ」と言って得意気になる→読者側は「ほうほうこれがマニア向け情報というやつか」でニンマリと笑うという、何だかわかんないけど楽しそうな関係というやつが成立していたのであります。これこそが「時代」でして、このような「時代」を見てしまうと今の時代に生きている我々は進歩しているのか退化しているのか迷うわけですが、しかし「本の雑誌」を読んでも真剣に「時代とは何か…うーむ」と悩む気が起こらんのはさすがでありますが(けなしているんじゃないよ)、そうは言っても本を愛する者として時には愛の鞭を放つのであり、「今の市場に出回っている(ミステリーの)既成作家の作品の多くは、どの新人賞でも、恐らく最終選考には残らないだろう。つまり、私達は今、一次予選通過クラスの作品を、金を払って読まされているわけだ」なんて言われたので思わず襟を正してしまいました(お前が襟を正してもしょうがない。そうですか)。

 更に「新刊めったくたガイド」(「めったくた」という言葉がいいですね)には当時の精鋭の書評家達がタメになる本を紹介しているので是非読んでみたいと思ったのですが、既に100冊以上の積読本を抱えている俺は迷うわけです。うーむ。

特別企画・同人誌を整理する

(1)はじめに:同人誌の収納

 本の置き場所には日々悩まされているが、それでも普通の本ならば整理のしようがある。とりあえず本棚に突っ込んでおいて、しばらしくて本棚がいっぱいになれば床に平積みし、それでも本が溢れるようになったら、古本屋に売りに行くか倉庫(トランクルーム)に持っていく、或いはそれまで本棚にあった本を平積みスペースに移動させ、平積みスペースの本を本棚に移動させる事で工夫して整理できよう。

 但し、同人誌になるとそうはいかない。最も同人誌と言っても色々あるが、俺の持っている同人誌はそのほとんどが、極めてオーソドックスな「アニメ・漫画・ゲーム系の同人誌」であって、B5サイズで、残念な事に背表紙がない。そのためこのようになる。

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 もちろん親切に背表紙を書いてくれている同人誌も多いが、それも全体の2割程度であろう。このような背表紙のない同人誌を本棚に収納してもしょうがない(というよりできない)ので、我が家では基本的に、同人誌は本棚に収納するものではなく床に平積みにするか、ダンボール箱に工夫して入れる事になる。

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(2)なぜ同人誌を整理するのか

 そのようにして平積みであったりダンボール箱に置いてあったりすると、ついつい整理を怠ってしまう。するとどうなるか。同人誌はあるキャラクターにスポットを当てた似たような作品が大量にあるため(そしてそのような同人誌を大量に買っているため)、いかに世界のラブコメ王と言えどもその同人誌を買ったか買っていないかの記憶が曖昧となり、「まんだらけ」等の同人誌系古本屋で買った同人誌が既に購入済みだった、という事が最近立て続けに起こったのである。なにそれは記憶力の低下つまり歳のせい。まあ否定はしませんが。

 とにかく、ここらで似たような内容の同人誌を整理しつつ再確認する事にした。二度とダブりを起こさないようにするためだ。

 

(3)「アイドルマスターシンデレラガールズ」の同人誌の整理

 我が家にある同人誌で最も多いものはスマホゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」の同人誌であり、それらの同人誌ではそのゲームに出てくるアイドル(キャラクター)1人に絞ってストーリーが展開される。もちろんアイドル(キャラクター)が複数登場する同人誌も数多くあるが、それについては後述する事にして、まずはそれぞれのアイドル(キャラクター)毎に同人誌を整理する事にしたい。

 と言っても整理は簡単ではない。なぜならこの「シンデレラガールズ」、総勢で200人近くいるのであり、その中で人気のあるアイドル(キャラクター)が同人誌化されていくわけだが、同人誌化されるアイドル(キャラクター)は5人や10人にとどまらず、俺も5人や10人で満足するような人間ではない(?)。そのため「あ行」「か行」という風にして分けていった。

 

A;あ行

1 アナスタシア 4冊

2 相葉夕美 4

3 一ノ瀬志希 2

4 及川雫 2

5 大槻唯 1

  

B;か行
1 神谷奈緒 1冊

2 木場真奈美 1

3 小早川紗枝 1

  

C;さ行

1 鷺沢文香 2冊

2 佐久間まゆ 43

3 櫻井桃香 1

4 佐藤心 4

5 塩見周子 4

6 渋谷凛 7

7 島村卯月 8

8 城ヶ崎美嘉 3

9 千川ひちろ 1

   

D:た行

1 高垣楓 29冊

2 鷹富士茄子 5

3 高森藍子 3

 

E:な行

1 新田美波 10冊

 

F:は行

1 速水奏 6冊

2 姫川友紀 1

3 本田未央 2

    

G:ま行

1 前川みく 3冊

2 三船美優 10

3 宮本フレデリカ 1

4 向井拓海 2

 

H:や・ら・わ行

1 夢見りあむ 1冊

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 上記を全て合わせると162冊となった。なるほどそうか、置き場所の問題はともかく162冊あるという事が確認できたのでまずは一歩…というところだが、整理する過程で問題が見つかった。前述したように複数のアイドル(キャラクター)が出ている場合の取り扱いである。

  

(4)問題点:「アイドルマスターシンデレラガールズ」の同人誌の整理ができない場合

 同人誌であるから、一般向けであれ成人向けであれ、ストーリーの構造はアイドル(キャラクター)と男主人公(ほとんどの場合「プロデューサー」と呼ばれる)がラブコメする、或いは性交渉をするという単純なものである。とは言え常に1対1になるとは限らない。複数のアイドルが男主人公に群がる、いわゆるハーレム展開もある。或いは「合同誌」と言って、各同人作家がそれぞれお気に入りのアイドルを登場させ、それらを1冊にまとめたものもある。

 これらを「その他」として整理すると39冊となったが、その内訳は

A:ハーレム  23冊

B:合同誌他 16冊

 となる。このうちBを合同誌「他」としたのは、あくまで一人の作家によるものだが複数のアイドルを登場させ、しかしアイドル1と男主人公が性交渉してその話は終わり、別のアイドル2が登場して男主人公と性交渉するがアイドル1とアイドル2は全く関係がない、という設定の同人誌も多くあるからで、これらは分類しようがないので「他」に入れたためである。

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 では上記AとBを整理するとどうなるか。単純に考えれば

A:ハーレム

1 渋谷凛島村卯月本田未央 1冊

2 大槻唯・城ヶ崎美嘉 1冊

 となるのだろうが、そうすると、

3 渋谷凛前川みく 1冊

4 渋谷凛城ヶ崎美嘉 1冊

 というケースが出てくる。この場合、1と3と4をどう整理するか、2と4もどうするかという問題が出てくる。或いはハーレムと言っても一般向けであれば性交渉に至らないのでより多くのアイドルを登場させてハーレム感を醸成する事が多く、そうすると、

5 アナスタシア・緒方智絵里渋谷凛島村卯月高垣楓本田未央三村かな子

 となり、もはや整理するのが馬鹿馬鹿しくなったのでそれ以上の整理はあきらめざるを得なかった。

 

(5)整理の結果

 というわけで確認と整理は終わり、以下の写真のように、アイドル単発の同人誌はあ行から順に並べる事にして、「その他」系については今まで通り、床に平積みにする事にしたが、AとBに分ける事には成功した。

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 今後、アイドル単発系は整理に困る事はないだろう。また「その他」系についても、39冊(A:23冊、B:16冊)であれば、いざという時は下からほじくり返して1冊ごとに見ていけばよい。とは言えこのA・Bが今後10冊20冊と増えていけば整理の方法を考えなければならない。という事は結論としては「ハーレムもの・複数ものは、その後の整理の手間を考えれば買わない方が望ましい」という事になるのだろうか。どうも「一夫多妻制って言ったって、ほとんどの人は一夫一妻。理由は簡単、ほとんどの男はそんな甲斐性はないから」的な、夢のない結論になってしまって変な感じだ。世界のラブコメ王がそんな事を言ってはいかんのだがなあ。

少女探偵は帝都を駆ける/芦辺拓[講談社:講談社ノベルス]

少女探偵は帝都を駆ける (講談社ノベルス)

少女探偵は帝都を駆ける (講談社ノベルス)

 

 1936年の大阪の人々は現代文化を謳歌していた。ジャズに映画にラジオに地下鉄に漫才、連載小説がひしめく娯楽雑誌、芸能スキャンダルの載る新聞、朝に妻と喧嘩したサラリーマンの夫が出勤途中に電報で詫びのメッセージを送る、という84年後のメール文化と変わらぬ生活水準の中で起こるのは謎と怪奇の殺人事件である。帝都・東京では明智小五郎の活躍が新聞紙面を賑わしていたが、商都・大阪では16歳の女学生が事件の真相を暴くのであった。

 とは言え16歳の生娘にはパートナーが必要であり、そのパートナーとは少々頼りない新聞記者(恐らく20代後半)で、探偵小説に夢中の16歳女学生としがない新聞記者は大坂の街を駆け抜け、遭遇する事件にはエノケン一座や満州国皇帝・溥儀の来阪が関係するのだからその豪華絢爛さは昭和戦前史に格別の思い入れがある読者にはたまらない。そうとも、戦前の時代を白黒映像で見るからその時代が暗くどんよりとした風に見えるだけであって、1936年も2020年も変わらない。むしろこっちの時代の方がロマンがあって血沸き肉躍るではないか。何が携帯電話にインターネットにSNSだ、俺はこの時代にタイムスリップしたい。いや。やがて来る本当の「暗くどんよりとした時代」はお断りであるから本書を読んで我慢しよう。

 とにかくエレリイ・クヰーン、アガサ・クリスチイ、ディクスン・カァ等の「同時代作家」の翻訳書が書店にずらりと並び、日本作家では「黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」等の「新刊」が出て、常日頃から探偵研究に余念がない少女探偵は事件に遭遇、或いは事件に遭遇した相棒からその事件の詳細をヒヤリングして真相に迫っていくわけだが、商都大阪の気風なのか同時期に明智探偵が帝都東京で遭遇した事件のような凄惨さや不気味さはなく実にあっけらかんとしている。大阪には「情緒」「粋」といった江戸っ子的感性よりも「ボケとツッコミ」に代表される乾いた人工的な感性が性に合っているのであり、入り組んだ複雑なトリックとは対象的に少女探偵も相棒新聞記者も大阪の街を軽快に駆け抜け、そこはロマン溢れる1936年の大阪なのだからやはりたまらない。というわけでこの時代にタイムスリップする決心がつきました。行ってきます。

   

 で、何が彼女をそんなにソワソワさせたかというと、それは一冊の分厚い新刊雑誌だった。ご存じ「新青年」の夏期増刊号「探偵小説傑作集」である。

 近頃は――と言っても、昔の事は知る由もないのだが、すっかりモダンボーイのための教科書となった「新青年」が、年に二度ばかりの増刊号ではここぞとばかり探偵小説、それも翻訳物を満載するのがならわしとなっていた。

 今回の呼び物はS・A・ステーマンなる聞いた事もない作家の三百枚読み切り長編「模型人形殺人事件」――惹句によれば、「密室内の殺人は描き尽くされて余すところがない。これに代わる謎の殺人は何か? 本編は堂々この質問に答えた。曰く、「殺害の際傍らに犯人のいない殺人!」」だそうで、これで興味を引かれるなという方が無理だろう。

 加えて、今号にはこの間「ぷろふいる」で初めて短編に接して以来、気になっているアメリカの新進作家、エラリー・クヰーンの作品が「首吊り曲芸師」「幽霊館殺人事件」「髯を生やした女」と一挙に三本も訳載されているではないか。他にドロシー・L・セーヤースというこれも未知の女流の短編が三本立て、それにマッカリーの地下鉄サム・シリーズ等、掌編も含めれば五十本もの小説が楽しめる。

 これで買わなければ探偵小説ファンの名折れみたいなものだが、あいにく値段がちと高い。「キング」「講談倶楽部」や「講談雑誌」に比べれば二倍から三倍もするし、もともと割高な「新青年」の通常号に更に上積みされている。

   

SF、ラブプラスはメンテ中、やっぱり胸はでかい方が

2019年10月~

  

   

   

  • さすがに今日は休みなので小松左京と古本屋①世田谷文学館小松左京展(17時前に入ったら客がほとんどいなかったのでじっくり見れました。天皇陛下のおかげです) pic.twitter.com/OQ4Ol7zULK posted at 21:35:19
  • さすがに今日休みなので小松左京と古本屋②ブックオフ吉祥寺駅北口店(探していた本がありました。天皇陛下のおかげです) pic.twitter.com/dALSLP2suF posted at 21:37:10
  • せっかくなので小松左京全集も1冊買っときました。 ちなみに小松作品で好きなのは「復活の日」「さよならジュピター」「エスパイ」「時間エージェント」…いかん読みたくなってきたな。 pic.twitter.com/fMmEtro7on posted at 21:46:59
  • 会社での話。 「これからは残業しません、定時で帰ります」と突然宣言した女(30代総合職)がいまして、俺「まあ仕事が終わればね、定時で帰っても誰も文句言わんからね」 女「それとこれとは別問題ですね」 俺「…じゃあ、仕事終わらんのに帰るってのかい?」 女「そういうわけでもないんですけど」 posted at 23:31:07
  • 俺「あのー、残業せず定時で帰るようにね、仕事の効率とか生産性を上げるのは大事よ。ただ、今はね、皆、金も人もない中で残業したりして頑張っているわけだから」 女「でも、残業しないって決めたんです。今年の私の目標です」 俺「わかった、じゃあ他の人に手伝ってもらうしかないですな」 posted at 23:35:22
  • 2、3日後 女「皆さん、忙しいようだし、私も仕事の引き継ぎとかで余計に時間がかかるし…」 俺「まあそうですわな。だからね、将来的には残業ゼロ、定時で帰るという事を目標にしてね」 女「でも今年の目標にしちゃったんです」 俺「…」 という感じの会話が俺以外にも3~4人と繰り広げられ、 posted at 23:39:21
  • いい加減面倒臭くなった女の上司(女)が「もういい、あの子に仕事与えないで」となった結果、一般職や派遣と同じ仕事しかしなくなったら次はその一般職・派遣グループから「総合職で私たちより給料高いのに何で仕事は私たちと同じなの」となって、またしても面倒臭くなった上司(女)は posted at 23:43:25
  • 人事部長と話してその女に異動(千葉の子会社に出向)を命じて、女は総合職なのに「私、東京以外で働くのは嫌です」と言い更に「今まで給料低いのに頑張ってきたのに」と言って、上司(女)がうっかり「それはあなたが残業を一切しなかったからでは」とか言いだしたもんですったもんだの上に posted at 23:48:12
  • 割増退職金を払ってその女に円満退職してもらう事で円満に終わったわけですが、この話の恐ろしいところは一連の騒動の中で得たもの、教訓となった事が何一つないところで、いやはやこれからこういう事が増えるのかと思うとサラリーマンは最高、いや辛いところですなあ… posted at 23:51:22

   

  • 神保町の秋の古本祭りは何やかんやで毎年行くわけですが、夜になって提灯や裸電球が本棚を眩しく照らしている光景が風情があっていいですなあ。 pic.twitter.com/8NwfX4iDDz posted at 21:58:30
  • 秋だ連休だ古本図書館古本①神田古本祭り・特選古書即売展(またわけわからんものを買ってもうた、まあ400円やしいいか) pic.twitter.com/fAWdVzVQ7H posted at 22:34:04
  • 秋だ連休だ古本図書館古本②神田古本祭り・神保町ブックフェステバル〜ブックス@ワンダー(ビール飲んだおっさんが俺の目の前で盛大にビールをこぼした) pic.twitter.com/5EOaPr47nI posted at 22:39:03
  • 秋だ連休だ古本図書館古本③板橋区立蓮根図書館(何でそんなところに行ったのかって…さあ…都営三田線だからじゃないですかね… pic.twitter.com/xeYS1xbUp9 posted at 22:42:01
  • 秋だ連休だ古本図書館古本④ブックオフ西台高島通り店(最後は気楽にブックオフでいい休日でしたね pic.twitter.com/3OWLsWzVCk posted at 22:46:34

   

2019年11月~

    

    

   

   

  • さてこそパレード図書館古本屋①1時間前に着いたくらいではこうなるわなあ pic.twitter.com/cMcNbLvK1a posted at 22:46:00
  • さてこそパレード図書館古本屋②さいたま市立北図書館(金あるんやろなあ…地方の田舎の図書館とは雲泥の差よ…) pic.twitter.com/EUoRBn6hXo posted at 22:48:34
  • さてこそパレード図書館古本屋③ブックオフ大宮ステラタウンpic.twitter.com/uex2UjhVFs posted at 22:51:51
  • 本棚の前に立っているとジョンレノン風の髪型をした外国人がいきなり「スミマセン、コレ、ヨメナイ」 俺「ん?216円」 ジョンレノン「ハイ?ナンエン?」 俺「216円。ニヒャク、ジュウ、ロク、エン」 ジョンレノン「ニヒャクジューロク!ヤスイ、アリガト」 俺「どうも」 posted at 22:58:47

   

  • 会社での話。 若くて美人で、仕事は大した事ないのに高飛車で、それでも若くて美人な女性がいまして、いつの頃からか陰で「エリカ様」と言われるようになったんですが、当の本人もその容姿に自信があると見えて「私はエリカ様よ」的な態度に出る事がままあって、そういう時の周りの女性社員の posted at 22:44:05
  • 煮え湯を飲んだ表情と言うか雰囲気がね、たまらんなあ…という事なんですが、そこにもって今回の事件でしょう。俗物たる俺はね、明日からの会社が…非常に楽しみですね…うひひひひ。 posted at 22:47:19

   

    

    

  • 2019年も残り1カ月ちょいですが、2019年の我が目標の一つに「ツイッターの有効活用、ツイート増、あわよくばまたバズらせる」がありまして、まあ…本屋古本屋図書館の写真撮っとるだけじゃあ無理やろねえ… あと、しがないサラリーマンの愚痴もねえ、面白味ないしなあ…来年以降はどうするかなあ… posted at 01:11:22
  • まあ結局写真載せるぐらいしかできませんが故郷から東京へ戻る時も図書館古本屋本屋①神戸市立三宮図書館(神戸書店マップ2019をゲットした) pic.twitter.com/N9wmlG98XA posted at 19:30:19
  • まあ結局写真載せるぐらいしかできませんが故郷から東京へ戻る時も図書館古本屋本屋②ブックオフ三宮センター街店(ここらへんなら目をつぶっても歩ける自信あります) pic.twitter.com/ImrHb7iUNo posted at 19:32:08
  • まあ結局写真載せるぐらいしかできませんが故郷から東京へ戻る時も図書館古本屋本屋③ジュンク堂書店三宮店(長居し過ぎて新幹線に遅れそうになった pic.twitter.com/B9pDoGDJsn posted at 19:40:08
  • @shomotsubugyo すごいですなあ…。 コミティアはともかく、文フリは行きたかったんですけどね(昭和前期蒐書家リスト買いたかった)。こっちは仕事の関係で仙台→大阪→神戸で、いつものように図書館ブックオフとらのあなでした。 蒐書家リスト、大変な反響のようですね。頑張って下さいませ。 posted at 22:55:14

   

2019年12月~

  • そんなわけでついにこの季節がやってきました日本ラブコメ大賞2019(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/12/…)、一方的な評価基準を一方的に押し付ける、この狂気の世界に君は耐えられるか? しかし俺は明日朝早くから出張なので(6時に家を出て7時には新幹線に乗らなきゃいけないのよ)もう寝ます。 posted at 22:31:33

  

  • しかしながら人生は短いのだ、自分の本当に好きな事やりたい事をやるべきだというわけで日本ラブコメ大賞2019は20位から11位まで行ってみようか♪ゴー(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/12/…)、今年の目玉は posted at 22:39:32
  • 今年の目玉は「僕の心のヤバイやつ」「社畜と少女の1800日」「さくら江さんはグイグイ来すぎる」などです。 しかし相変わらずダラダラと長い文章ばかりで嫌になるな、次はもうちょっと簡潔に書いて…書けるかな?というか来週も出張入ってたか、どうしよう、どうにでもなれ。 posted at 22:42:40

   

  • 今週も色々ありましたがラブコメがある限り俺は死なないのだ狂気の笑いがこだまする恐怖と愛と優しさの果てに日本ラブコメ大賞は10位から1位まで行ってみようか♪ゴー(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/12/…)。今年の目玉は posted at 22:09:23
  • 今年の目玉は「おもいがおもいおもいさん」「狐のお嫁ちゃん」「アリソンは履いていない」、そして1位の「ブラック学校に勤めてしまった先生」などであります。 さて残るは成年編か、平日は忘年会が目白押しで時間取れんしなあ、またいつものように情動のままに書く事になりそうですなあ… posted at 22:12:25

   

  • あのーですね、ラブコメだエロ漫画だ萌え絵だ2次元だと深く入り込んでいくのはいいんですが、さすがに2〜3週間もそればっかりだと食傷気味なので、やっぱり汚い埃くさい古本とか図書館の世界も必要なわけですね。 posted at 19:15:08
  • なので図書館と古本屋①杉並区立今川図書館(寒い、雨だ、寒い) pic.twitter.com/jePYk9U2Jx posted at 19:49:52
  • なので図書館と古本屋②古書西萩モンガ堂(ワクワクする品揃えで目移りしてしまいますね) pic.twitter.com/sCPv3xIDaU posted at 19:57:34
  • 「個人名のついた研究会の会誌」展という事なので「小松左京マガジン」だ。 pic.twitter.com/JTAEEwz6ZF posted at 20:01:03
  • @shomotsubugyo やあこんばんは。 小生は17時頃行きました。ニアミスだったようですな。 posted at 22:01:59

   

  • 昭和前期蒐書家リスト、届いた。いやあ、面白いねこれは。 遠い昔の先輩達に負けないように、俺も蒐書家として頑張ろうという気になりますね pic.twitter.com/TQhED3sld0 posted at 23:11:22

  

  • 昨日は17時頃より納会スタート→酔っぱらった若手社員が喧嘩しだしたのを仲裁→その他の若手の酔っぱらいを21時頃に解放→残った中年〜老人の酔っぱらいと23時頃まで→今日は今日で posted at 14:32:52
  • 今日でクリスマス休暇でやってきた海外支店の白人のおっさん(日本語ペラペラ)を神保町に案内→新宿伊勢丹に連れていって同僚と案内役チェンジ→家に戻って日本ラブコメ大賞2019へ(今から書く…今から? posted at 15:00:15
  • @shomotsubugyo 日本大好きな外人を神保町に案内しとりました。 芸は身を助けるって本当にあるんだなと妙に感動しましたね。 posted at 15:03:18

   

  • エロ漫画を読み続けラブコメを読み続け2019年を駆け抜けた皆さんお疲れさまでしたお待たせしました、日本ラブコメ大賞後半戦・成年(エロ漫画)編です(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/12/…)。一方的な評価基準を一方的に押し付ける、その狂気と愛と優しさに満ちた文章に君は愕然俺は茫然で行ってみようか♪ゴー posted at 00:03:18
  • そのオーストラリア人のおっさん「tarimo99 が好きそうなやつ買ってきたよ」 俺「…まあ好きですけどね」 「24ドルもしたけど、それよりもこれをワイフに見られないよう隠す方が大変だったよ」 「そりゃそうでしょう」 「やっぱり胸はでかい方がいいよ。ha,ha」 pic.twitter.com/3LStT4pv9L posted at 08:15:00
  • @gosplan1019 @manga_works やあこんばんは。いつもありがとうございます。 今年も相変わらずの偏執狂でやってしまいました。わはは。 あとは貴殿のベストを読んで年越しと致したく、宜しくです。 posted at 22:06:25

   

   

  • @manga_works こんにちは。 前回に引き続き、素晴らしい作品でした、こちらこそ感謝です。 2020年も先生のご活躍を確信しております。 posted at 12:49:23
  • @shomotsubugyo お疲れさんでした〜 ちなみにとらのあなメロンブックスでは今日コミケ で売られていた同人誌群が既に多数委託で売られておったです。 posted at 18:06:25
  • @gosplan1019 お疲れさまでした。 今年もgosplanさんのエロ漫画評を参考にさせてもらいました。 来年もお互い頑張りましょう。 posted at 18:39:37
  • 読書好き、本好きならむしろ「世の中は受験勝者であれば成功できるほど甘いものではない」ってのがわかるはずなんだがなあ。 でもこういう人はいますね。学歴高いのに転職を繰り返している人とかね。 twitter.com/tmaita77/statu… posted at 18:49:32
  • @gosplan1019 NO 童顔巨乳 NO LIFE posted at 18:53:57
  • @shomotsubugyo そうですねえ、今はもう「自分の推し何とか」に没頭すればそれでいいって考えが浸透しちゃってますからねえ。 まあその方がよりディープな世界に没頭できるわけですが、「自分が知らない世界」にもひょいと首を突っこむ事ができるのが読書家の特権なのにねえ posted at 20:18:27
  • Q「日本ラブコメ大賞とは何ですか?」 A「非常に権威のある賞です。長年やっております」 Q「誰がやっているんですか?」 A「世界のラブコメ王である俺がやっております。だから権威があります」 Q「賞金は出ますか?」 A「うーむ…」 twitter.com/manga_works/st… posted at 23:20:13