平成最後、急転直下、G20

2019年4月~

  • 平成最後の出張も無事に終わったので空港でソフトクリーム、やっぱりサラリーマンは最高? 次は令和で会いましょう pic.twitter.com/NBragMmptv posted at 20:37:07

   

  • 会社での話。 「何で最近のアニメに出てくる女の子はみんな胸がでかいのよ」とブツブツ言う派遣のおばさん(50過ぎ)に、貧乳の女が活躍するアニメを紹介したらハマったらしく「アニメもまあ、いいわね」と言われた。 貧乳ですよやっぱり。 posted at 14:16:32

  

  • 新入社員だからって「明るく元気に頑張ります」などと言うから嫌われるのだ。「自分は暗いです、おとなしいです、だから皆さんの立場を脅かしません。寝首を掻くような事はしません」って言ってみたまえ。めんこがられて好かれるぜ。 posted at 23:52:24

   

  • 「男に負けてらんないわよね、私達」と言って結束を固めた女達も10年以上経てば、昔ながらの専業主婦になった人、結婚を機に辞めて気楽なパートで働く人、理解あるパートナーのおかげで子育てしつつバリバリ働く人、お局おばさん化した人…と会社はネタの宝庫なので、いずれツイートしてやろう。 twitter.com/keilawyer/stat… posted at 18:48:46

   

  • とりあえず、明日も明後日も仕事ですが、月見そばとご飯を食うぐらいはできます。 やっぱりサラリーマンは… pic.twitter.com/O3sigufeke posted at 23:56:35

 

2019年5月~

・4月は結局休みが1日しかなかった、しかし今日は休みだったので平成の本を20冊ほど売りに行きました。 705円…。 pic.twitter.com/YslEGVCPHC posted at 20:43:52

   

   

   

    

    

   

   

   

   

 

2019年6月~

 

   

  • うーん…こんな風に置いとったら危険という事はわかっとるんですが pic.twitter.com/oq3BmhVhcN posted at 00:23:03
  • 会社での話。 「仕事一辺倒じゃ駄目、プライベート、趣味を充実させないと」と力説する先輩がいて、この先輩は草野球が趣味でして、休みの日は必ず草野球という事で、会社の若手や後輩を誘って練習したり、草野球の対抗試合に出たりして、それはもう充実しているように見えました。 posted at 23:55:56
  • でもこういう時代ですから、先輩が「草野球に来いよ」と言ったから皆が皆、来るわけではなくて(俺はオタクなので最初から誘われなかった)、そうこうするうちに会社は昔みたいに若手を採用しなくなる、他のメンバーも地方の支店に異動したり結婚したり子供ができたりして野球に来なくなる…で posted at 23:59:53
  • 草野球は徐々に縮小傾向となっていって、しかしその先輩にとっては「プライベートを充実させる趣味」がなくなるのは死活問題というわけで、今までは「草野球、見に来いよ、面白いよ」と言っていたのが次第に後輩達に「草野球、来い」となって、それでますます後輩たちは来なくなる…の悪循環で、 posted at 00:03:15
  • それでもまあしぶしぶ後輩達は参加したわけですが、ついにというか時代の流れというか、後輩達の一人が(冗談か本気かは不明ですが)「これは事実上、強制参加だ。休日勤務的な手当が欲しい」と言いだして、ついに会社側からその先輩に「地位を利用して後輩を誘わないように。あくまで自主参加で」 posted at 00:08:55
  • のお達しが出て、先輩はショックを受けて会社を休みがちになってうつ病寸前までいっていた…という話を同僚から聞いて、まあ趣味に力を入れるのもいいけどホドホドにしとかんとなあ、俺みたいにいい加減にラブコメじゃエロ漫画じゃ図書館古本屋本屋じゃとかやっとるのが一番ええんかなあ…と。 posted at 00:14:49

  

  • 会社での話。 海外支店の駐在歴10年、現地の女性と結婚して子供もいるバリバリのグローバル社員が一時帰国して、何やら偉い人と話をしているので、我が社の英語力の低さに文句を言っとるのかなあ…と思ったら「ただ英語ができるというだけで安易に海外出張させないでほしい」と言ったという。 posted at 00:45:46
  • その人曰く「英語ができても仕事の中身がわからず、相手先と当社の立場、力関係、交渉できるところできないところ、業界特有のやり方、がわからなければどうしようもない」「そもそも、英語云々は駐在員の仕事だ。英語ができなければ駐在員が翻訳して相手に伝えればいいだけの話だ」 posted at 00:54:21
  • 「学生時代に留学経験があると言っても、留学と取引は全く違う。留学なら英語力は必須だが、ビジネスの取引に必要なのは英語力ではなく、お互いがいかに安心して経済的・合理的・永続的に物やサービスを売る・買う事ができるかであって、相手は高い英語力など望んでいない」 posted at 01:07:58
  • 「先方は『英語、お上手ですね』と言う。次に『それで、我が社との取引について、そちらはどう評価していますか。我が社のサービス内容に不満な点は』と言うが、そこで『その点は別の担当者から別途連絡します』などと言う。先方からすれば『だったらその担当者を連れてこいよ』となるのは当然だ」 posted at 01:17:34
  • グローバル化というのは結局、海外の会社といかにうまく付き合っていくかであって、英語ができる事ではない。国内の支店や工場に出張に行く理由に『英語ができるから』はありえないのと同じで、海外出張でも『英語ができるから』はありえない。こちらが来てほしいと思った人を寄こしてほしい」 posted at 01:27:29
  • 「というわけで、また出張でこちらに来てくれ」 俺「はあ。でも、俺、英語できないんですけど」 「俺の話を聞いてたのか」 俺「そうは言ってもねえ…」 posted at 01:32:37

   

   

  

  

戸隠伝説/半村良[講談社:講談社文庫]

戸隠伝説 (1980年) (講談社文庫)

戸隠伝説 (1980年) (講談社文庫)

 

 「戸隠ってどこか知っとるかね」

「知らない」

「長野県にあってね、まあ山が多いところらしいけどね。聞いた事はあるだろ、『岩戸伝説』とか。日本神話で」

「ああ、はい。名前だけは」

「ストリッパーがね」

「うん?」

「その日本神話でね、出てくるんだよ」

「ストリッパーが?」

「はい」

「その『岩戸伝説』ってやつに?」

「うん」

「殴るわよ」

「もう殴ってるじゃないか。天照大御神アマテラスオオミカミ)がお隠れになったんだよ。だから出てきてもらわないといかんと。そこで天宇受売女命(アマノウズメノミコト)が巧みな踊りを披露して、観客が騒いで、アマテラスオオミカミは何や何やと出てきたわけです」

「その巧みな踊りが…ストリップ?」

「巧みな踊りって言ったらそうだろう」

「いや、そうとは…」

「天細女命(アマノウズメノミコト)も同じよ。『妖艶な舞』を踊ったと。昔、浅草のストリップ劇場に行った事があって痛い痛い」

「さっさと進めなさい」

「まあそういう伝説の舞台である戸隠が舞台です。そして半村良。壮大な伝奇ロマン。謎の美女。もう読む前からワクワクでした」

「ふーん」

「武器は土偶と埴輪です」

「は?」

土偶と埴輪ね。そりゃ神話の世界なんだからそうなるだろう。刀や鉄砲っちゅうわけにはいかんがな」

土偶とか埴輪を…どうするの。投げるわけ?」

「いや、そこに魂を与える。そして『雷電』を放つ力を与える。で、山の中で戦うわけだから、火事になると。敵を追い詰める事ができると」

「うーん…」

「いや、それだけ聞いたら滑稽な感じがするやろうけどね、神話の世界やからね。神様同士の対決やから、そんなに不自然やないし、この作者はSFの大家だから、やっぱり引き込まれるよ」

「ああ、じゃあ戦闘シーンがこの小説の読みどころ…」

「いや、正直な話、土偶と埴輪だと切迫感がなくてね」

「梯子外さないでよ」

「後半の神々の争いの場面はどうでもいいんだよ。それよりも前半よ。普通の平凡な29歳の主人公がなぜか美女と出会う。そして意気投合する。と同時に主人公の職場でただならぬ事が起きる。この主人公はある作家の助手をしているんですが、その作家が『戸隠伝説』という本を書いた事で戸隠の神々が動き出すのです」

「…」

「更に主人公の恋人となったその美女も戸隠と関係があったのだ。こうして主人公は戸隠の伝説、戸隠にまつわる神々の思惑に巻き込まれていくわけですが、その『徐々に巻き込まれていく』感じが非常に手に汗握るというか、ワクワクしましたね。特にこの恋人というのが歳は22か3で、『しなやかそうな身体つきの、清潔な感じ』で、まさにストリッパーに最適で痛い痛い痛いって」

「で、最後はどうなるの。神の戦いとやらに勝つわけ?」

「勝ちます。主人公側神々チームの住処を奪った敵側神々チームを周到な土偶作戦で倒すんですが、敵の神々チームの背後には黒幕がいますから、敵を倒した後はいよいよ敵の黒幕と対決しなければならないと」

「まさか」

「そう、戦いはこれからが本番なのですが、それは本当にこれからという事で、『しばらくは平和な日々が続くだろう』という事でめでたしめでたし、しばらくは夫婦で仲良く暮らしていけるだろうという、非常に読後感の良いものでした。例えるなら、満腹というわけではないですが、うまいお菓子を食べたなあ、良かったなあというところでした。しかし本書の良さはこれだけではなくてですね」

「はい」

「千葉県の、とある図書館のリサイクル本コーナーから取ってきたという事でした。本っていいね、図書館で無料で読めるだけじゃなくてもらえるからね、電子書籍じゃこうはいかんよねという事でさようなら」

噂の真相 1999年12月[噂の真相]

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 言うまでもないことだが俺は下衆である。いや違う。小市民である。いやこれも違うな。特にこれと言って特徴のない一般大衆であります。なので有名人の噂話には当然興味がある。「○○と××が泥沼不倫」とか「△△が金と権力にモノを言わせて接待漬け」とか「※※がヤクザ(or暴力団or非合法組織)と手を組んで云々」とかを読んで、ああやっぱり有名人は華やかな世界に生きているだけあって俺らみたいな一般大衆とは違う、だからこういう事になるんやなあ、ざまあみやがれ、華やかな世界でチヤホヤされていい気になりやがって、聖人みたいな顔しやがって、正義の味方面しやがって、どしゃぶりの雨に打たれてズブ濡れになるがよいわ、惨めな思いをすればよいわ、はっはっはっは。

 というわけで本書を読み、当然信憑性が薄い事はわかっているもののこれだけ悪意のある誹謗中傷記事を読んでしまうと少々胸焼けもするのであって、「フジテレビの幹部が芸能事務所の大名接待ゴルフを受けた証拠写真」だの「直木賞作家・○○の愛人が語る○○の醜さ」だの「日本を代表する映画会社(東宝東映、松竹)の経営陣の呆れた実態」だのを立て続けに読んでいるとそれらの悪意がボディブローのように我が身に効いてくる…ような気がするが、しかし読む事自体はやめられないのは俺が下衆で小市民な一般大衆だからで、誰が人の幸せ話など聞きたいものか、才能ある人や成功した人と違ってこちとら毎日の生活が不安な下衆で小市民な一般大衆なのだ。新聞雑誌TVに出ている奴らも俺達みたいに不安に怯えてもらわねば不公平ではないかそうだそうだその通りだ、我々は聖人君子ではないのだ正義の味方ではないのだ、さあ奴らを引きずり降ろせ、胸焼けなど気にするな、とにかく誰かを誹謗中傷できればいいのだ、それで気持ちが晴れるのだ、それには有名人が手っ取り早いのだ、いいじゃねえかそれくらい、有名人になるぐらいだから金はたくさん持っているんだろう、誹謗中傷の一つ二つ三つ何でもないだろうわはははははははのは。

 いかんいかん、どうも悪意にあてられて文章が支離滅裂になってきた。本当は「大手マスコミに迎合しない、反権力・反体制の姿勢が一貫していて素晴らしい。特に本誌に書かれている『検察の腐敗』『原発利権』などはやがて起こる陸山会事件や東日本大震災を知っているだけに神妙な気持ちになって読んでしまった」という趣旨の事を書こうと思っていたのだ、しかしながらもう一度軽く読み直そうとして各頁の左側にある見出しを読んでいると(「文化人○○は妻と愛人の面倒を見る艶福家」「総合誌創刊で躁状態の××と△△がW不倫で頻繁に密会説」「△△連載の※※とS局次長は担当を超えた関係との噂」「沖縄移住の○○が長年不倫関係にあった愛人と遂に入籍との噂」「悪徳商法の□□社××会長は銀座の高級クラブSの陰のオーナー説」「※※が夫以外の子供を妊娠し子供二人を連れて家出中との噂」「レイプ事件で揺れた△△大学医学部に交通死亡事故揉み消し説」)有名人と名のつく奴らは支離滅裂な世界に生きていると錯覚してしまったようだ。いや…本当に錯覚なのかな。案外本当だったりして。だとしたらますますワクワクするではないか。完全に安全な場所から、他人の壮絶な修羅場を見物する事ほど楽しい事はないからな。へ。へへへへ。へへへへへへへへ。

 

・いかにも○○(直木賞作家)らしい話である。常に強気な台詞で自分を飾り、若手作家や編集者には尊大な態度を見せつけ、その一方で権力や権威、ブランドには人一倍弱い。文壇でも知られる○○のこうしたキャラクターは、A子さん(○○の愛人)もさんざん目の当たりにしたという。

・「東京ペログリ日記/田中康夫」より。

 9月23日(木)

(ガールフレンド?のW嬢と秋葉原へ)オタクがいっぱーい、と叫び声を上げるW嬢に、買う当てもないのに銀座で洋服を眺めるのと同じ行動心理が彼ら。貴女だってオタクでしょ、化粧品の、と諭す。

 9月24日(金)

 毎回、わずか数秒の「寿命」とかの夫に不満を持つJ嬢も興奮。PG。午睡の後、PG。以前は一回に一度が限度だった彼女も、一回に十数度へと突如成長。アロマフレスカで食事の後、幼児の待つ自宅へと送る。

・週刊誌記者匿名座談会。

 (東海村の臨界事故について)新聞・TVの責任追及の姿勢も甘かったしね。今回の事故の背後にこの国のデタラメな原子力推進政策があるのは明らかなのに、それには触れず、ひたすらJCOの失策叩きに終始するメディアがほとんど。

 大手マスコミは電力会社の広告漬けで、朝日から産経まで原発推進派だからね。原発でも今回と同様の事故が起きる可能性は十分あるのに、国民の「生命」を守ろうという気がないのかな。

 もっとも、そのマスコミも自分達の「生命」となると、かなり神経質になっているようだよ。というのは今回の事故で、各社とものべ数十人を東海村の事故現場に派遣しているんだが、その記者達の多くが「被曝」してしまい、大慌てしているんだ。

三四郎、福岡、江戸の奇想の系譜

2019年1月~

   

     

   

    

    

  • そんなわけでお元気ですか皆さん、「脱走と追跡」を更新しましたよ(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/01/…)。たまには生臭い政治や欲望にまみれたラブコメから離れて海外ミステリーを読むのもいいでしょう。2019年もラブコメ政治耳鳴全日記、俺もお前もラブコメ政治耳鳴全日記。 posted at 22:35:42
  • これは「脱走と追跡」に載せるほどではないですが、「三四郎」漫画版を読みました(先月の彩の国古本祭りで購入)。 明治時代のラブコメは「あなたはよっぽど度胸のない方ですね」とずいぶん手厳しい…。 pic.twitter.com/vn6Q43o8yd posted at 23:55:09

    

   

   

  • @shomotsubugyo や、こんばんは。 遅い時間にすみません。それに解説までしてもらいまして…。 小生も、えらい短い期間で回しとるなあ…と思ったんですが、まあそんなもんかと思って深く考えませんでした。 大変勉強になりまして、気持ちよく週明けを迎えられます。 今度、お会いする時にはこの本持っていきます。 posted at 00:52:27
  • @bookroad_mujin こんばんは。ご丁寧にどうも。 小銭の事は気にしないで下さい、いつもの悪い癖で面白おかしく言っただけでして…。 前から気になっていた貴店ですが、かなり良かったです。他人の家にいるような感覚と、でもここは古本屋なのだ、買って持って帰っていいのだ…というのがたまらんでした。また行きます posted at 23:15:03

     

    

  • 三宮は学生時代、あてもなくフラフラしていた時期があったおかげ? で今でも地下街に入っても迷う事はないんですが、大阪〜梅田の地下街ってあまりよく知らんのです。泉の広場近くのブックファースト東通り商店街のまんだらけぐらいしか行ってなかったですね。 posted at 19:09:12
  • という事で故郷から東京へ帰る途中も悪行三昧・その1・もっきりや(大阪駅前第3ビル地下2階) pic.twitter.com/AwweCluuo2 posted at 19:12:34
  • 故郷から東京へ帰る途中も悪行三昧・その2・まんだらけ梅田店(フランス人?スペイン人?の若者4人ぐらいが俺の前に立ち塞がった) pic.twitter.com/tdinfM6rmL posted at 19:30:34
  • @shomotsubugyo あら、ここにも行ってましたですか。 さすが古本フレンズ posted at 20:10:26

    

  • 会社での話。 いわゆる意識高い系?というか、若いから周りが気を遣ってくれている事に気付いていない、ちょっと痛い若手社員が、「会社に長くいる事のメリットって何ですか」と聞いてきたので、俺は posted at 17:07:51
  • 「長く会社にいると、当然、人事異動がある。それで一緒に机を並べて仕事した人とか、チームやプロジェクトで共に協力して仕事してきた人が、地方の支店、工場、或いは子会社へ異動となる事が多々ある」 若手「はあ」 posted at 17:12:49
  • 「で、いざ、自分がその支店か工場か子会社に出張に行くとなったら、どうなる。いくら普段から電話やメールをしているとしても、向こうからしたら俺らは「本社の偉いさん」だ。実際に行ったところで、お互い気を遣って、毒にも薬にもならん世間話をするだけだ」 若手「…」 posted at 17:22:02
  • 「ところが、そこに、かつて一緒に仕事して、協力し合って、夜遅くまで飲んだりした人がいると、やっぱり空気というか、雰囲気が違ってくる。和やかな雰囲気になる。そして余計な世間話なんぞしないで、さっさと本題に入る事ができる」 若手「…」 posted at 17:27:03
  • 「人脈というのはそういうものだ。これが長い事、同じ組織にいる事のメリットかな。どんどん、仲間ができる、増えていくという」 若手「でも、それってスキルとは違いますよね」 posted at 17:31:55
  • 「あー、まあスキルとか能力とかとは違うかもしれんがね、そういう人脈を築いていたら、いざという時、助けてもらえたりするし」 若手「じゃあ、そういう人脈を築くためには、どうしたらいいんですか」 posted at 17:35:23
  • 「ん?あの、だから、周りの人達と一緒に、仕事を一生懸命して、時に助けたり相談に乗ったりして…」 若手「そういうの、やっぱり大事なんですかねえ。スキルとか能力とは別の」 「えーと、そうねえ…お、こんな時間か、今日は実家からおふくろが来るんで(嘘)、お先に失礼しまーす」 posted at 17:41:20
  • @shomotsubugyo やあこんばんは。 なるほど、「その組織固有の風習や、裏事情などをゲットする文脈依存的スキル」と、それ以外のスキルですな。 俺みたいな田舎者はどうしても前者を強調しがちなんですなあ…気をつけないと… posted at 19:52:03
  • そんなわけで出張先から東京へ帰る途中で本屋古本屋・その1・メロンブックス福岡天神(花粉症が…) pic.twitter.com/hAEmmGsXhb posted at 19:55:35
  • そんなわけで出張先から東京へ帰る途中で本屋古本屋・その2・ブックオフ福岡博多口店(しかし便利なところにあるねえ) pic.twitter.com/ys3uDchhKx posted at 19:57:35

   

   

  • 人間ドックに行ってきまして、バリウムを飲みまして、下剤も飲みました。ああもうすぐ36歳、人生色々ありますというわけで本館の「脱走と追跡」を更新しましたよ(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/03/…)。無敵の大日本帝国海軍万々歳! posted at 22:04:21
  • 会社の同僚(と言ってももうすぐ60歳になるおっさん)が「ブックオフが閉店ラッシュだって?ざまあみろだ、街の本屋さん古本屋さんを根こそぎ潰していった報いが来たんだ」とか言っていて、まあ確かにそういう面もあるわな…。 posted at 22:11:32

    

   

   

  • よし、たまには時流に乗ってみよう。 桃太郎ねえ…。 posted at 00:17:36
  • 娘「桃太郎読んで」 母「昔々…」 娘「もっと全盛期の自民党政治っぽく」 母「党内最大派閥である田中派が桃を持ち帰り、中から赤ちゃんが出た事で、最大派閥にもかかわらず総裁を出せないという派内の不満が表面化。竹下を中心とする創政会は鬼が島での旗揚げを画策、権力抗争は一気に激しさを増す」 posted at 00:20:24
  • 会社での話。 OB会なるものがあって、その名の通り、既に退職した人が年に一回集まって旧交を暖めあう会なわけですが、参加資格は「10年以上在籍した者」なので、定年まで勤め上げた人もいれば、10年以上勤めたけど転職した人もいるわけですが、問題はリストラされた人で、 posted at 23:39:08
  • もちろん会社側もリストラは最後の手段、やむにやまれずで首を切ったわけですが、当事者からすればやはりそう割り切れるものではないので歴代の人事部長や人事担当役員はOB会には出ない(リストラされた人達が大勢いるから)という不文律があって、しかしそれはそれでかわいそうだという事で posted at 23:44:58
  • 「歴代の人事部長・人事担当役員の会」が開かれたものの、その会の費用の一部(全部ではなく半分程度)がOB会収入からの支出だった事がOB会メンバーにわかって大紛糾、一時はOB会の分裂騒ぎに陥りまして、やっぱりリストラってのは本人にとっては恨み骨髄なんやなあ…と勉強になった次第。 posted at 23:51:43

   

海軍よもやま物語/小林孝裕[光人社]

海軍よもやま物語 (1980年)

海軍よもやま物語 (1980年)

 

  軍人になるのであればやはり、「無敵の大日本帝国海軍」がいい。何が無敵かはさて置いて、世は軍国主義華やかなりし大日本帝国の時代であり、畏れ多くも大元帥陛下を頂点にした組織の一員となって奉公する事ができるのだ。かっこいいではないか。もちろん戦地に赴いて命を失う事になるかもしれないが、そこは血気盛んな男達であるから怖いものなどない。それにイギリス海軍を参考にして作られた帝国海軍はドイツ陸軍を参考にした帝国陸軍と違って紳士的・ハイカラ・オシャレであり、10代後半から20代前半の男達にとっては憧れでもあった。軍人となって国家に奉公でき、生まれ故郷でもてはやされ、町で一、二を争う別嬪にも恵まれるのであるから、海軍万歳海軍万歳なのだ。

 とは言え当事者からすれば無敵の大日本帝国海軍様もそんなにいいものではなかった。なぜかと言うと殴られしごかれるからで、「集合が遅い」「掃除がなっとらん」「年上への礼儀がなっとらん」「最近たるんどる」と理由を見つけては教官又は班長に殴られたり尻を殴られたり重いものを持たされたり、飛行服に落下傘をつけたまま飛行場一周させられたりするのである。何せ軍隊であるから上から下への命令は絶対で、しかしこちらが何かミスしたのならあきらめもつくが、「ゴキ悪い」(=ご機嫌がかんばしくない、虫の居所が悪い)からという理由で「貴様ら、食事抜きだっ」などと言われてはたまらない。

 しかし新兵になれば「月給6円50銭、住み込み、食事付き、被服支給」である。貧乏にあえぐ戦前日本の庶民達にとって大変魅力的で、有給休暇がなくても大した問題ではない。大体、我々庶民は栄えある帝国海軍の一員になれたとしても海軍兵学校卒業の士官候補生のエリートに使われる運命なのであり、大日本帝国の行く末を案じたところでしょうがない…というより案じる暇がない。艦隊に配置された三等兵には来る日も来る日も掃除が待っている。残飯整理から始まって油拭い、床掃除、後片付けを艦内くまなく行うのである。何せ食うところも寝るところも戦争するところも全てが艦内であり、常に清潔にしておかなくてはならない。このようにして海軍生活が始まる。さてどうなる事やら。

     

・海軍士官になるには海軍兵学校を卒業すればいいのだが、そう誰でも兵学校へ入るというわけにはいかない。大部分の海軍軍人は、四等水兵から始めてだんだんと進級し、まあせいぜい准士官から少、中尉まで出世するわけだ。四等兵6ヶ月、三等兵1年、二等兵も同じく1年、そして、一等兵を1年6ヶ月勤めれば下士官である。兵隊の進級はただの進級だが、下士官以上になると、進級する事を任官と言った。(中略)任官は各鎮守府長官の名において行われた。

・大体兵学校出というのは、修身ばかり習ったと見えて、我々下士官、兵には何の妥協点もない。(中略)言うなれば、規格通りの人間である。勝つ事、我慢する事、しか教えられなかった人間にとって、伝統ある下士官、兵の心と通じ合う生活など見た事もないだろうし、たとえ見たとしても全てが規格外であり、不潔であり、癪の種であったのかもしれない。あくまでも支配者であった。

・部隊内、艦内で火急の事故が起こり、状況判断の後、ラッパが鳴り響いてすぐに「待て」の号令がかかる。この時はそのままの姿勢で待つのが原則である。そして、次の指示を固唾を飲んで待つわけである。足を上げた者、手を動かしている者、走っている者、食事をしている者全てが、問答無用、動いてはいけない。ちょうどテレビの画面が止まったような格好でいなくてはならない。

・上陸とは、目的が何であろうと、文字通り艦から陸上へ移る事である。軍艦が港に入ると、よほどの事がない限り上陸が許される。(中略)こうして上陸した者が、淋しい病気を頂いて帰る事もあり、頭に来た上司は、上陸員全員に予防器具の携帯を義務づけた。うら若い三等兵までも持たされたものである。

・兵隊はとにかく風呂が好きである。一日中汗まみれで働くのだから、いやでも風呂好きにならざるを得ない。しかし、艦内では真水は貴重品であり、大勢が入るので時間にも制限があったから、入浴というよりは行水、それも烏の行水である。(中略)そこへゆくと上陸した街の銭湯なら、好きなだけ湯水を使い、好きなだけ長湯をしても、誰にも文句を言われないから天国のようなものである。

 そんな銭湯で、戦友と一緒に背中を流し合った後、湯上りの一時に星空を見上げて雑談していた。

「ああ、いい気分だ。二番目にいい気分だ」

「なんだ、二番目とは」

「そこまで言わせたいのか、こいつ」

 上陸すると、まず二番目にいい気分を味わった後、経済が許せば、一番目にいい気分を味わいに行くのが、昔の兵隊の通り相場だった。

・海軍の水泳は、特殊な者を除いては、スピードは要求しなかった。楽に浮く事、長い時間泳げる事、他人を救助する方法に重点を置いた。荒海の真ん中で早く泳いで何になるか。長く浮いて救助を待て、といった論法である。

・陸軍では、上級者に対しては、必ず「殿」をつけて呼んだ。「兵長殿」「大尉殿」という具合である。ところが、海軍では「殿」という呼び方は全く使わなかった。士官、下士官に対しては、階級の上下にかかわらず「○○中尉」「○○兵槽」などと呼ぶ。兵隊が大将を呼ぶ時も「○○大将」である。

 また、陸軍では自らの事を「自分」と言うが、海軍では「私」と言った。

・戦前の軍艦は、日曜・祭日には乗組員の家族・友人などが艦内まで面会に行く事が許された。一つは肉親との対面という人道的な親心、もう一つは、精鋭を誇る艦隊のPRでもあったようである。