兵庫県版ブックオフ、金丸信、床屋読書

8月26日〜

  • 大分に来たってやる事はいつもと同じです・その1・大分市民図書館。最近よく見る「広々として清潔感があってオシャレな図書館」ですが、温もりは感じられませんなあ…。 pic.twitter.com/gYDdzzWKi3 posted at 22:44:55


  • 大分に来たってやる事はいつもと同じです・その2・ブックオフ大分敷戸店(地方にある良質なブックオフの見本のような店でした。但し2階の電気が故障…) pic.twitter.com/TppQI0sAmN posted at 22:48:02


  • @trombook ほほう、16号店まで徒歩30分くらいですか。それは確かに余裕ですな。この前、柏に行った時に迷って結局行かなかったんですが、今度は行ってみます。 posted at 22:18:11
  • @tarimo99 大分・福岡に来たってやる事はいつもと同じです・その3・まんだらけ小倉店(駅から近いので油断して新幹線に乗り遅れそうになった)。 pic.twitter.com/9EaKoiawFR posted at 18:06:04


  • これは素晴らしい、俺もやろう、いや、ユニットバスやから無理じゃ。 「怪読力」が気になるなあ… twitter.com/shomotsubugyo/… posted at 23:22:09
  • @shomotsubugyo や、わざわざありがとうございます。というか、積読中でしたね、失礼しました。 お詫びに我が部屋の惨状を後で紹介します。 posted at 18:22:45
  • @shomotsubugyo 写真を見ると今にも倒れそうに見えますが、そこは長年の勘です。 図書館の廃棄処分本が恥ずかしい…。 pic.twitter.com/vaqHqQJhea posted at 23:48:58


  • ちなみにこっちは…読みはしましたが感想等をブログにまだ書いていないので本棚に入れる事もできず宙ぶらりんのまま置いてある本たちです。もうどうしようもない…。 pic.twitter.com/ihn5Eoqzr8 posted at 23:55:52

    
9月2日〜
  • まあどっちを基準にするかですね。今まで「108円でこんないい本が買えた、自販機の缶ジュースより安いぞ!」とか言って喜んでましたが、そもそもジュース120円というのが異常に高いのかもしれんですからね。ただの水に何で120円とか150円やねんという…まあでも基準は人それぞれやしねえ。 posted at 22:54:27
  • 夏クールは「はじめてのギャル」を見ています(公式アカウントのフォローもしとります)。10年前、いや15年前ぐらいのアニメを思わせる低クオリティには戸惑いましたが、ラブコメであれば細かい事は問わないのが俺のいいところだ。本作は日本ラブコメ大賞2017でもかなりの活躍が期待されます posted at 23:01:05
  • しかし忘れてはならないのは基本はブログの方だという事です。ツイッターは所詮第二ブログでしかありませんということでいつものように「脱走と追跡」を更新しました(d.hatena.ne.jp/tarimo/20170902)。アメリカの古本マニア夫婦の楽しいエッセイで急な寒さから身を守りましょう。 posted at 23:13:11
  • 会社の人の送別会が新宿であったので…少し早めに新宿に行こうと思って…なぜか中野まんだらけに行ったのです。しかしここはいつも欲しいものが揃っとるねえ。 pic.twitter.com/4IGWhdPd1C posted at 22:30:50


  • それでまあ中野から新宿に行ったわけですが、ほら、新宿プロムナードで小規模ながら古本祭りやってるじゃないですか。だからそっちも顔を出すわけです。またしても積読が増えるが…これはもう病気だからしょうがないですわ。 pic.twitter.com/AjbZcIN4VS posted at 22:34:11


   
9月9日
    
9月10日
    
9月17日
  • 節操がないので古本祭りとブックオフ・その1・東京古書会館趣味の古書展(アウェーって言うんですかね、「お前ブックオフばっかり行っとるくせによう来たなコラ」とか思われているような気がして…まあでもそれはそれで面白いので俺も業が深いね) pic.twitter.com/gaIWFT2AD2 posted at 00:11:43


  • @tarimo99 節操がないので古本祭りとブックオフ・その2・ブックオフ横浜伊勢佐木モール店(なぜ神保町から横浜に移動したかって?川崎の風俗に行った帰りに寄ったんだよ。そっちの業を何とかせえよ、あと傘が邪魔だよ) pic.twitter.com/lSmbPGBq8L posted at 00:18:53


  • 昨日の神保町で買った「永田町の暗闘/鈴木棟一」(毎日新聞社)。俺はこの本の講談社α文庫版(書名は「田中角栄VS竹下登」に変更)を持っているので買わなくても良かったんですが、恐らく最初に購入した人がご丁寧に腰巻を本を開いてすぐの頁に貼ってあるのが気に入って購入たんですよ。 pic.twitter.com/w0ciT38Erq posted at 22:47:00


  • で、頁をめくったら、「序文」があって、「自民党幹事長 金丸信」ってあるわけ。いやちょっと待ってくれ、この本はいつ発行だって事で裏の奥付みたらね、「昭和60年1月30日」ですよ。もう、うわあってなったね。 pic.twitter.com/zfa8zp98Bz posted at 23:00:07


  • 何でうわあってなったかというと、この時期(1985年1月)と言えば、金丸が盟友の竹下登と組んで、政界の闇将軍である田中角栄に反乱を起こそうとした、まさにその時なんですよ。具体的に言うと田中派である竹下が独自に勉強会を開こうとして、それが明らかになったのが1月28日ですよ。 posted at 23:06:16
  • もちろん奥付の発行日が1月30日という事は本屋の店頭に並んだのは30日より前で、わざわざ「発行」の横に「1月15日印刷」って書いてあるんで、15日から30日の間に店頭に並んだという事で、どうでしょうか25日くらいには店頭に並んだって事でいいと思いますが、そうするとですね、 posted at 23:11:41
  • 仮に1月25日に店頭に並んだとすると、その「竹下勉強会」がまさに水面下で進行していた時に、「永田町の暗闘」などという物騒な書名の本が出版されて、その「序文」を、自民党幹事長であり世代交代論者の金丸信が書いたという事になるわけです。 posted at 23:17:09
  • と言っても、店頭に並んだのが1月ですから、その序文が書かれたのはその1〜2か月前となります。この「序文」にはいつ書かれたかが書いておりませんが、作者である鈴木棟一の「あとがき」は「昭和59年12月10日」となっておりますので、金丸の序文はその数日前に書かれたものと推測できます。 pic.twitter.com/DgNhP7zSLE posted at 23:22:11


  • で、仮にこの「序文」を金丸が書いたのが昭和59年12月7日とするとですね、まさにですね、先程言った「竹下勉強会」をやる直前の、水面下で調整が行われていた時で、何せ闇将軍であり自分の親分である田中角栄に逆らうわけですから、金丸にとっては非常に緊迫していた時期だったわけですね。 posted at 23:30:01
  • そういう時期に金丸は「政治には、様々な抗争や動きがある。しかし、私は、このような信念(今日より明日を明るくするのが政治。明日が暗くなるようでは政治はいらない)をもって進めば、いかような場面にも対応でき、困難を乗り切れると、確信している」と書いているわけです。 pic.twitter.com/PVXw84FyLM posted at 23:35:09


  • これが盟友・竹下へのメッセージなのか、ロッキード事件で無罪を勝ち取り復権を果たそうと考えている田中角栄への警告なのか、それとも自分自身への叱咤激励なのか、「竹下勉強会」の参加者への激励なのか…とか考えるとね、もう興奮してえらい事になってます、俺が。 posted at 23:39:10
  • などとダラダラつぶやいてしまいましたが、やっぱり本館のブログの方でちゃんと時系列とか当時の政治状況を整理したうえで書かないと駄目ですね。とは言え台風もおさまって明日は予定通り休日出勤なので書く時間がないのです。それは言い訳です。 posted at 23:44:09
   
9月20日
  • 午前中は永田町の近くまで出かける用事があって、たまには平日の国会図書館に行こう、午後から半休じゃわっしょい…のはずが「本日休館日」…。何だとこの野郎、俺のワクワク感を返せ、2005年夏事件以来の屈辱だこの野郎 posted at 12:34:33
  • @tarimo99 と、ひとしきり怒ったんですが、国会図書館の隣の土産屋(土日はやっていない)で文房具を買えたのでだいぶ鎮まりました。やっぱりいいねえ。 pic.twitter.com/lGe0MCTpmp posted at 12:40:42


   
9月23日〜
  • ラブプラスの最新版が出るというので海浜幕張東京ゲームショウに来たものの「本日の整理券配布は全て終了しました」…まあ14時頃に来たらそうなるわな。 pic.twitter.com/cx5CcA2HPO posted at 14:37:17


  • まあアホはアホなりに頑張りますよ彼女に会えなくてもね・その1・幕張メッセ東京ゲームショウ(本日の整理券配布は終了で彼女(寧々)には会えず!ラブプラスは現実!滞在時間10分!) pic.twitter.com/pTmbvm6pgJ posted at 22:59:42


  • まあアホはアホなりに頑張りますよ彼女に会えなくてもね・その2・西部古書会館で中央線古書展(さすがに幕張から高円寺は遠い…) pic.twitter.com/oQ0yUenEVn posted at 23:03:49


  • まあアホはアホなりに頑張りますよ彼女に会えなくてもね・その3・ブックオフ荻窪駅北口店(荻窪ってねえ、会社の大嫌いな先輩が住んでるところなんでねえ、もしこのプライベートな時にばったり遭遇したらぶん殴ってやろうと思ったりしてねえ、まあできないだろうけどねえ) pic.twitter.com/kc5zyvSHev posted at 23:07:22


  • もうすぐ平成が終わるわけですが、この30年を思い起こすと良い事より悪い事の方が多かったので、そういう時代が消えてなくなるというのは個人的には楽しみだったりしますね。平成という時代と共に嫌な事辛かった事悲しかった事腹立った事全部、どこか遠くに持っていてもらおう。 posted at 23:12:35
  • @trombook おっしゃる通り、全国的に、古本市場の方が安いですね、今は。 古本市場好きの小生としてはいい事なんですが、こうもブックオフが劣勢だともうちょっと頑張ってくれよと思ったりしますね。 posted at 21:31:59
  • おんなの秘書学…知的プレイ…官能小説っぽいので思わず「いいね」しました twitter.com/shomotsubugyo/… posted at 22:25:35
  • えーと、俺、けものフレンズって見た事ないんやけど、例えて言うなら、アレか、「ふたりエッチ」を克・亜樹以外の人が描くようになります、って突然言われたようなもんか。それならわかります(わからんか)。 posted at 00:35:41
  • 政党とは政権を取って(つまり選挙に勝って)、世の中を変えるための組織です。どんなにやり方が稚拙であっても、まずはその事を意識て行動した事は評価すべきでしょう。安全な外野から叫んだところで何も変わらんわけで、後は勝つか負けるかです。戦争には引き分けがある、選挙に引き分けはない。 posted at 10:30:44
    
10月9日〜
  • ここ2週間ほどめちゃくちゃ忙しくてツイッターをさぼっていたんですがだからと言ってどうということは無いですが図書館と古本屋・その1・板橋区立蓮根図書館(えらい人が多かったなあ… pic.twitter.com/WF7nGbfp9y posted at 21:56:22


  • @tarimo99 ここ2週間ほどめちゃくちゃ忙しくてツイッターをさぼってたんですがだからと言ってどうということは無いですが図書館と古本屋・その2・ブックオフ西台高島通り店(品揃えが良すぎるのも困るのよねえ… pic.twitter.com/HMoLT6JZ8I posted at 22:00:44


  • 俺、「課長 島耕作」とかほとんど読んだ事ないんで、買ってから気付いたんですけど、この本の作者ってその「課長 島耕作」の作者ですよね。 pic.twitter.com/nzMkOi8nl9 posted at 22:53:44


  • @tarimo99 で、この漫画、作者のウィキペディアを見ても作品リストに載ってないんですが、なかなか味のあるSF短編集なんですよ。あんなちゃんちゃらおかしいサラリーマンものよりこっちの方が面白いんですが、しかしこういうのが何気無くあるからブックオフ通いはやめられません。 posted at 22:59:52
  • @shomotsubugyo 小生は小学生の頃、「課長」1巻を、散髪屋で順番待ちしている時に読んだ事がありまして、小生の親父は零細工場の現場作業員でしたから、この主人公に反発と憧れを感じ、でも結局エロシーンにドキドキしてました。 ちなみに「私が愛した〜」は、ほのかにラブコメです posted at 23:21:14
  • @shomotsubugyo おお、佐賀潜。確かにそうですな。いつも勉強になります。 小生が小学生の時(90年代前半)は、今みたいに図書館に漫画なんて置いてませんでしたし、親に漫画を買ってもらうのも限度がありましたから、床屋読書は結構重宝してたのを覚えています。大人の世界を垣間見てドキドキしてましたね。 posted at 23:55:10
  • @shomotsubugyo 昔の図書館とか学校の図書室にある漫画って、「漫画で覚える日本の歴史」とかの…真面目なやつしかなかった印象がありますね。それに比べて散髪屋とかの方が、例えば手塚治虫でも「どろろ」とか「ブラックジャック」に混じって、「奇子」とか「ばるぼら」とかあって、子供には強烈だったですね。 posted at 00:14:07
  • @dellganov @shomotsubugyo や、ありがとうございます、弘兼憲史短編集ですね。 また、伺いますんで。 posted at 00:28:49
  • おいちょっと待て、何でおすすめユーザーに大川隆法が出てくるんだ。何を考えとんのツイッターさんは… pic.twitter.com/ruwEQbaRkf posted at 18:10:00


  • @knabeo ああ、そう言えばあんたに教えてもらったんでした。しかもこの前、たわわの同人誌を買ってしまったので、今度見せてあげよう。 posted at 01:57:14

旅に出ても古書店めぐり/ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン[早川書房:ハヤカワ文庫NF]

旅に出ても古書店めぐり (ハヤカワ文庫NF)

旅に出ても古書店めぐり (ハヤカワ文庫NF)

 そもそも「古本愛好家」「古本マニア(オタク)」「古本が趣味」等の人種は何だろうと考えてみる。というのも古本屋好き・古本好きな人が日本文学を好きだったりノンフィクションが好きだったりミステリーが好きだったりSFが好きだったりするかというとそうでもないからで、確かにそれらをたくさん読んでいるだろうが、好きの度合いで言うと「古本・古本屋」>「純文学・ノンフィクション・ミステリー・SF」となるのであって、大体「ミステリーが好き」「この作家が好き」であるなら今は電子書籍という便利なものがあるのだから古本屋に行ってわざわざ汚い古本を買う必要はない。事実、実際、本に囲まれている作家や大学教授が皆古本愛好家かというとそんな事はない。と言うより、古本愛好家というのは、俺がまさにそうだが、時代から取り残されたうだつの上がらない平凡以下の庶民が多い(「多い」であって、そうでない人もいますよ。念のため)のであって、しかし、だからこそ、古本愛好家達の悲喜こもごもの物語は面白いのである。
 なぜ我々は古本を求めるのか。その本に書かれてある情報を入手する事が目的なら電子データでもいいわけであり、更に言えばその情報をわかりやすく解説してくれるもの(インターネットサイト等)があれば本(情報)などいらない。普通の人ならそうなるが、しかし我々は「本」という形にまずこだわる。情報は「本」という、片手で簡単に取り出す事のできる「もの」の中で完結しているのであり、例えばタブレットなどという、一定時間が過ぎたら電源が切れてしまう機械よりも、「本」の方が優れている事を我々は知っている。だから本を選ぶのであるが、それならば新品でもいいという事になる。確かに新品の本を1ページずつパリッパリッとめくりながら読むのはいいもので、そこには役に立つ情報もあれば人生が楽しくなる情報もある、役に立つわけでも人生が楽しくなるわけでもないがなぜか面白い本もある。そういう本が、10年前に「新品」として、50年前に「新品」として、100年前に「新品」として世に出て人々に受け入れられ、しかしほとんどが忘れ去られていったのであり、それらの本は今はもう汚くなってしまったとしても新品として売られていた時代の空気とそれを読んでいた人々の感覚を残している。本を通して、その時代の残り香と人々の息遣いを感じる事ができる者が古本愛好家となり、お目当ての古書・稀覯本を求めているうちに「本の内容とは関係ない」物語に足を踏み入れていくのが本書であった…などと言うと日本の古本マニアのように「1万円で買った古本が別の古本屋で百円で売られていた話」や「古本行脚の旅」等を想像しがちだが、そこはアメリカであるから、コレクターである作者夫婦は古書業者や他のコレクターと実に社交的にフランクに会話し付き合っていく事になる。古書市で本を眺めていると「ああ、この短編集は素晴らしいですよ」と店主が話しかけてきたり、全米最大の書店チェーンの開店レセプション(そんなものがあるのかアメリカは)で「うちの稀覯本研究会の会合に出ませんか」と強引に誘われたりするのを読んでいると日本人である俺からすればリアリティがなく、小説でも読んでいるような気分となり、しかし小説だとしても登場人物達は皆親しみやすいコレクターや古書業者やその他古書業界関係者なので嫌な感じはしない。
 コレクターや古書業者と交際を深めつつ作者(古書マニア夫婦)は12世紀の本に実際に手を触れ、19世紀初頭のスキャンダラスなグループに好奇心を掻き立てられ、ある博物館の図書室で誰もが知っている18世紀の小説の創作ノートを見学し、イギリス王室のオークションに出かけ、古書市で同じ趣味を持つ者同士で楽しくお喋りしていくのであった。いいなあ。俺もこんな風に気軽にウィットに富んだトークを楽しみたいものだが…まあアメリカはアメリカ、日本は日本ですからな、やっぱり俺は黙って本を物色している方がいいか。いきなり「興味をお持ちの分野は?」とか話しかけられても困るわなあ。それで「昭和40年代後半〜昭和60年代までの週刊誌を探しています」「SFアドベンチャーを探しています」とか言って、「ああ。それなら、うちにはないですけど、知り合いの古本屋が持っていますよ。紹介しましょうか」みたいに会話がうまい具合に転がるならいいが…まあ無理ですわな。アメリカの古書市に行ったらどうなんのかなあ、一生に一度はアメリカに旅行に行って…ホワイトハウスを見たいと思っとるが…古書市なんかには行けんわなあ、でもなあ…。
   
 対照的に、マリアブの古書市はむしろパーティに近く、和気あいあいの感じだ。入った途端に、騒々しい物音が耳に飛び込む。客達の年齢も相対的に若く、服装もカジュアル。人々は物を食べながら歩き回り、雑談にふけり、軽口を叩き合う。こっちのブースの業者があっちのブースに腰をかけて、こんな事を客に言う風景も珍しくない。「ああ、この店の本はよくないよ。うちのブースへいらっしゃい」
   
「ジョンです」
「こんにちは、ジョン。ナンシー・ゴールドストーンです。これは『ビブリオ』の取材なんですが、あなたが昨日『サザビーズ』の競売でお買いになったチャーチルのセット物の事で、少しお訊ねしてもいいですか」
「ナンシー、その『ビブリオ』というのは何だね?」

日曜の夜は古本で癒されましょう、来た女は中国の、俺も負けてられんシリーズ

4月1日〜2日

  • お、もう4月になったか。早い話ですが今年の日本ラブコメ大賞は一般部門が豊作で成年部門はうーん…という感じがしそうですがとりあえず本館を更新しましたよ(d.hatena.ne.jp/tarimo/20170401)。時は昭和元禄の1968年、今は2017年。うーん…どっちもどっちやねえ… posted at 23:49:04
  • もういい加減にしろと俺も思うが18きっぷを使って遠くに行きたい、しかし所詮は図書館と古本屋で満足するのが俺・その1・栃木県立図書館(着いたのが16時50分、閉館17時。駅から遠いからね…) pic.twitter.com/jsxI9Alfn3 posted at 23:56:37


  • もういい加減にしろと俺も思うが18きっぷを使って遠くに行きたい、しかし所詮は図書館と古本屋で満足するのが俺・その2・まんだらけ宇都宮店とメロンブックス宇都宮店。まんだらけメロンブックスという組み合わせがまたいいね。 pic.twitter.com/WgKAdZy4pq posted at 23:58:56


  • @shomotsubugyo 建物自体がそんなに大きくないんですけど、まんだらけやらメロンブックスやらアニメイトやらが適度に密集していい感じです。年に1回はここに遊びに行きます。 posted at 00:13:06
  • @shomotsubugyo 2階に行くと飯食っている人がいたりして、何となく落ち着かなかったりします。 posted at 15:48:42
  • 日曜の夜は古本で癒やされましょうシリーズ、昨日宇都宮のまんだらけで買ったやつです。これ、国会図書館にもないんで(別の出版社版ならある)、そういう本が俺の手元にあるのは…喜ぶべきか悲しむべきかなんですが、しかしこの昭和臭さがたまらんね pic.twitter.com/faF95cVVFp posted at 23:26:39


   
5月27日〜28日
  • それでまあ最近サボってましたが本館の方を更新しました(d.hatena.ne.jp/tarimo/20170527)。実は先週、参議院特別参観に行ってきまして、とにかく片っぱしから写真を撮ってきたのでそれを載せてあの時の興奮よもう一度というわけです。俺が国会だ、俺が政治だ(意味不明)。 posted at 23:13:16
  • ではここでも写真を載せよう。予算委員会に使われる第一委員会室…の横にある喫煙ルーム。見ているだけで狭さが伝わってくるようでしたね。 pic.twitter.com/1dTo5wHJQb posted at 23:17:55


  • 物販コーナーで買った「国会議事堂」の文字が入った4色ボールペン。これを会社で使うと疲れが少し回復するのです。 pic.twitter.com/TFrqtlDjRs posted at 23:20:43


  • というわけで宴が終わればいつもの日常に戻らなければならないので今日は五反田遊古会に行ってきたね。やっぱり100円200円の本に一喜一憂している方が俺らしくていいわな。 pic.twitter.com/P1UmpCOH5J posted at 23:32:35


  • 風俗(デリヘル)でたまにある話。「何時スタートにしますか」俺「えーと、17時で」「はい、17時ですね。時間厳守でお願いします」俺「はい」→俺「16時55分か。電話しよう」「はい、⚪︎⚪︎デリヘルです」俺「17時に予約した⚪︎⚪︎です」「はい、女の子は17時30分頃に」俺「待てコラ posted at 14:30:55
  • さて明日からの会社に備えて早く寝る…わけもなく昨日の五反田遊古会で買った本を載せるか。最近は雑誌ばっかり買ってます。相変わらず統一感がないなあ…。 pic.twitter.com/xAY7Vaby01 posted at 22:58:30


  • 「別冊幻影城」1976年9月号に、当時の神保町の地図が! これはいい、何となく当時の様子が目に浮かぶようではないですか。「三省堂」「書泉グランで」「小学館」の文字がたまらんね。 pic.twitter.com/9CrD8w45ed posted at 23:07:28


   
6月10日
  • お、そうでした春クールは「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」を見ることにしました。…と言ってもまだ2話しか見てませんが…何と井上喜久子が…ファンクラブに入っていたのはもう10年前か、あの時何歳やったかな、という事は10年経ったから今やもう… posted at 23:24:38
  • それで今日は3年ぶりの「裏東京毒探偵突撃古本屋」を更新しましたよ(d.hatena.ne.jp/tarimo/20170610)。とは言え「特別編」で、言ったのは千葉県市川市ブックオフ古本市場・ブックマーケットが併存しているところがあるので行こう行こうと思っとったのよ。ああ楽しい楽しい。 posted at 23:32:10
  • で、酒飲めなくてもキャバクラに行ってもいいのだ、こっちはソフトドリンク、キャバ嬢には酒飲ませればいいんだという事がよくわかったので、気が向いたらまたキャバクラに行ってもいいかなと思ったわけですが、問題は金で…平気で3万とか4万とか取られるわけです。ありゃハマったらヤバいですよ… posted at 23:38:04
 
7月15日
  • 「少し忙しい」「まあまあ忙しい」程度なら本屋古本屋図書館に行けばリフレッシュできますが、「めちゃくちゃ忙しい」時は風俗に行きます。で、今日行ったわけですが、そこが「デートコース」があるというんですね。じゃ、まあ、それもお願いしますと言いまして、結構ドキドキして待ってたらですね、 posted at 21:22:08
  • (続き)来た女は中国の人でした(中国地方じゃないよ)。まあ、でも、日本語うまいから大丈夫かと気を取り直すも…この女が横に俺(客)がいるにも関わらず、ずっとiPhoneをいじっとるわけですわ。友達?とLINEを中国語(中国地方じゃないよ)でしとるんですね。それでも最初は我慢して、 posted at 21:26:59
  • 「友達ですか?」「LINEとか便利ですよね」とか言って何とか会話したんですけどね、二人で公園のベンチみたいなところで座ってたら…ゲームを始め出して、こらあかんわと3時間のところ1時間弱で「もうええわ」と言って帰りました。もちろん金は最初に女に渡しておりますので、2時間分を posted at 21:32:40
  • 2時間分ゴミに捨てたと同じですな。これやから外国人はなあ、やっぱり風俗で外国人はいかんですな。なに「そもそも風俗に行くのがいかん」と? うーん、それは…やっぱりねえ、俺もリア充に負けたくないというかね、リア充が手を出せない裏の世界をこっちは行ったるでという決意みたいなやつです。 posted at 21:40:12
  
7月29日
  • 夏祭りシーズン、リア充にとっては楽しくハッピーなシーズンなのだろうが俺のような非リア充にとっては腹が立つシーズンだが…今日は夕方から夜までずっと雨で、駅には残念そうな顔をしている若い男女が大勢いました。やはり世の中こうでなくては、思い知ったかリア充めと大変気分の良い土曜日でしたね posted at 22:47:57
  • もうこの調子で週末はずっと雨を降らせたらどうですか神様とも思ったんですが、それではコミケの時困る、まさかコミケのある週末だけ雨はなしね、特例でねというわけにはいかんからね、いやあ、世の中うまい事いかんですわ。とりあえず18きっぷを使ってどこかに行って憂さを晴らしますかな。 posted at 22:53:20
  • そんでまあ毎度のことながらブックオフに行ったわけですが、「美術館パンフレット」がまとめて売ってありました。あいにく俺はそっち方面は疎いのでよくわからなかったんですが…結構面白そうでしたね。こういうのが何気なく、でも大量に置いてあるからブックオフ通いはやめられんのよね。 pic.twitter.com/TsTi3isT7H posted at 22:59:12


  • そんなこんなで今日も生きています、ツイッターばかりやっても仕方がない、あくまでブログの方がメインですので「脱走と追跡」を更新しましたぜ(d.hatena.ne.jp/tarimo/20170729)。何と、天下の筒井康隆ですよ。俺も筒井に負けずもっと罵詈雑言の暴言を…うわ何をやめてくれうぎゃあ posted at 23:12:21
  
8月5日
 
8月11日〜12日
  
8月13日
  • おはようございます、アホです。負けてられんシリーズ3日目はコミケですのでいつものように自転車でビックサイトまでひとっ飛びよ(自転車がもう…本格的に錆びて…) pic.twitter.com/B5zmgCifTN posted at 08:34:55


  • 会場の遥か手前から既に並んでいます。もうコミケが始まった。 pic.twitter.com/VoLXy4MOQF posted at 09:03:43


  • まだ動きません。持ってきた国会図書館月報も読んでしまって眠くなってきた。時々来る風が気持ちいいのよ。 posted at 10:37:02
  • 買った買った、余計なもんもだいぶ買ったがそれでいい、企業ブースに行こう pic.twitter.com/LNmMjx1auG posted at 13:27:47


  • げ、今、気付いた。帽子がなくなっとるやん。 さては押し合いへし合いのあの時に…。 posted at 13:38:34
  • @shomotsubugyo お!さすが研究熱心な書物蔵さん、お目当てのものは買えたようですな。 小生はもう少し頑張ります。戦利品はまた夜に露悪的に見せます。 posted at 14:32:13
  • @shomotsubugyo まあ、それこそ国会図書館行った時に、6階の食堂の横のコンビニに売ってますから、何となく買ってしまうんですよねえ。 内容的にも…「図書館雑誌」より面白かったりして…(いかん、会員なのでこれ以上は怒られる)。 では小生もそろそろ離脱します。 posted at 15:15:56
  • @shomotsubugyo なるほどなるほど。いつも勉強になります。 門仲も大変なようですが、こっちはビックサイトで遅い昼飯を食って…そろそろ戻ろうとして…またあの自転車に乗るのかと思うとベンチに座って休憩して…いつ退散するのかというか…。 posted at 16:12:40
  • そりゃそうだ pic.twitter.com/Rx29r0lcki posted at 17:07:22


  • ビックサイトの時の俺「勢いが必要なのだ」 今の俺「勢いって怖い…」 pic.twitter.com/bm21PZAc8c posted at 21:17:52


  • 我ながらようやるわ(乾いた笑いしか出ない)。 pic.twitter.com/Pb6sZHhJHR posted at 21:43:16


  • あと、我が故郷に関する同人誌があったのでこっちも載せよう。俺は「カツとご飯さえあればサラダなくても大丈夫」派です。「サラダないと駄目」派ではありません。 pic.twitter.com/k5LTxkNwFW posted at 21:55:40


  • @shomotsubugyo そうなんですよ、いわゆる真面目な人から怒られるとわかっていてもこういう事するのが好きなもんで。 posted at 22:54:29

巨船ベラス・レトラス/筒井康隆[文藝春秋]

 文学などというものはこの平成の世の中にはもうない。なぜなら今や人々は文学に真剣に向き合おうとはしなくなったからで、情報はインターネットで無料で入手し、難しい用語や現象もインターネットで「素人にもわかる解説」によって解決し、不安や戸惑いすらも「Yahoo知恵袋」等のインターネットによって解決でき、安く手に入るようになった車に乗って商業施設へ繰り出し、「女子会」「婚活」の名の下に性欲を発散する事が社会的に公認され、アニメ漫画ゲームが飽和状態の更に上を行く飽和状態となった社会において、そしてこれが一番重要な事だが「権威」「エリート」がマスコミや一般市民(2ちゃんねる、SNSに誹謗中傷を書き込む人を想像せよ)の格好の餌食となり誰もが偉くなりたがらず「庶民的」である事を事実上強制されるようになった社会において、「文学」は消滅した今、存在しているのは「文字で書かれた読み物」であって、それは人々の趣味の一つとして、「ゲームをする」「ゴルフをする」「株取引をする」「美味しいものを食べる」と同じ選択群の一つとして「本を読む」事が存在するのみである。そのような現在において、それでも新聞・週刊誌・書籍・本屋・図書館・印刷所・マスコミ・広告の世界に生きる人、「文学」に愛憎半ばする感情を抱える人、「本を読む」事を趣味とする人はどうすればいいかというとわからない。何と。わからないのだ。その昔「文学は人生の地理歴史を教えてくれる」と教えてくれたではないか。文学がなければどうやって地理歴史を調べればいいのだ。いや違う違う、「文学は人生の地理歴史を教えてくれなかった」事にやっと我々は気付いたのだ。高度で難解な文学作品を目指してきて「売れなくてもいい作品」「資本主義的な多産性を求めてはいけない作品」「真にそれを求めている少数読者のための作品」を良しとする風潮が続いて、あげくの果てには「誰が読んでも何がなんだかわからないと思えるからこそ興奮する」「批評家にもどう批評していいかどう評価していいかわからないのが素晴らしい」と吠える輩まで出てきたからこうなったのか。いや待て。そうは言っても地方には「立身出世を求め、名声欲に駆られ、有名作家への呪詛を吐き、自分を認めようとしない文壇や今の文壇の風潮を良しとして人気作家をもてはやす世間一般社会普通の読書大衆乃至マスコミに気も狂わんばかりの怒りを抱える」作家志望者がわんさかいるではないか。それで講演のさなかに野次を飛ばしたり楽屋にやってきて議論を吹っかけたりした後であの作家をやりこめてやったと言って仲間うちで自慢したりする、プロを憎む事が自分達の文学の表現だと思っている、こういう連中の恐るべき憎悪を受け流しつつパソコンとインターネットとアイフォンとSNSの時代であるから著作権というものを知らなかったり著作権法違反ではないと勝手に甘く考えて平気で著作権侵害をやる連中にも対処しなければならんのだ。何という世の中だ。とは言え文学がなくなったと言っても「本を読む」行為をする人は徐々に確実に減っていくとしても一定数は残るだろうから、その人達とその人達を飯の種にする業界は今後も残るであろう、とすればやるべき事はその一定数をがっちりと掴んだ上で徐々に「本を読む」人口を増やす事だ。
 とここまで書いて俺の不細工な文章にもう我慢できなくなったのか作中人物達が突如としてやって来て話し始める。「現代文学を書いている若い連中は古典と言わず大衆小説と言わず、そもそも本当に面白い小説を山ほど読んではこなかった連中だ。つまり現代は、私みたいに学校の勉強をほとんどせずに小説ばかり読んできて落第すれすれの成績でありながら何とか大学を出られたなどという時代ではないのだ。たまにはテレビを見たりしながら落ちこぼれないために勉強をし続け、塾への行き帰りに漫画を読むのがせいぜいだった連中が大学で文学理論だけ学んで小説を書こうとしても無理な話だし、大体この連中が学業をおろそかにしてまで夢中になれるほど面白い小説は既に僅かになっていた」「編集者である我々がずいぶん遠慮しながらここをこうしてはどうだろう、ここの部分を書きなおせばずいぶんよくなる筈だからと注文しても彼らは腹を立て、書き直す事もなく、腹立ちまぎれもあるのか直ちにそれを他者のノベルスに持ち込んで出版させてしまったもんだ。彼らにしてみれば一ヶ月に一冊とか二冊とかを書き飛ばしていかぬ限り生活していけないからのんびり書き直している余裕などないしそんな根気もなく、大体努力する気もない。どんな書き飛ばしをやるかというとそれはもうひどいもので時にはほとんどのページの下半分が真っ白という事もあった。枚数を稼ぐために会話ばかりでつないでいくんだね。状況説明も環境描写も全部会話でやってしまう。そんな具合にして早く書かないと生活費が稼げない。何しろ人気作家のものを除いては数千部しか売れないので印税収入は一冊につき数十万にしかならないからね。ろくな作品ではないからあまり売れないし、読んだ読者はあまりの面白くなさ無内容ぶりに驚き呆れて二度と買おうとはせず、ますます部数は低下し、そのため作家達はますます書き飛ばしの量産を強いられる事になるという悪循環に陥っていった。また昔はある社がホラー大賞というものを作って沢山のホラー作家を登場させた。何しろ『ホラーおたく』と言われている連中は映画や漫画でホラーを山ほど見てきた連中であって小説修行こそしていないものの凄いアイデアの一つや二つは必ず持っていたから最初は簡単に受賞できてもあとが続かない。あの連中は一体どこへ行ってしまったんだろう。百人以上はいた筈だがね。不思議でならない」「本当は少女漫画にしたいんだけど、絵が描けないから仕方なく小説にした、というのが最近は多いよ。若い女の子が書いている作品だけどね。恋愛感情や海外体験や家庭問題や、みんな生活感が出ているし日常の細々した描写や感受性は大したもんだと思う。だけど読書等の勉強はしていないし世の中の事を知らないし、新聞もあまり読んでいないんじゃないかなあ。拡がりがない。男女いずれもせいぜい同世代の小説を読んで、それも特に新人賞を受賞した作品を読んでそれらをお手本にして、純文学偏差値的にお勉強したみたいな作品ばかりだ」。作中人物達がそれぞれ淀みなく話し続けている舞台にまた突如としてやってきたのは何と直廾賞落選のため作家四人を殺した別の作品の作中人物である。しかしその作家四人を殺した別の作品の作中人物は淀みなく話し続けている彼らではなく俺に話しかけてきた。「殺される奴がいないじゃないか」。

特別編2017

 この世に生を享けて34年、このブログを始めた3カ月後に上京して12年、兵庫県糞田舎で怠惰と惰眠を貪っていればよかった人間が東京で好き放題の暴虐の限りを尽くしてまだ生きています、皆さんお元気ですか、このブログはもう12年やっておりまして、最近はツイッターの方がメインになりつつありましたがそうではありません、所詮俺はアホの変態のキチガイなのでありまして、それを広く天下に知らしめるためにも今日もどこかの図書館やらブックオフに行くのであります、なぜなら俺は天皇だか(以下略)。
 というわけで今日は土曜日で休み、明日も休みでつまり連休でして、俺のようなアホの変態のキチガイが連休をもらえるとは大変ありがたい話なのでありまして、更に言えば昨日金曜日は会社の人達と飲みに行ってそのうちの一人がキャバクラ好きとあって二次会ではキャバクラにゴー、23時頃より朝の5時までその先輩に付き合って大変面倒臭い目に遭ったのでありまして、そんな事をしとるから読むべき本を読まずに積まれる一方なのだ、そのくせ最近は古書まつりに行ったりしてアホの一つ覚えのように買いまくるので方々から不評を買っているわけですがそれでも俺は天皇だか(以下略)。
 で、家に着いて眠りについたのが6時頃で12時頃にのそのそと起き上って、○○が痛いくらいに×××しているので△△をすれば元気だわっしょい、押せば勇気の泉湧く、指圧の心は母心、あなたはいつでも蝶よ花よ、どうせ二人この世では、で家を出て幸せそうな人々を見渡してマクドナルドで昼飯、隣に座っている40代後半くらいのスナックのママ?2人組の会話に聞き耳を立てよう。
A「束縛されるの嫌だって言うわけよ。いやいやいやちょっと待てよって。別に予定立てるだけだからいいじゃんって。とりあえず書けって」
B「うんうん」
A「大体、いつ休みかお客さんに聞かれるじゃん。ムカタ(ムラタ?ムナカタ?)ちゃん今日は?とか」
B「ねえ、こっちが気を遣ってるのにねえ」
 別に聞き耳を立てる程ではなかった、というより時間の無駄だったとマクドを出て電車に乗って、痴漢に間違われないよう片手は吊革、もう片手は本を持って準備万端だが周りは男ばかりなので別にいいか…と油断して3〜4駅ほど通過して気が付けば周りは女だらけになっていたので口角泡を飛ばして女どもを蹴散らして、まずはメトロ東西線原木中山駅から歩いて2〜3分で市川市立信篤図書館。

 ほう、これはまた…ずいぶんと牧歌的というか懐かしい図書館というか…築30年くらいの建物の味が出ておりまして、清潔で整備された都会的な図書館もいいがこういう図書館もいいものですが…入ったのが16時半頃で17時閉館なので16時50分頃には出て、ここからは何と6年前と同じコース(http://d.hatena.ne.jp/tarimo/20110625)を辿るわけです。2011年6月の俺が今そこに…という事は今から6年後の2023年6月の俺も今そこに…いやそんなんええから京葉道路どこやねん、逆方向歩いてもうとるやんけ…でまず向かうはブックマーケットエーツー中山店。

 店に入ると少年達の声がうるさいのはカードゲームで盛り上がっているからか、そんな大勢で群れて何になる、一人になって図書館に行ったり本屋に行ったりしなさい、大人になれば一人で風俗に行く事にも抵抗はなくなるのだわはははははと口角泡を飛ばしてとっとと買おう。

 自動販売機でオロナミンCを買ってグイッと飲んで元気だわっしょい、俺は日本の捨て石世界の捨て石、闇に紛れて花が散る、あなたはいつでも血と薔薇よ、どうせ二人この世では、で西側に歩けば古本市場鬼高店。

 ありゃ、こんなに清潔で整備された感じでしたかね、もっと雑然としていた印象がありますが何せ6年前の話です、28歳の若さが感じられない若僧は6年が経って更に老けた感じになって大変よろしい。さっさと買え。 7月からのアニメが楽しみですね。ここだけの話、日本ラブコメ大賞2017では結構いいところまで行きそうですが、詳しくはノーベル文学賞予想屋に聞いて下さい。そこから歩いて5分ぐらいでブックオフショップス市川店。

 最近、「本以外にも何でもあります」なブックオフが増えましたが…「本以外」に興味がないんでね、DVDとかBRならともかく…古着とかギターとかねえ、まあ好きな人は好きなんでしょうけど…どうですかねえ、うちの会社でもそうですけど、主要事業が傾いた時にどうするかですな、非主要事業に力を入れるのか、あくまで主要事業に金も人も投資していくか…まあそれは本当に経営判断で、その結果会社が復活すればよし、駄目ならさよならという事で、しかし今日の俺は悩めるサラリーマンではなくてアホの変態のキチガイ天皇だから(以下略)。さっさと買いなさい。
こみっく☆すたじお(3) (ヤングマガジンコミックス)

こみっく☆すたじお(3) (ヤングマガジンコミックス)

 ここだけの話、この作品も日本ラブコメ大賞2017では結構いいところまで行きそうですが、そうは言っても年末にまたあんなわけのわからん事をするのかという…別に毎年やらんでも2年に1回とかでもええんちゃうん…とも思うのですが、まあそれは年末の俺に任せよう、やはり自分の趣味にどっぷり浸かると楽しい楽しい、俺は天皇ではなくラブコメなのだ(以下略)。
 というわけであとは帰るだけだが6年前と同じようにJR下総中山駅まで歩こうと足を伸ばして、5分ほどして足が重くなってああやはりあれから6年経ったのだ、疲れが出るのが早くなったなと実感しつつ「永神秋門」と違って「裏東京毒探偵」シリーズは楽やからええわ、また来月あたりやろうかなと決意を新たにしてまた来週。