特別編 裏京都毒探偵突撃古本屋(1)

 27歳になって最近とみに感じるのは躁と鬱の落差がなくなってきたことであって、例えば5年前ならば楽しい時は(主に本屋めぐりをしている時はラブコメを読んでいる時は)我が世の春を謳歌している気分であったが、辛い時は(主に仕事中や包茎である我が息子をじっと眺めている時は)今すぐ死ぬべきだと思いながらも死んだって何もならへんしなあと暗澹たる気分であった。時同じくして開始せられたこの「ラブコメ政治耳鳴全日記」にもその片鱗は見られよう。良く言えば俺にもそれなりに感情の激しい時代があったということなのだろうが、最近そのような感情の上下がなくなってきて代わりに台頭してきたのが「焦り」である。27歳と言えばこれはもう「アラサー」なのであり、俺が結婚できないのは既定路線であるから俺は俺一代限りなのであって、そろそろ本格的に仕事や家族に何かあった時の面倒などの社会的生活を中心にすることが必要ではないかと腸を煮えくり返して考えている。その焦りを解消する手っ取り早い方法として仕事や会社の立場が有利になる資格取得があるが、最近やたらと「裏東京毒探偵シリーズはもうすぐ終わる」と連呼するのはその流れの一つなのである。
 しかしながらブックオフ古本市場に行き永神秋門攻防戦を連戦連勝するという俺の「個人的生活」がなくなるわけでもないのであって、むしろこれまで気楽に毎週のように足を運んでいたのが月1〜2回に限定されることによってより濃密にいやらしく、その全てを吸い取ってやろうと妖しく蠢くかもしれない。というわけで今年の夏休みも例年通り「地方都市のブックオフ等を巡り巡る」旅へと出かけるわけであるが、新潟・広島・名古屋・横浜・札幌と制覇して他に地下鉄等の公共交通機関が整備されているところと言えば残るは京都と福岡ぐらいしかないが、福岡には仕事の関係で何度も出張しているので(4月に2回、6月に1回行っている)今回は京都に行くことにしよう。千年以上の歴史を持つ古都に世界のラブコメ王・平成日本の廃棄物・天下の糞阿呆と言われる俺が乗り込むわけで、彼らの震えは一日中続いたと言われるが、なにブックオフとか古本市場とかに行くだけです。
 というわけで時系列で書くと13日(金)も休むことなく会社に出勤し、お盆休みで半分ぐらいの人が休んでいるので仕事をする振りをして時々会議室に忍び込んでは本を読んだり○○をしたりして我が世の夏を謳歌し、19時前には上司先輩数人で飲みに行ったわけである。と言っても俺は下戸なのでもっぱら注ぎ役であり、一人場違いな奴がいてやたらと周りの人や俺に説教じみたことを言ってくるので「はあ、まあ、気を付けます」と言ってコーラを飲み何とかパスタをズルズルと食べ、その店を出たのが22時頃だったのでもう一軒行きましょうかという雰囲気になってその場違い男もついてきそうだったので「おっ。○○さん、どないですか、次行きますか」と言ってやると嬉しそうに「いやいや俺帰るよ帰る」と言って帰っていった。もちろん本気で場違い男を誘ったわけではない。こういうテクニックを駆使できるようになったあたり、俺も大人になったなあという気がしますね。
 場違い男がいなくなれば気さくな先輩ばかりなので大いに経営陣の悪口を言い女社員の噂話をして(○○課のあの女はアバズレ、××課の女は30過ぎてまだ合コン好きだが相手にされなくて怒って帰るを繰り返している)その居酒屋を出たのは2時頃であった。先輩の一人がまだ話し足りないと言うのでタクシー乗り場の近くにあるベンチで話そうとするも、4つあるベンチにはいずれも20歳前後の若い男が座ってゲーム(DSか何か)をしていた。そのうちの一人が大きな紙袋を持っていて、その紙袋を一目見てコミケ帰りとわかった。いや、2時過ぎでここにいるということは朝一番の電車でビックサイトに行くのだろう。確かにこのあたりは東京ビックサイトからまあまあ近いところではあるが。ちなみに俺は今年コミケには行かないが、それは昔のように「あの人たちオタク、俺ラブコメ」と非常にしょうもない差別意識を持っているわけではなくただ仕事の関係で京都に行ける唯一の機会がコミケ開催日と重なってしまっただけです。大体、人ゴミが嫌いな俺が3年連続であのような、人が蟻のようにひしめく蒸し風呂のようなところに行ったこと自体が異例のことなのだ。
 先輩のタクシーに同乗させてもらって家に帰ったのはもう3時頃で直ちに寝て、起きたのは11時半頃でそれから掃除とトイレ掃除をして下着をカバンに詰め込んでまた眠くなったので1時間ほど寝て(これが後に痛手となる)、寝ぼけた状態で自慰をしようとしたのでこのボケさっさと起きんかいと幼馴染に起こされ、「ラブコメ政治耳鳴全日記」に「脱走と追跡の読書遍歴」を投稿して相変わらずいまいち使い勝手がわからないツイッターにつぶやいて家を出たのは15時頃、まだ昼飯を食べていないが昨日の夜は日付が変わっても断続的に食べ続けたのであまり腹は減っていないのでまあいいかと(これが後に痛手となる)家を出て最寄りの駅へ向かう10分の間に俺の歩く方向と反対にすれ違うのは10〜20代の若者ばかりで、今日夜に行われる花火大会の会場へ一斉に向かっているようだった。この前ツイッターに「『合コンに行く』『クリスマスパーティーに行く』『誕生日会に行く』ような奴は殺してやりたいほど憎いが、夏祭りに行くとなればそんなに腹は立たない。日本人の原風景だからね」と書いたが、そうは言っても目の前を20歳前後のカップル(女は浴衣姿)が一つ、二つ、三つと俺の前を通り過ぎると憎悪の感情がメラメラと俺の胸を焼くが、女たちの顔をじっと見ると顔全体は不自然に白いのにまつげや目が不自然に黒いのがやけにグロテスクに見えた。いや俺も風俗嬢を相手にすることがあるから厚化粧は見慣れているが、この「グロテスクに見えた」は俺の偽らざる感想である。
 夜20時には京都に着きたいが、もちろんこの俺が普通に東京駅から新幹線に乗って京都に行くわけがないのであり一昨年に名古屋に行った時のようにとりあえず在来線で西へ行けるところまで行ってまずは横浜駅

 おお懐かしい。「裏横浜毒探偵」が去年の3月だからもう1年以上前になりますか。まあ、あの頃よりはだいぶ利口になったかな俺もと感慨深いものがあります。一昨年と同じように「相鉄ジョイナス」というところに入って記憶を辿りにブラブラ歩いていると一昨年と同じくカレー専門店があって腹も幾らか空いてきたのでビーフカレーを食べよう。時刻は16時頃で俺の他には2人しか客がいなかったが、そのうちの一人(40過ぎの男)がタバコを吸っていた。よく知らんが神奈川県ってそういうのいかんのじゃないのか。当然灰皿はなく、男はタバコを携帯用灰皿のようなものに押し込んでいた。
 さて更に西へ行こうととりあえず小田原まで向かおう。当然新幹線で行けばいいものをわざわざ在来線で小田原まで行くわけであるから電車はガラガラだろうと予想するも車内は座れないどころかかなりのギュウギュウ詰めで、一昨年は余裕で座れたというのは記憶違いかなあと思うも平塚駅でほとんどの乗客が降りたので座って本を読み始めやがて寝て(家で8時間寝て更に1時間寝たというのに)、あっという間に小田原。

 時刻は17時20分頃であり、そろそろ新幹線に乗らないと京都に着かないのではと時刻表を見て、しばらく状況が把握できなかったがまとめるとこうである。今から17時37分発名古屋行きの「こだま」に乗れば名古屋に着くのは19時59分であり、そこから京都に行くには20時10分発の新幹線に乗るのが一番早いが、その場合京都に着くのは20時59分である。これでは20時に京都に着かない。なぜ20時に京都に着きたいかというと大抵の本屋は21時で終わるからである。いや21時を過ぎてもやっているところはあるかもしれないが、俺の経験上駅前の大型書店というのは21時閉店がほとんどである。まず移動日である今日、本屋でサラ本を買い罪滅ぼしをして、翌日ブックオフ古本市場を回るというのがいつもの旅行のパターンであるから今日は本屋に行かなければならない。京都駅前にどの本屋があって何時閉店か調べなかったのが悔やまれ(調べたのは京都市内にあるブックオフ古本市場の位置だけである)、8時間寝て更に1時間寝たことを悔やんだが、今更そんなことを考えても仕方がないので17時41分発の東京行きの「こだま」で新横浜駅まで戻り(17時57分新横浜着)、17時59分の新横浜発の新大阪行きの新幹線に乗れば20時3分には京都に着くらしいので新横浜駅まで戻ることとなった。何が「利口になった」だ。

第6シリーズ 生命線(15)BOOKOFFパサージオ西新井店

 さあ大変ですよそこのあなた。この俺その俺あの俺、世に蔓延する流行にあらゆる難癖をつけて反逆し白を黒と言い水を火と言い女を風俗嬢と言う俺がツイッターを始めたのですよ。予想通り多くの方から「お前がツイッター?気でも違ったのか。ああそうかお前はキチガイだったな」「お前のつぶやきは長い。くどい。見苦しい」「そんなことより金をくれ」といったご意見を頂き誠に汗顔の至りでありますが、とにかく今年はこれまでの殻を破り色々と試行錯誤を繰り返さなければならないと思っているのであります。というのも既に開始から4年が経ったこの「裏東京毒探偵突撃古本屋」シリーズが間違いなく今年で終わりを迎え、それに代わる新シリーズの候補の一つとして「ツイッターもの」を実験的にやり始めたということであります。やはり「政局好色」と「脱走と追跡の読書遍歴」だけでは華がないというか、ただの独り善がりに陥る可能性が大いにあるのでね。他にも「永神秋門」を月に一回やるという案がありますが、やるとしたら1年限定とかじゃないともう体力が持たんでしょうなあ。
 そんなわけで今日もどこかのブックオフへ行くわけですがそもそも土曜日に行くはずが会社を抜け出せず本日決行ということになり、日曜はあまり出かけたくないんだよなあ次の日の会社に影響が出ないとも限らんしと弱気になって、そんなことでどうするこれから先お前は会社とか家族のこととか自らの健康のこととかでこれまで以上に忙しくなるのだぞその中で生涯の趣味であるラブコメ探索と本屋古本屋襲撃をないがしろにするのかと強気になって大体もう27歳でそんなに若くないのだから(続けようと思えばいくらでも続きますが、とりあえず打ち切ります)。
 そしてまずは図書館へ行って勉強しようということで照りつける太陽に微笑んで図書館の近くにあるマクドナルドでシェイクのバニラとてりやきマックバーガーとポテトのSサイズとコーラのSサイズを頼んで(だから太るんだ)シェイクを飲み干すとバニラではなくストロベリーだったので怒鳴り込んでやろうと思ったが、俺の応対をしてくれたレジの人間は40過ぎの中年女でこれが20歳前後の若い女ならば迷わず罵声を浴びせるところだがこの中年女も若い女たちに混じって働いてさぞやしんどいだろうなあと思いめぐらして何も言えなかった。嗚呼かくも辛い世の中よと(続けようと思えばいくらでも続きますが、とりあえず打ち切ります)。
 で、本日は7月下旬でありますから去年・一昨年と同じようにブックオフに行く前に秋葉原へ行くわけであります。そしてなぜ一年前二年前と同じことをするのかと言えばそういうことをする俺がかっこいいからだ、ではなぜそういうことをするとかっこいいのかと言うとこれは皆目わからない。「そういうことをするとかっこいいと思っている俺」に聞いて下さい。電車に乗っていると浴衣姿の女がスッと俺の手を取ってスッと自分の胸に俺の手を入れようとして俺は「何をするのだ」と言って(続けようと思えば…もういいか)。
 相変わらず工事中のJR秋葉原駅を駆け抜けていつものようにBOOKOFF秋葉原駅前店。

 ここにはいつも土曜の夕方に来て人が多くて辟易していたが、今日は日曜の夕方だからそう多くないだろうと高をくくっていざ店の中に入ると土曜日より多いのではないかというぐらい人で溢れていた。ただでさえ狭い棚と棚と間に人が大勢いて、そこに割り込んで背表紙を凝視するには時間もないし体力もないので適当に買おうもう。18時11分、350円。

 日本ラブコメ大賞2009・4位の重要作品であす。ちなみ本作1巻はちょうど去年の、やはりこのBOOKOFF秋葉原駅前店で買っております。どうしてそんなことをするのかといえばそういう「時」と「状況」を踏まえて購入することがかっこいいからだ、ではなぜそれがかっこいいかのかというとこれは皆目わかりません。お前ひょっとしたら阿呆ではないのか。

 さて次はいつものようにワンパターンでとらのあなでありますが、いつも写真を撮る位置が同じなのでつまらんでしょうからちょっと遠くから撮ってみました(↑)。余計わからんがな。更にいつものように見本誌コーナーでたむろするむさ苦しい男たちの中に入ってラブプラスの話をして(寧々ルートがなかなか攻略できない…)こちらを買う。18時38分、1050円。
なかだしHAPPY END主義 (ポプリコミックス76)

なかだしHAPPY END主義 (ポプリコミックス76)

 なお、本書を買うにあたっては「酒とエロ漫画の日々」のgosplanさんの情報提供・解説を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
 というわけで次はいつものようにワンパターンでメロンブックスでありますが、いつも写真を撮る位置が同じなのでつまらんでしょうからちょっと遠くから撮ってみました(↓)。余計わからんがな。

 ところで去年・一昨年の今日はコミケに行くためにコミケカタログを買っておりましたが、今年はコミケには行きませんので買いませんでした。その代わりコミケ開催期間あたりに「裏東京毒探偵・特別編」として今年も日本のどこかに行く予定であります。などと考えてこちら。18時55分、980円。
ぱいぱいん (エンジェルコミックス)

ぱいぱいん (エンジェルコミックス)

 それで何度も言っとるのだがあの元気一杯なレジの人たちを何とかしてくれんかね。「はい次のお客様ー」「こちらでーす」などと言って「エロ漫画を買っている」という背徳感をきれいさっぱり吹き飛ばされ、出納と商品袋入れ係を男女のコンビでやられ、まるでユニクロに来ている気分だ。次回もこんな感じだったらもう店を変えよう。
 さてここまで経過してかなり体力を使っておりますが、本日の目的地へ向かいます。つくばエクスプレス秋葉原駅北千住駅、東部伊勢崎線に乗り換えて西新井駅、右を見て左を見て目につくのは薄着の華やかな女性や浴衣姿の華やかな女性ばかりでこちとら2万円出さなければ女にニコッと微笑んでもらえない身分なので腹立たしいことこの上ないが、まあそういうことも含めて27歳となった我が身を考えなければならんのですね。色々と難しいですね。というわけでBOOKOFFパサージオ西新井店。

 確かここは5月か6月にオープンしたばかりだったかな。「パサージオ」という複合商業ビルの4階にあるが、エスカレーターで4階に上がるまでに目に入ったのはきらびやかなファッションショップや雑貨屋でまあ俺とは無関係だと思えば腹も立たんわ。廊下の隅にあるベンチに座っていた30歳前後の男が子供と思われる幼児に「25歳までには結婚しないとダメだぞ」と言っていた。このビルは出来たばかりということで清潔感があってこの前行ったロッテシティ錦糸町店を思い出す。客の数もさっきの秋葉原駅前店と違ってまばらで、各棚をゆっくりと物色してやっと楽しくなるが、品揃えの方は悪くはないが良くもないという感じなので適当に非ラブコメ本を買う。19時50分、105円。
スキャンダル (新潮文庫)

スキャンダル (新潮文庫)

 そのようにして今回も無事終わりました。とにかくこの「東京23区のどこかのブックオフへ行く」ことこそ俺にとっては最も贅沢な休日の過ごし方でありまして、たとえ本シリーズが終わっても違う形で皆様に発信していきたいと強く考える所存であります。というわけでまた来週。

第6シリーズ 生命線(14)BOOKOFF吉祥寺駅前店

 どうも憂鬱な日が続いている。せっかく自分達が作った政権を1年も経たずして叩きに叩き、それで結局どうしようというのだろうか。また官僚やアメリカの言いなりとなってほしいのだろうか。或いは中選挙区制に戻してあの派閥全盛時代に戻りたいのだろうか(「政局」を無上の好物とする俺はむしろそっちの方が好都合だが)。よくわからない。一瞬の快楽のためには自分の首をじわじわと真綿で絞めるのも喜んで受け入れるのが大衆だとしたら…まあ続きは「政局好色」で述べましょう。
 というわけで毎度のことながら土曜出勤して冷房が効いていない社内で力の限り孤軍奮闘、一般職女どもが「冷蔵庫にアイスクリームがありますから、いつでも食べて下さいね(でもそれは上司や管理職の皆さんに言ったのであってお前のような平社員のキモイ奴は食べるな)」と言っていたアイスクリームをぺロリと飲み干し(俺が偉くなったらあいつら全員辞めさせて美人で可愛い派遣を雇うつもりである)、何でもかんでも「政治が悪い社会が悪い」という目立ちたがり屋ではない俺はじっと耐えて17時に退社していつものようにどこかのブックオフ等に行きましょう。本来なら明日は選挙当日であるから前日である今日は去年の総選挙の時のように全国全選挙区の候補者を頭に叩き込み新聞の情勢調査を熟読すべきなのだろうが、今日を逃せば次にブックオフ等に繰り出すことができるのは更に2週間後なのであり、よく考えたら3年前の参院選前日には五反田の南部古書会館に行ってそれから風俗に行っているのであり、何事も前例を踏む俺は(その方が結局いいのだよ、面倒臭くなくて)とりあえず死神と相談して今日も東京の空の下でラブコメ云々と年甲斐もなくはしゃぐのであります。
 とは言えさすがにこの時間から五反田や池袋や鶯谷に行っては時間がないので本日向かう駅が吉祥寺駅であることから当然中野のまんだらけにまず足を運ぼう。久しぶりに電車に乗ると女たちは当然のように薄着になっていて夏の到来を実感するが、あらわな腕や肩やうなじを見ているとヌメリとした肌の感触と鼻を刺激する香水そして厚い化粧の感覚が俺を襲ってきて少々不快。もちろんこれはプロの女性としか接したことがない俺の感覚なのであって素人がどうなのかはわかりませんが、まあ、何を言いたいかというとやはり二次元が最高…というわけでもないか。はて何を言うつもりだったかな。「メトロ東西線で遅れ」の文字が見えたのでJR中央総武線中野駅に着いてブロードウェイの方へ歩くと「日本創新党」と「民主党」の選挙カーががなり合っていた。時刻は18時過ぎでありあと2時間足らずで選挙戦も終わるのだから命の限り叫ぶのもよくわかるが、とにかくうるさかった。毎度お馴染み、意味不明の店の写真。

 ちょっと上の方にブレてしまいました。それにしても何でいつもいつも店の写真なんか撮るんでしょう。自分が確かにここに来たということを天下に明らかにするためかなあ。たぶんそうだろうが、毎度毎度こうワンパターンじゃ恥ずかしくてしょうがないよ。一方店内は相変わらず品揃えが豊富でようござんすが、全てにおいてビニールをかけられているのでブックオフのごとく中身を確認できず、何を言うかビニールかけんかったら全部立ち読みされて終わりやないかそれに中身確認してしょうもなかったら誰も買わんやんけ商売ちゅうのはお客をだましてなんぼじゃと言うのでそれはまあ世の中だますよりだまされる方が悪いですからなあでも俺は中身見なくても大体わかるんですよ日本ラブコメ大賞というやつをもう10年やってますからねえ。18時48分、315円(レジにいた女は白衣のコスプレをしていたが、色気のかけらもなかった。まあ何と比べて「色気がない」と言うかですが、俺のこの偏った経験から「色気がない」と言うとるわけです)。

ひめごと (ヤングチャンピオン烈コミックス)

ひめごと (ヤングチャンピオン烈コミックス)

 中野駅へ戻る途中でいつものようにロッテリアに寄ろうと思ったが、糞生意気な高校生らしき男児たちが騒いでいたので駅方面へ歩き出し、俺の前を路頭に迷っているようなみすぼらしい格好をした老夫婦がずっと「ア、ア、ア…」「ウ、ウ、ウー…」と言いながらノロノロと歩くのを見て涙が出そうになった。だが周りにいる糞生意気な高校生や華やかに着飾った女もやがてはこのようにみすぼらしくなるのだと思うと少し気が楽になった。どうも俺は何かが根本的におかしいみたいだが、そんなことは俺もお前もわかっているのでJR中野駅から吉祥寺駅で降りてマクドナルドに入ってシェイクのバニラとてりやきマックバーガーチキンマックナゲットを食べて(だから太るんだ)応援演説で命の限り叫び果ててBOOKOFF吉祥寺駅前店。

 2月に田無駅北口店に行った時も言ったが、この「裏東京毒探偵」シリーズは範囲を東京23区内の大型古本屋に限定しており、しかし別に23区内でなければならない理由も特段ないので本日23区を離れて武蔵野市へお邪魔した次第である。とは言え23区よりも外だと電車賃も結構なもので、しかも23区外のブックオフを全て行くとなればもう1シリーズ続けなければならなくなるので23区より外を訪れるのは本日限りである。店に入ってみれば秋葉原駅前店のような混雑ぶりでまあ時間がまだ19時半ということもあるのだろうがいい事ですな。さあ踏まれても踏まれてもついて行きます下駄の雪ということでまたライトノベルス様の棚をウロウロして物色するが、本日も断念する。やはり活字になるとハードルがグンと上がるというか、俺はそこらの阿呆どものように夏目漱石芥川龍之介坂口安吾松本清張筒井康隆村上春樹も読んどらんくせして「趣味は読書で、主にラノベ講談社エンタメミステリー何とかを読んでます」というような奴ではないからますます敷居が高くなるのですなあ。別に嫌味で言うわけではないが、俺も一度とことん阿呆になる必要があるか。しかし27歳で仕事もそれなりにこなして自信をつけ始めた人間に阿呆になれというのもなかなか難しいもんですよ。というわけで適当にこちら。20時11分、350円。
ツンマゾ!―ツンなお嬢様は、実はM (えすかれ美少女文庫)

ツンマゾ!―ツンなお嬢様は、実はM (えすかれ美少女文庫)

 ラノベが駄目ならせめてフランス書院美少女文庫ということですが、それにしてもなぜ俺がここまで気を遣わなければならんのだ。お中元でも送ってこい。 
 えー、そんなわけでいつものように変わり映えのしないまま本日も終わるのであります。帰りの電車の中でフランス人らしきカップルが突如大喧嘩を始めたり近所のスーパーでドレスを着た20代後半の着飾った女と40過ぎの部長タイプの中年男の一目見れば不倫カップルだとわかる男女が「ちょっとうちのカミさんが…」「向こうのマンションに…」「別に私は悪くないでしょ」「いいわよ、別に、私は…」と喋っていたのが聞こえたりしたが、ともかく明日は参院選ですので皆さん投票に行きましょう。それでは。

第6シリーズ 生命線(13)BOOKOFFロッテシティ錦糸町店

 「もうお前もええ歳になるんやからブックオフブックオフ言うてもしゃあないで」との内なる声に従って今年からブックオフに行くのは2〜3週間に1回にして、その代わり「脱走と追跡の読書遍歴」(幼稚園児並)やら「政局好色」(大学教授並)やらを載せていたらそっちの方が好評になってしまった。それはまあいいのだが先月久しぶりに風俗レポートをやったら非難轟々お前がそんなに汚らしい奴とは思わなかった今すぐ電子空間から出ていけというようなメールが多数寄せられました。やはり世間様は風俗に行っとるような奴が「『戦後アメリカ外交史』という本を読んで…」などと言うのをお認めにならないようで、俺としては大いに溜飲を下げたものである(使い方が間違ってる?いやこの場合これで正しいのです)。
 てなわけで約1ヶ月ぶりにブックオフに行くわけですがどうして1ヶ月も間が空いたのかというと胃腸炎になったり上司に俺と後輩の格の違いを見せつける必要があったり東京MXで19時半から「美味しんぼ」の再放送が始まったのでその録画をしなければならなかったり包茎の皮をムく練習をしなければならなかったからである。おかげで「ラブプラス」は全くプレイできずやっと凛子の彼氏になったというのにまるで遠距離恋愛のようだと嘆く一方であった。そして今日も会社命令による意味不明のカタカナ資格を取得するために魔の巣窟・新宿の、外観とトイレだけは立派な高層ビルで大都会の空虚さにうんざりして脱出して向かうはメトロ半蔵門線錦糸町駅であるが、その前に髪を切ろうと門前仲町のいつもの床屋に行っていつものように「スポーツ刈りの短め」と言ったはいいが50過ぎの中年女理髪師はなかなか短く切ろうとしないので3回も「もうちょっと短くてもええで」と言うはめになってしまった。知らん人が見たら俺が我が儘を言うとるようではないか。髪なんか短かければ短いほどええのじゃ、朝起きて髪をセットするような男にはなりたくない(あのいけ好かないイケメン後輩の悪口です)。
 さて床屋を出て時刻は14時過ぎなのでラーメン屋に入り(永神秋門でいつも行くところ)ラーメン半チャーハンセットを頼んで本を読んでいると向かい側の四人組の会話が耳に入ってくる。四人のうち三人が建設現場の作業員風で一人が事務方の人間らしく、その事務方の人間が一方的に喋って他の三人はひたすらうんうんと頷いていた。
「やっぱり海外行ったらさ、カードないと生活できないよ。カードを持っている方が普通というかね、それだけ信用力があるということだからね」
「そりゃ現金でもいいけどね。でもいつも現金があるかどうか確認しないといけないじゃん。それよりはカードの方がさ、絶対いいよ。俺12枚ぐらい持ってるからね。12枚。これからはカード社会だから」
 他の三人が「それはただのカード地獄だろ」というような顔をしたのがはっきりと見えた。
 その後門前仲町から清澄白河駅まで清澄通を歩いて(やたらと「みんなの党」のポスターが目に入った)松尾芭蕉に挨拶してメトロ半蔵門線清澄白河駅から錦糸町駅にすぐ着いてBOOKOFFロッテシティ錦糸町店。

 ほほう。改札を出て0分、ホテルが入っているビル(ロッテシティ)の3階ということで綺麗といいますか清潔感があるといいますか、都会的なセンスを持つ糞スイーツ女が喜びそうなところでありますな(東京生活も丸5年になりますが一向にこの大都会と仲良くする気になりません)。やたらと人が多くてじっくりと棚に並んでいる商品群を見ることができないが、品揃えの方はまあまあというところでしょうかな。うーんさてどうしようかと思ってふとアダルトコーナーを見て買ったのはこちら。15時59分、550円。

てぇいる・ちぇいさ~第3巻 (富士美コミックス)

てぇいる・ちぇいさ~第3巻 (富士美コミックス)

 日本ラブコメ大賞2009・成年部門13位の作品。そう言えば今年は成年部門がいやに豊作だな。俺だって非実在人物人間(意味不明)。
 さて「二鷹体制」の決まりによってもう一軒ハシゴしよう。メトロ半蔵門線錦糸町駅に戻って押上駅、京成線に乗り換えて立石駅に行くが寝過ごして青砥駅に着いてしまったのでヘリコプターをチャータしていかにもみすぼらしい商店街(立石仲見世…何とか)を南下して奥戸街道を西へ向かう。途中小便がしたくなって渋江公園に入ってトイレまで行こうとすると俺より若いであろう男(25歳前後)が滑り台の下で膝に顔を伏せて座っていた。男の子供と思われる4〜5歳の男の子が話しかけていたが、男はずっと膝に顔を伏せて微動だにしなかった。まあ世の中色々なことがあります。BOOKOFF葛飾東立石店。ここに来るのは何と3年ぶり、3年が経ってお前は何をしてきたんだ口を開けば風俗風俗ばっかり言いおって(以下略)。

 あのね、もうとにかくね、この「ブックオフの写真を撮ってブログに載せる」という意味不明の行為を早くやめたいんですがね、でも今まで続けてきたわけですから何の理由もなく突然やめるわけにもいかんので、この「裏東京毒探偵シリーズ」があと3回ほどで終わる予定ですから、それまで我慢してやることにします。俺はブックオフ大好き人間ではない、どちらかと言えば古本市場の方が好きなのだというわけで品揃えも大したことはないのでこちら。17時10分、105円。
美味しんぼ (14) (小学館文庫)

美味しんぼ (14) (小学館文庫)

 先ほども言ったが東京MXでは平日19時半から「美味しんぼ」を再放送していて、俺はそれを欠かさず予約録画しているのです。実はリアルタイムでやっている時も見ていたが、当時俺は小学1〜3年生で、情けないほど貧乏家庭だったのでビデオなどという気の効いたものはなかった(テレビだってリモコン式ではなくて回すやつだったんだぞ)のでまあ一種の復讐みたいなもので全話録画するつもりである。当時の俺はいわゆる「子供向けアニメ」と違って普通のサラリーマンたちによる大人の世界が展開されるこのアニメをなぜかドキドキしながら見ていたものだ。ちなみに漫画版の方はどういうわけか日本ラブコメ大賞2004(順位外)に登録されているが、今日買った文庫版14巻というのは栗田ゆう子のライバル・二木まり子が登場するというラブコメ的に大変態にすごいものなのである(「病気かお前は」「その通り」)。
 その後ひたすら荒川方面まで歩き、道端に突然炊飯器が「まだ使えます」と書かれた紙を貼って置いてあったり華やかな女優のポスターを貼った化粧品屋に従業員であろう老婆が一人突っ立っているのを見て悲しい気持ちになったりうらびれた和菓子屋の「和菓子売ってます!」の「!」の文字がとてつもなく痛々しく見えたりしたが俺は生きております(意味不明)。それではまた来週お会いしましょう。

第6シリーズ 生命線(12)BOOKOFF大蔵多摩堤通り店

 案の定、27歳にもなると周りに結婚したり子供が生まれたりした同僚や後輩が多くなってやたらと「お前も結婚した方がいいぞ」と言われるようになった。もちろん俺はその度に「何を言うておるか。2〜3年もすれば愛は醒め生活の垢がびっしりとこびりついてただひたすら給料配達人として人生を送り挙句の果てに出会い系にハマられて慰謝料を払わなければ離婚できないような状態に陥ってたまるか」と言うが、柳に風とばかり「やっぱり自分の子供はね、世界一かわいいね」と返されるだけであった。孤立無援。なるほど無縁死や少子化問題は国家と民族の危機であるから政治的人間を自負する俺にとって俺の言っていることは看過し難いものであるが、今日の俺はただの阿呆のキチガイのラブコメ狂いなので気にしないでおきましょう。毎度のことながら何が言いたいのかさっぱりわからんが、そして歳を経るごとにこういうノリは疲れるが、後輩に真顔で「婚活とかしないんですか」と言われた時には温厚で名高い俺もブチ切れそうになった。まあ明日交通事故に遭って死ぬかもしれないのでそんなことを気にしても仕方がありません。
 そんなわけで今日も土曜出勤したのであるが午前中で済んだので12時過ぎに会社を出て定食屋で親子丼の大盛りを食べ、図書館に行って勉強をしようとしたら学習室が満杯だったので久しぶりに風俗にでも行ってその様子を嬉々としてこのブログに書くことにしよう。そう言えばだいぶ前に「エロ漫画を買ってそれを嬉々としてブログに載せるのは構いませんけど、風俗に行ったことを書くなんて、あなた阿呆ですか」というメールをたぶん女性であろうがもらったのだが、だから俺は阿呆だとこのブログを始めた遥か5年前から言っておるではないかそこらへんのアホと俺を一緒にしないでもらいたい俺は筋金入りのアホなのだというわけで鶯谷へ行くことにしよう。約半年に渡り指名し続けていた五反田の女がいなくなったのでまたお気に入りを見つけねばならず、この半年間ご無沙汰であった鶯谷に獲物を前にした百獣の王のごとく着きました。

 ちょっと解説しますと鶯谷や上野は熟女系が多いと言われております(ギャル系は池袋・新宿・渋谷)。俺が今から行くお店も「お姉さん系」であります。しかしながら駅やホテル付近には顔がパンパンに膨らみ顎の肉がたるみきった40〜50代のおばはん達が、20歳前後の女性のみ着ることを許された華やかな服装に身を包み一層の醜悪さを醸し出していて人生の何たるかを教えてくれよう。ホテルに入って4千円を払い、店に電話して「203号室です」と言うと「わかりました、では10分後に伺います」
(中略)
 ぬは。まあ良かったが、疲れた疲れた。よく考えたら昨日の夜に自慰をしておったではないか。やはりこういうのはもっと用意周到にしておかなければなりません。ちなみに床がツルツルのせいでシャワーからあがって転んで左足の小指をいやというほどぶつけたのだが、なに天罰ですと。1万8千円も払って正当な対価をもらっている俺の何が悪いというのだこのボケ野郎めというわけでホテルを16時ちょうどに出ていつもの「裏東京毒探偵」シリーズが始まるわけですが、まずは中野のまんだらけに向かいます。JR鶯谷駅から山手線で新宿駅、その後中央・総武線中野駅に着けば皆が俺を出迎えているが、改札を出たらいかにも大学のサークルですと言わんばかりの男女6〜7人が楽しそうに喋っていたのでもう不愉快なことこの上ないわけです。俺がこの世で最も嫌いなものが「大学生の青春群像」であることを知っとるのか知らんとは言わせんぞこのボケ野郎何が「ただの女友達(以下略)。そして写真。

 「どうしてそんな毒にも薬にもならない写真を載せるんですか」と言われたので、「早くしないと電子書籍という名の黒船にやられるからだ」と答えておきました。土曜の夜にしてはBOOKOFF秋葉原店のようなごった煮状態でもなく閑散としているわけでもないので非常にいい雰囲気であります。本屋古本屋に行くのを「2週間に1回」(2−1ルール)にしてあまりガツガツ買わないようになったので今や俺の手持ちのカードは増える一方でまことに愉快。17時19分、315円。

DoLL(2) (アフタヌーンKC)

DoLL(2) (アフタヌーンKC)

 さて本日の目的地の最寄り駅は小田急成城学園前駅で、そこから相当歩くので体力を整えなければならないのでいつものようにまんだらけから中野駅へ戻る途中ロッテリアに寄ってシェーキのバニラとポテトを食い(だから太るんだ)、JR中野駅吉祥寺駅京王線吉祥寺駅下北沢駅小田急下北沢駅成城学園前駅と移動する最中にいつもの「盗み聞き」癖が発揮される。
「でさあ、リエはさあ、リエも含めて女五人のところで仕事してるんだって」
「ふうん」
「それで、どうもリエはね、嫌われているらしいんだよ(笑)」
「はは、そうですか」
「うん。ところがね、何かその五人でね、遊びに行ったんだって」
「どこに?」
「ディズニーランド」
「ほう」
「ところがさあ、嫌われているからさあ、何か2・2になって、自分だけポツーンとしてたって」
「へえ。それはそれは」
「泣いて帰ったらしいよ」
「はは。なんか女ってそこらへんエグイよな」
「そうだよね。男だったらさあ、あいつ面倒臭いから誘わないでおこうとかさあ、なるじゃない」
「うんうん、女はそういうことしないよね。仲悪いのわかりきってるのにね。それで仲良くする気もないのにね」
 うんうんそうだね、確かに女ってのは恐ろしいよねと密かに相槌を打っているとあっという間に成城学園前駅に着いて本番でありますが、ここから相当歩くことになります。そもそも今から行くBOOKOFF大蔵多摩堤通り店が駅から徒歩で行けるような距離にないことは日本人の1万人に1人もご存知ないと思いますが、「どうしてそんなにBOOKOFFに行くんですか」と言われたので「早くしないと著作権と文化保護という名の利権にまみれた人達がやってくるからだ」と答えておきました。完全なる住宅街(コンビニも見当たらない)をひたすら南に歩くこと30分で多摩堤通りに出る頃には周りは暗くなって道を走るのは車と自転車に乗った人だけになって歩いているのは酔狂な俺ぐらいだが、まあこれこそ阿呆の真骨頂というやつであります。それにしてもここ本当に東京23区なのか。我が兵庫県糞田舎のようで大変結構なことだが、とにかく南側をずっと歩き続けて東名高速道路をまたいで野川が決壊してほら見てごらん。

 「どうして店の写真を載せるんですか。意味がわかりません」と言われたので、「早くしないと俺が非実在人間になってしまうからだ」と答えておきました。品揃えは非常に良かった。同じく駅からだいぶ遠いところにあった世田谷区のBOOKOFF北烏山店を思い出すなあ、あそこに行ったのは2008年の3月1日か、あの時は五反田→秋葉原→北烏山という大胆不敵なことをしたんだよなあ、すごいよなあ、でも誰も褒めてくれんわなあ、大体結婚を(以下略)。そろそろラノベにも手を出さんと日本ラブコメ大賞2010にラノベが一つもないということになりかねんぞと対応策を練るが、結局次回以降に持ち越しで19時43分、350円。
女神荘ぱにっく!(アクションコミックス)

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 さてここから成城学園前駅に戻るのはどう考えても無理なので帰りは多摩堤通りを更に南に歩き続けて二子玉川駅へ向かいます。実は最初は二子玉川駅→BOOKOFF→成城学園前駅の予定であったが中野から行くのであればと成城学園前駅発となったわけですが、もし二子玉川駅から成城学園前駅のコースであればあの成城学園前駅から大蔵多摩堤通りの坂道をひたすら上ることになってしまっていたわけで想像するだけでゲンナリする。さすがに坂道が上りか下りかまでは地図を見てもわからんからね、運はまだ俺を見放さなかったということにしておこう。とは言え二子玉川駅まで歩くのにまた30分以上近くかかってヘトヘトとなってやっと着いた駅の立ち食いそば屋でそば・カレーセットを頼むもカレーは非常にまずかった。ホームに出れば「二子玉川にも『ハンサム化現象』」と意味不明な広告がでかでかと載っていて、まあ世の中こんなもんですわなということでまた来週。