公共図書館の冒険 未来につながるヒストリー/柳与志夫・田村俊作編[みすず書房]

 何度か書いた事だが俺は司書になって図書館で働きたかった。そのため大学はわざわざ司書資格課程のある大学を選んで、司書資格を取るために夜間入学のくせに昼の授業にも出てずいぶんと嫌な思いもした。とは言えその図書館司書課程の授業で教授達は「図書館司書はただ黙って本の整理をすればいいのではない、あらゆる利用者のニーズに応えなければならない」「今後は本のみならず様々なメディア、特にコンピューターやインターネットを駆使して情報の専門家とならなければならない」「情報が社会を支配する中で、図書館司書は社会の先頭に立つ事になる」等、兵庫県糞田舎に生息する半ひきこもりの人間にとっては恐ろしい言葉を投げかけ、俺は早々に図書館司書の道を断念する事になった(但し司書資格は取ったので、俺は有資格者なのですよ)。
 それから月日は流れ俺も社会人・サラリーマンとしてそれなりの経験を積みつつ日本図書館協会の会員になったりこのブログやツイッターを通じて現役の図書館員の方とやり取りをしてわずかながらも図書館と関わりを持っているわけだが、一方で図書館の地位は低下し続け、日本図書館協会その他の図書館業界は地位低下に反発しつつも有効な対策が打てず現状に甘んじている…というのが「普通の図書館利用者・図書館好きよりも図書館全般について詳しい、しかし純然たる外部の人間」たる俺の印象である。しかしこのまま図書館の地位が低下し続ければ人口減と財政難によって図書館がなくなってしまう可能性も否定できず、それはかつて図書館で青春の一時期を過ごし、癒され、今もなお居心地の良さを感じて各図書館を訪れる俺にとって他人事ではない。
 しかしながら図書館は今や社会的に認知されている。どこの地方の市町村にも図書館は当たり前にあり、これらを廃止するとなれば、今まで当たり前にあったものが急になくなるのだから反対の声は上がろう。しかし例えば「図書館に係る経費・人件費を削減する」「民間に委託してコストを下げる」であれば逆に反対の声は上がらず「図書館が存続するためにはそのような事はどんどんやって欲しい」とすら言われる。なぜなら図書館を管理・運営する司書の重要性が認知されていないからであって、それについて今までは主に制度的な側面から言及されてきたが(司書は一定の授業を受ければ誰でもなれる、そもそも図書館長が司書資格を持っていなくてもよい、等)、本書第5章では「小説・漫画・ドラマ等で描かれた図書館員」について言及され、その中で図書館員は「本が好きなら誰でも楽しくできる」「司書資格を持っていて専門的な能力があるから務まるとは描かれない」のであり、そのようなイメージが図書館に詳しくない人間の目に触れ、再生産され、「それなら(司書など)いらない、人件費はアルバイト並みに安くていい」という考えに繋がるのも容易な事である。
 ではなぜ「(図書館の仕事は)誰でもできる」と一般の人々から見えるかと言えば、戦後の図書館サービスが「貸出サービス中心」となったからで(第6章)、図書館は資料(地域・郷土資料含む)の整理・保存、住民からの調べ物相談、といった専門性が必要なサービスよりも「貸出サービス」を優先するべきという考えが打ち出され(「中小レポート」「市民の図書館」等)、この思想・理念が業務運営においても効率的(「本を開架で揃えておけば後は住民が本を選択するだけであり、戦前のように書庫へ本を取りに行く手間はいらない」「本を借りるだけなら、閲覧室はいらない」等)であった事もあり、日本全国の各図書館で受け入れられ、図書館はまず第一に「本を無料で借りられる」ところとなった。しかしそうなると「図書館の仕事」イコール「本の貸し出し業務」と住民には映り、レンタルビデオの手続きやスーパーマーケットのレジと同じに思われる事も自然であった。そして「レンタルビデオの手続きやスーパーマーケットのレジ」と同じ(と思われている)であればそのようなものに売上を奪われている(もしくは売上を奪われる原因の一つになり得る)出版業界が黙ってはおらず、「無料貨本屋論争」となって地位の低下に一役買っているわけであるが、一方アメリカでは図書館大会時に「出版社が来場した図書館員に本を売り込んでいる」(第1章)ほどの図書館文化が花開いている。戦後日本の図書館(及び司書制度)がどこで間違えたかを考えなければならない時がそろそろ来ていると言えよう。
 しかし、繰り返すになるが、今の図書館は社会的に認知されている。なぜなら利用者は必要な本を必要な時に読む事ができ、それによって健康で文化的な生活を送る事ができるからである。もしくは「図書館」という空間で、日常の喧騒を忘れ、静かに時を過ごす事で、やはり健康で文化的な生活を送る一助となっている。図書館は必要なのである。しかし図書館に何を置いて司書は何をするのか(図書館及び司書がやらなければならない事)、図書館に何を置かないで司書は何をしないのか(図書館及び司書がやる必要のない事)を整理する事なく、ひたすら「貸出サービス」を推し進める事でここまで来てしまった事は否定できないのではないか。戦前において図書館は「図書」の館であり娯楽雑誌や大衆雑誌は読めず「雑誌回読会」などに頼るしかなかったし、「大衆に迎合する俗書(雑誌の他、小説や漫画)」は選書から排除されていた(第2章)。それが戦後は一転して「利用者のどんな求めにも答えなければなりません」となったはいいが、ではベストセラー小説やどんな種類の漫画も(俺がラブコメ大賞で言及するような「エロではないが、非エロでもない」漫画)全面的に受け入れるのかと言えば中途半端な状態で現在も図書館に置かれ、一部の図書館ではリクエスト制度の暴走といった事態にまで発展し、出版社が言いたい放題できる隙を与えてしまっている。一方で図書館における本の物流システム(書架に並ぶまで)は効率的に整備されたが(第3章)、その成功体験が身についてしまったのか、電子書籍・デジタルコンテンツへの動きは鈍い(特に地方の中小図書館)等、等、図書館のみならず経済・社会そのものが大きく変わろうとしている現在、図書館が「何をやろうとして、何ができて、何ができなかったのか」そして「何をしなかったのか」を整理してくれる本書は、必ずや未来の図書館のヒントとなるだろう。

生涯忘れられない日

3月25日

  • @shomotsubugyo 女子会ですか? まさかまたデート? posted at 11:27:14
  • 新橋古本まつり(準備中) pic.twitter.com/iEF0DvUIQC posted at 18:33:07


  • 昨日買った本やら何やらを整理中、置き場所はないぞ、どうするんだ pic.twitter.com/VDVYlHgrFL posted at 21:07:36


  • 会社での話。 先月末、めでたく60歳で定年退職となった人で、割と仲がいいのにサシで飲んだ事はないのでと飲みに行きまして、その人のサラリーマン人生について話を聞いてきました。 posted at 21:48:06
  • その人曰く「昔、30年くらい前は、皆残業なんかしてなかった。定時の17時半とか18時には帰れていた。今思えば、とにかく人が多かった。でもそれが当たり前だった」 「残業なんて月に一度か二度くらいで、その時は会社からパンとか弁当が出た。だけど皆、それが当り前だと思っていた」 posted at 21:52:51
  • 「ところが20年くらい前から、徐々に残業というか、帰りが遅くなってきた。たぶん、1人1台、パソコンが支給されだした頃だと思う。今までは部に1台か2台、共通のパソコンがあったんだけど、1人1台になって、終わりというか、どこまでやればいいかの境い目がなくなってきた」 posted at 21:56:22
  • 「変な話だけど、残業が当たり前になってくると、それまで注文してきたパンとか弁当とか、頼みづらくなって、なくなってしまった」 「いつの間にか、残業するのが当たり前になっていた。それも何となくだよ。何となく、定時に帰るのが当たり前だったのが、今度は残業するのが当たり前になったわけだ」 posted at 21:58:49
  • 「昔は定時で帰れたっていうのは、別に生産性が良かったからとか社員が優秀だったからじゃなくて、人が多かったのと、今みたいに消費者とか投資家へのサービスがあまり意識されなかったから、適当にしてれば良かっただけ。でもそれが当たり前だったから、当時は何とも思わなかった」 posted at 22:02:53
  • 「年頃で独身の社員が男女で多数いたら、彼らが話したり飲んだりできるように、さりげなく場をセッティングしてやろうという雰囲気が昔の会社にはあった。でもそれも20年くらい前からなくなってしまった。セクハラとかが言われ出した頃だと思う。とにかくどんどん窮屈になっていった」 posted at 22:09:33
  • 「会社に限らず、社会全体が若い人にものすごく不寛容になっている。昔は若い人はとりあえず飲ませて遊ばせとけ、いずれ彼らも中年になったらちゃんと仕事するんだし、その時のために今は遊ばせておけって感じだったんだけど、今は若いうちから勉強だの英語だの仕事だので見ているこっちが辛い」 posted at 22:17:33
  • えっと…風呂からあがって歯磨きして、そろそろ寝ようとしたら…リツイートが30?いいねが40? こういう時どうするんだ、誰か教えてくれ。 posted at 00:13:32
  • 追加。 「例えば定時が17時半だとすると、17時半で終業のチャイムが鳴る。そして次に17時40分にチャイムが鳴る。残業開始のチャイムだ。つまり、17時半から10分は休みという事で、そういう事もチャイム一つで工夫していたわけだ。もちろん、皆それが当然だと思っていた」 posted at 00:57:25
  
3月26日
  
3月27日
  
3月28日
  • えーと、これ、俺には何の連絡もないんやけど…。 そんなもんなんですか? blog.esuteru.com/archives/90821… posted at 01:05:05
  • 3600、だいぶ落ち着いてきたので一安心。 いつものアホなツイートに戻りますよもう。 pic.twitter.com/Agv4OPFKd8 posted at 15:18:08


  • @tarimo99 3800か、頑張るなあ…。 というか、もうこれ俺のツイートじゃないって事でいいよ、俺のもんって感じがまるでせんわ。 posted at 22:25:06
  
3月29日〜

ガールズバー、岡山、リアルラブドール展、御殿場、高崎

3月3日〜

  • どの会社にも「三度の飯よりキャバクラが好き」な人はいるものですが、うちの部にもそういう先輩がいて、しかし最近「三度の飯よりガールズバーが好き」に趣旨変えをして、その先輩とたまたま一緒に飲んで時間もいい感じだったので社会勉強やと思ってガールズバーとやらについていきましてね。 posted at 23:03:38
  • 上野で0時から6時まで、2軒ハシゴしまして、俺は酒が飲めないのでソフトドリンクを飲みつつ勉強させてもらいましたが…まあ確かにね、20歳とか21歳とか22歳とかの女の子が目の前にいるので…好きな人にはたまらんのでしょうがね、所詮二次元と違うんでね(当たり前だ)、薄っぺらい話と言いますか、 posted at 23:08:09
  • 「何歳?」「出身どこ?」「この店でいつから働いてるの?」「昼は何かしてるの?」とか雑談するぐらいしかなくて、一方ガールズバー好きの先輩の方は仕事の愚痴を延々言ったり「彼氏いないんだろ、だったら俺と付き合えよ」「金払うからチューしろ」とか言ったりと堪能しておりまして、 posted at 23:11:13
  • まあサラリーマンはそうやって発散するのが普通か、俺みたいに18きっぷ使って地方の図書館やらブックオフに行って喜んどる方が少数派か、世の中色々ですなあ…と大いに社会勉強できたわけです。 ちなみにお会計の方は8万(二人合わせて)でした。高い?安い? posted at 23:14:25
  • そんな事はともかく古本屋本屋・その1・ブックオフMIMANO分倍河原店(ぶばいがはら、と読むのですね) pic.twitter.com/3nAUduZu5W posted at 23:21:17


  • @tarimo99 そんな事はともかく古本屋本屋・その2・ブックセンターいとう分倍駅前店(東京ローカル版ブックオフみたいなものか。勉強になります) pic.twitter.com/YmPzhbiTho posted at 23:29:18


  • @tarimo99 そんな事はともかく古本屋本屋・その3・メロンブックス立川店(そう言えばその先輩曰く、立川にもガールズバーが結構あるらしい) pic.twitter.com/eAaGkH2NYN posted at 23:33:44


  • いやフォローされてもなあ… pic.twitter.com/RnBU52GCZH posted at 23:37:09


  • 【日曜の夜は(古)本で癒されよう】 昨日のブックオフ、ブックセンターいとう、メロンブックスで買ったもの一覧。 右下のモバマス同人誌以外は日本ラブコメ大賞2018用、俺は世界のラブコメ王。 pic.twitter.com/CgywtJB3w6 posted at 22:04:28


  • @knabeo やっぱりそうか。 まあ何事も勉強よ勉強。 posted at 23:34:35
3月9日
3月11日
3月17日
  • 「こどもによくない本」ならここに入れていいのか。 ある意味便利? pic.twitter.com/tp3gd2KCbx posted at 22:32:02


  • 18切符を使って愚直に図書館と古本屋に行けばいい事があるかもしれない・その1・御殿場市立図書館(駅から近いようで遠かった pic.twitter.com/tyNLkXKHAL posted at 23:14:47


  • @tarimo99 18切符を使って愚直に図書館と古本屋に行けばいい事があるかもしれない・その2・ブックオフ御殿場店。カップルの女「なに真面目に読んでんだよー」男「いいじゃんかよー」俺「表出ろコラ」 pic.twitter.com/8fAUAd1G7r posted at 23:20:06


  • @shomotsubugyo 御殿場に行く途中の国府津駅にありましてね。 写真だと何て事はないんですけどね、間近で見ると迫力がありますね。 「青少年への悪影響を許さない」的な、よくわからんPTA的なパワーがぷんぷん溢れてましたね。 posted at 23:27:08
3月20日
  • 上司に「お前もそろそろ管理職になるか」と言われ、はっきり「嫌です」とは言えず「いやそれはちょっと、あのまあ…」とか言ったりして疲れて家に帰ったらポストにこれが入っていた。 ま、9千円ぐらい払いますよ。そちらも大変でしょうからね。 pic.twitter.com/e0yrPYldiy posted at 00:38:14


  • 神保町のブックスワンダーで生頼範義展があるというのでSFアドベンチャー好きとしては是非とも行かねばならない、とやって来たのが17時40分頃。 撤去中でした(そうか祝日は18時で閉店なのか、19時やと思っとったなあ…) posted at 17:57:12
  • 休日出勤しても午前中で片付けたので午後からエロと古本屋・その1・深川東京モダン館でエロエロ東京娘のトークイベント pic.twitter.com/bqrEHuoZOX posted at 20:47:50


  • @tarimo99 休日出勤しても午前中で片付けたので午後からエロと古本屋・その1の1・会場で売られていた本2冊(たまには俺も新刊で買います) pic.twitter.com/YUgRZLNLEq posted at 21:16:46


  • @tarimo99 休日出勤しても午前中で片付けたので午後からエロと古本屋・その1の2・発禁シール(吉原の古本屋・カストリ書房か、今度ソープランド帰りに行くかなあ) pic.twitter.com/3eBeDrwwrD posted at 21:21:45


  • @tarimo99 休日出勤しても午前中で片付けたので午後からエロと古本屋・その2・神保町ブックス@ワンダー(雨@ワンダー、撤去中…) pic.twitter.com/ff091b0rnJ posted at 21:25:54


  • @tarimo99 休日出勤しても午前中で片付けたので午後からエロと古本屋・その3・中野まんだらけブロードウェイ(左に飛び交うのはフランス語で右に飛び交うのは英語、俺の独り言は日本語) pic.twitter.com/z6MUVa8GyB posted at 21:31:19


  • そんなこんなで休日もあっという間に過ぎて行くわけですが本館の方を更新しました。いつものように「脱走と追跡の読書遍歴」ですがどうぞ宜しく(d.hatena.ne.jp/tarimo/20180321)。やっぱり私立探偵と言えばニューヨークですなあ。 posted at 22:06:54
3月24日

電気通信大学、筒井康隆全集(腰巻付き)、私には役人の頭の構造がわからない

1月21日

1月22日
  • @knabeo 調布でやるんですと。行っとく? twitter.com/bungakureport/… posted at 16:42:11
  • @knabeo お、そうですか、頑張れよ。 後は俺に任せなさい。 posted at 20:46:46
  • もう今日は仕事にならんから帰っていいよで定時の17時半に会社を出て、何とか家に着いたのが18時半、それから「刑事コロンボ」を一本見て、録画していたアニメを見つつ飯を食って、風呂に入って、知り合いとツイートしつつ読書に勤しんで…まだ23時半か。えーとですね、(続く posted at 23:35:06
  • @tarimo99 えーとですね、世間の皆さんはこんな…健康で文化的で充実したアフター5(古い?)な平日を過ごしとるわけですか。 …嘘だろう。嘘だと言ってくれ。 posted at 23:46:50
1月27日〜
  • @knabeo 着いた、寒い、寒い、着いた、寒い。 pic.twitter.com/ggBnydIsCn posted at 11:00:12


  • アホのひとつ覚えのように古本市・その1・電気通信大学で古本市(大阪の三流私大卒の俺が国立大学様の敷居をまたぐ事になろうとはねえ… pic.twitter.com/XXQ2ZfWGjx posted at 22:09:29


  • @tarimo99 アホのひとつ覚えのように古本市・その2・調布の古本市(さっきの電通大で大量に本を買って…鞄がパンパンではなくパッツンパッツンに…) pic.twitter.com/tq9Kc5P0VF posted at 22:13:24


  • @tarimo99 というわけで電通大古本市の戦果。思いのほか良かった、特に「昭和・二万日の全記録」を5冊買えた(各100円)のが嬉しくて今日はもう一日中機嫌がいいね。 pic.twitter.com/NInxoFuMMo posted at 22:19:51


  • @knabeo あんた用に買っておきました。自然科学系。 …自然科学のところは洋書が多くてねえ、いかんせん俺は英語がアレなもんでこんなもんしか見つけられなかったんですがご勘弁。 pic.twitter.com/4bn62OFmar posted at 22:32:57


  • で、今クールは「恋は雨上がりのように」を見ています。何せ日本ラブコメ大賞2015の2位ですから(d.hatena.ne.jp/tarimo/20151220)、当然見ますよ。しかしまあ、何と言いますかね、「時代が俺に追いついた」「最初に俺が評価した」とかドヤ顔で言う感じ?もいいものですね。だだ誰だ恥知らずとか言う奴は posted at 22:46:53
  • そんなわけで寒い日が続きますが皆さん生きてますかヤッてますか、俺は生きていますヤッていますので「脱走と追跡」を更新しました(d.hatena.ne.jp/tarimo/20180127)。原点回帰…というわけでもないですが、今年は基本に立ち戻ってブログの方を活発化させたいと思いますので宜しく恋は雨上がりのように。 posted at 22:51:21
  • 相変わらずブックオフに行ったら、何と、筒井康隆全集(腰巻付き)が108円棚にババーンと!見たまえ、この何とも言えない危険な感じ。 …そら買ってしまうわねえ、文庫版持ってるけど。 pic.twitter.com/ZYeiSWwWv5 posted at 21:01:16


  • たまに早く仕事が終わって早く家に着いたら…ビデオを引っ張り出して悦に入ったりしているのでツイートじゃ pic.twitter.com/mTBavumbn9 posted at 22:32:36




2月3日〜
  • 愚直に古本屋通いを続けたらいい事があるかもしれない・その1・東京古書会館(店番?のおっさんが電話で「無理だよ、無理無理、無理だって、何考えてんだよ、無理」) pic.twitter.com/FPAZHYW3xC posted at 22:18:42


  • @tarimo99 愚直に古本屋通いを続けたらいい事があるかもしれない・その1の2・戦前の出版検閲資料展(なぜか貸切状態、写真撮りまくり) pic.twitter.com/QVxQauSRzC posted at 22:23:49


  • @tarimo99 愚直に古本屋通いを続けたらいい事があるかもしれない・その2・ブックオフ松戸駅東口店(なぜ神保町から松戸まで移動したかは俺が聞きたい。まあ楽しいからよかろう) pic.twitter.com/8pXIP6SCP4 posted at 22:28:15


  • 「検閲の結果は、子供の裸と後ろを向いた裸、それから老人の裸はよろしい、その他は全て消殺せよ」「私には役人の頭の構造がわからない」 pic.twitter.com/w7DkuHEPYO posted at 22:42:32


  • @tarimo99 上→主 pic.twitter.com/vMFsQddrUU posted at 22:44:43


  • そうでしたそうでした、俺は日本図書館協会の会員でした。 いっそ選挙違反でもやって華々しくスキャンダルを起こしたらどうだ、週刊誌が嗅ぎつけてお祭り騒ぎというのも悪くなかろう。 pic.twitter.com/qLFPsWyHRz posted at 22:23:20


  • 後輩2人(32歳と28歳)がほぼ同時期に結婚して、どこで知り合ったか聞いたら2人とも「ペアーズです」と。 俺「ペアーズってあの…ツイッターとかで出てくるやつ?」 後輩「はい」 「大丈夫なん?サクラとか業者とか」 (続く posted at 09:22:01
  • @tarimo99 「大丈夫です、フェイスブックと連動してるんで、どんな人かすぐわかります」 俺「ほほう…(フェイスブックでどんな人かわかる?)…友達が多いとか?」 「はい、あと、スポーツは何が好きとか、ワインが好きとか」 俺「ふーん…」(話が続かないので俺の風俗失敗話へ移行 posted at 09:29:19
  • 長いだけが取り柄の我がブログをとりあえず書籍として(同人誌として)作って、即寄贈するという夢(野望)があったりするんやが…100部ねえ…。 ま、いざとなったらフォロワーさん達にばらまくか。50部くらい。 twitter.com/shomotsubugyo/… posted at 23:46:43
2月11日〜
  • 【日曜の夜は古本で癒やされましょう】スコラ1994年5月12日号 pic.twitter.com/3iCr87sIR1 posted at 23:14:22


  • @tarimo99 「(いつでも・どこでも・誰とでもやり取りができる)ツールが発達し、情報も氾濫し、肉体的なコミュにけーションが希薄になればなるほど、逆に無気力になってしまうかもしれない」 pic.twitter.com/6Glq2bdVEB posted at 23:23:57


  • 故郷から東京へ戻る途中も悪行三昧・その1・まんだらけ梅田店(風俗案内所には寄ってません) pic.twitter.com/IIA25gXFLr posted at 21:57:54


  • @tarimo99 故郷から東京へ戻る途中も悪行三昧・その2・ブックファーストコミックランド梅田店(まんだらけと並んで青春の地の一つです) pic.twitter.com/DlkMDB13xC posted at 22:01:58


  • いやあ、偉い人順にしないとねえ…。 気にしない人は気にしないけど、気にする人は本当に気にするからね。 特に中途半端に偉い人(部長だけど役員じゃない、取締役だけど担当業務がない、等)は要注意ですよ、もうすぐ社会人になる人は気を付けてね twitter.com/isaacsaso/stat… posted at 18:08:55
  • @shomotsubugyo ま、お互い、窮屈な組織に身を置きつつ、古本・図書館・エロ漫画、ですな。 話は変わりますが、貴ツイートでご紹介されていた古書会館での出版検閲展、大変面白かったです。 posted at 22:45:26
  • @shomotsubugyo そうですね、また飲んだりしたいですな。 秋葉原で効率良くエロ漫画を買う(楽しむ)方法を伝授したりするのもいいですねえ posted at 23:19:53
  • 最後の、「暗い暖かい夜に」がかっこいいな。 国会図書館の新聞資料室に行って複写してこよう。 twitter.com/oldpicture1900… posted at 18:00:08
2月17日
  • 会社での話。 能力的には同じレベルの女が2人いて、Aはそこそこ美人だが課長部長以上には愛想がいい反面、それ以下の人達には冷たい。 Bはまあ美人ではなく普通、但し誰にでも愛想がいい。 という事は結局、会社の細々とした情報(こういう時はこうした方がいい、この人に相談した方がいい)は posted at 18:48:43
  • @tarimo99 Bは教えてもらえるし、困った時には周りが手を差しのべてくれるわけです。 で、徐々に、「AよりBの方がねえ、いいよねえ」という雰囲気が醸し出されてくると、課長部長もその雰囲気に気付き始めて、Aを以前ほどチヤホヤしなくなってくるわけです。 そうこうしているうちに posted at 18:56:25
  • @tarimo99 何回か人事異動があって、Aを気に入っていた課長部長もいなくなったのですが、そのBが寿退社する事になりまたと。 で、ここからが本番なんですが、寿退社が決まって1週間後ぐらいに、たまたまAもBもいる酒席に俺もいて、偉い人とかいないんで無礼講やと結構飲みが進んで、 posted at 19:09:38
  • @tarimo99 一次会が終わって二次会になって(Bは一次会で帰宅)、何かきっかけがあったんでしょうね、Aは「Bがいなくなって嬉しい」「あんなの愛想がいいだけよ」「私なんか大学でめちゃくちゃモテた」などと話し出して、もう手が付けられない状態になってましたね。 posted at 20:24:48
  • @tarimo99 さあ、4月から新社会人となる貴女は…A、それともB? posted at 20:27:39
  • 年末年始からずっと「絶好調じゃ怖いものなしじゃ」などと調子に乗っていたせいか風邪をひいたので今日はずっと寝ていました。 …とは言うものの夕方くらいからそわそわして、別にインフルエンザでもないし熱もないしなあと気が付いたら近所の図書館に行ってました。こっちの病気を治すべきかな? posted at 22:21:06
  • ま、そんなこんなで本館の方を更新しました(d.hatena.ne.jp/tarimo/20180217)、読書法についての本です。今年は本館(ブログ)の方をちゃんとやりますよ。 それはそうとやはり「恋は雨上がりのように」はいいですね、しつこいようですが日本ラブコメ大賞2015の2位ですよ。 posted at 22:25:03
2月18日
  • 3枚目の、「公衆電話で電話している大人達」こそがね、当時兵庫県の田舎の小学生だった俺がイメージしていた「東京」ですよ。 twitter.com/zaikabou/statu… posted at 00:18:08
  • しかしまあ、1991年から14年後に東京へ引っ越してきて、もう13年が経つわけやから…そら何もかも変わってしまうわなあ。 posted at 00:24:38
  • 思いのほか早く風邪が治ったので図書館本屋古本屋・その1・藤沢市立南市民図書館(臭いおっさんがおったなあ…、ありゃ絶対浮浪者やな) pic.twitter.com/0lmBOiDtbF posted at 22:06:30


  • 思いのほか早く風邪が治ったので図書館本屋古本屋・その2・とらのあな湘南藤沢店(あらこんなところにも「とらのあな」が、これは得したね) pic.twitter.com/4zOeheygdw posted at 22:08:36


  • 思いのほか早く風邪が治ったので図書館本屋古本屋・その3・ブックオフ藤沢駅北口店(寒い…のは近くのマクドで買って手に持っているシェイクのせいか、そうか) pic.twitter.com/1WbazcFDbU posted at 22:11:30


  • 何でいつもいつも、買った本の写真を載せずに店の写真ばっかり載せるかというとですね、まだ読んでないからですね。で、お恥ずかしい話ですが読むのは1週間後とか1か月後とかひどい時は半年後とかになるのですね。とは言いつつも今日は日曜なので…載せてみましょうかね、エロ漫画ばっかりやけど posted at 22:19:32
  • 【日曜の夜は(古)本で癒されましょう】 とらのあなで買ったのが上の2冊 ・君想ふ恋/ゲンツキ ・モバマスの同人誌(高垣楓で18禁) ブックオフで買ったのが下の1冊 ・今宵、妻が?/佐野タカシ 日本ラブコメ大賞2018は今年も絶好調です pic.twitter.com/3iZzd0pnTr posted at 22:29:24


  • さっきのツイートですが、ある上級者から「まだ読んでない?当たり前じゃん、本は買ったら積ん読だよ積ん読積ん読こそ人生だよHAHAHAHAHA」的な感じでアドバイスをもらいましたので、今後は積極的に買った(けどまだ読んでいない)本の写真も載せていく方向でいきます。エロ漫画だらけになるかな… posted at 22:59:34
  • @shomotsubugyo 使ってちょうだい。 posted at 23:50:55
2月24日

罠から逃げたい/パーネル・ホール[早川書房:ハヤカワ文庫]

罠から逃げたい (ハヤカワ・ミステリ文庫)

罠から逃げたい (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「おいでなすったな」スタンリー・ヘイスティングズは俺の顔を見るなりそう言った。俺がドアを開け、ヘイスティングズは俺を見た。と同時に言ったのだ。
「何がだ」
「おいでなすったな」
「それはもう聞いた」
「じゃあいい」
 どうやら機嫌が良くないようなので、アメリカ人がよくやるように両手を上げて「俺ほど安全な男はいないって」と言う事にした。
「は?」
「いや、この前の事件で、君がそう言ったらしいから」
「どの事件?」
「ええと…君が撃たれたやつじゃなくて…何だったかな、総会屋のおっさんが突然やってきたとかいう…」
「総会屋?」
「総会屋…じゃないな、うん。ニューヨークに総会屋はいないな。あれだ、投資会社の副社長がやってきて…ハニートラップにかかったから調べてくれとか…」
「ハニートラップじゃない。ただバーで女と飲んでただけで、その女を調べたんだ」
「それそれ、その事件の事を書こうと思うんだよ」
「楽しそうだな」
「そりゃ、人の不幸ほど楽しいものはないからね」
「それで…どうやって書いたらいいか聞きにきたわけか」
「聞きにきたんじゃない。相談に来たんだ」
「君には借りがあるから断りはしないが…読んだんだろ、本は」
「読んだよ。実家に帰る時に、新幹線でゆっくりと。でも俺は文章を書くのが下手だし、面倒臭がりだし」
「それでよくブログを10年以上も続けてこれたもんだ」ヘイスティングズが感想を述べた。「他に諸々の素質が備わっているからいいようなものの」
「いつになったら、俺のブログが閉鎖するかしないかって話が出なくなるか知りたいね」
「言い出したのはそっちだぞ」
「有罪を認めるよ。実を言うと、俺も少々疲れているんでね」
「じゃあ、君はここへ来るべきじゃない」
「他に行く場所はない」
「おい、はっきり言ったらどうなんだ」ヘイスティングズはついに嫌な顔をした。「君も事件を抱えているんだろ」
「その通り。そこで数々のピンチを切り抜けてきた、天才的私立探偵の英知をね」
「『天才的に不運な私立探偵』だろ」
「誰がそんな事を」
「忘れたのか。前に君が言った」
「足元をすくわれそうなんだ」俺はようやく椅子に座った。「それも、10年以上やっているブログのせいでね」
「楽しそうだな」
「ちっとも楽しくない。それに、大体の事はもう聞いているんだろ、あのマコーリフとかいう刑事経由で」
「殺人事件の被害者が男の場合、犯人の9割方は、その女房なんだ」
「それもマコーリフから聞いた」
「じゃあ話は早い。事件を解決するのさ。警察が頼りにならないんなら、君の手で」
「だからここにやってきたのさ。君にアホ呼ばわりされるのも承知で」
「アホ呼ばわりじゃなくて、現にまるっきりのアホだ」
「ほら、それだ」
「すねるな。簡単な事じゃないか。君は犯人じゃない。という事は君以外の誰かが犯人だという事だ。後はその犯人を見つければいい」
「なるほど。その犯人を見つける事がどれだけ簡単か、教えてくれるかい。1時間20ドル払うよ」
「簡単な事さ」ヘイスティングズは言った。「君のあのブログを使うのさ」