人並み外れた醜悪な容姿と腐った性根を持つ平成日本の廃棄物とは俺のことであって、当然のことながらそんな俺は賢い一方で阿呆なのであるが、その功績にして愚行の代表的なものと言えばやはりわざわざ札幌や名古屋に行ったというのに現地のBOOKOFF等を回るだけで観光名所には見向きもしないという「裏東京毒探偵突撃古本屋特別編」ということになろう。しかしながらそのように「一日を本屋等を訪問することだけで過ごす」ことのそもそもの発端、或いは原型がこの「永神秋門攻防戦」シリーズなのでありまして、永田町の国会図書館や神保町の古書店街や秋葉原のエロ本屋を一日かけて個別撃破無差別テロすることが俺のいわゆる原風景なのである。
今日はまた一段と訳がわからんことを言うてますが、てなわけで午前11時に起きたのであるがそれは3時頃まで上司先輩と飲んでいたからであって、どうしてそんな時間まで盛り上がっていたのかと言うと我が部にいる3人の女性社員のうち誰か1人を切るとすれば誰がいいか、侃々諤々の議論が行われていたからである。その3人のうち2人(34歳と32歳)は一般職の社員で1人(38歳)は派遣であるから当然その派遣を切るのが普通なのであろうがそれではいかん、むしろお局として仕事を仕切り長いこと同じ仕事ばかりしているものだから周りは口も挟めず結果業務の大胆な改善に踏み込めない状況を作っている一般職社員こそ切るべきだろうそして若くてピチピチの女を入れるべきだろうと俺は主張しそのための作戦をああでもないこうでもないと話し合っていたのであるが、いかんせん俺以外皆酔っ払っているのでその場限りで終わっている可能性が大である。などと訳のわからんことを言っているうちに昼12時になったので自転車に乗って出発です。
ちなみに天気予報によれば本日は昼から雨が降るらしく、それなのにお前は自転車に乗って行くのかさすがは阿呆じゃと言われるかもしれんが高校時代片道40分の自転車通学に耐え新聞配達の経験もある俺にはそんなもの屁でもないわけであるから銀座→有楽町→日比谷→永田町と軽やかに自転車という名のダンスをこなしながら道行く淫乱女たちの桃色の声援に応えるのです。今日は万事こんな調子で訳わからんことばかり言います。
やあ、国会に来るのは6月以来ですから民主党政権になってはじめて来たということになりますな。しかし外国の要人でも来るのかいつもより警備が物々しいな。まあ超危険人物の俺がいるのだから仕方がない。そう言えば警視庁の前を通ったら報道陣が10人ぐらいいたので横を自転車で通るときに片手を上げてやったら一斉にフラッシュをたきよったからね。あれ今日のニュースに使うんかなあ。うわはははははは。だから今日はこんな感じやって言うとるやろ。
↑の写真はついでに撮った落日の城・自由民主党本部の今日の姿であります。ああ。「自由民主党」の看板の大きさが一層悲愴感を醸し出しているねえ。
というわけで結局雨に遭遇することなく国会図書館に着いた(↑の写真)わけであり、ここまで来れば後は雨が降ろうが槍が降ろうが大丈夫、やはり俺の日頃の行いがいいから(先月・先々月で風俗に3回行ったけどねえ)というわけで本館3階の喫茶室に行きカレーライス大盛りを頼み、俺の前の席に座っていた中年夫婦が向かい合って座っているにもかかわらず一言も口を開かずやっと男の口が開いたと思ったら「離婚するとしてもさあ…」と言っていた。思わずカレーを口に運ぶ俺の手が止まった。
で、新館4階の新聞資料室に行って懐かしくて温かい過去の時間へタイムストリップするのであり今回は19年前の1990年12月である。1990年12月1日(土)の読売新聞紙面を見ただけでも「ブッシュ米大統領、イラクに人質解放の直接交渉呼びかけ」「12月20日前後に内閣改造の意向」「小選挙区比例代表並立制の政治改革要綱、党内から厳しい反対」と興味深い記事が目白押しで癒されます。どうして俺は今の時代の26歳なのだ。この時代に26歳なら良かったのに(さぞかし楽ができただろうに)。小沢一郎が民主党の幹事長ではなく自民党の幹事長なんだからなあ。ちなみにテレビ欄を見るとこの時テレビ朝日では19時から「もーれつア太郎」「おぼっちゃまくん」をやっていたようです。いや懐かしいですな。それで関西地方ではなぜか「おぼっちゃまくん」は夕方17時からやってた事も思い出しましたな。当時俺はまだ小学2年生です。
そんなこんなで15時半ぐらいになったので新聞資料室を出て新館2階の隅のソファーに移動して本を読み、いつもはここで突然話し出したり電話したりする奴がいるのですが今日は俺以外誰もおらず安らかに眠るわけである。いや眠たくなったからちょっと寝ただけです。どれくらい寝たのかというと30分寝ました。それで16時に国会図書館を出ました。以上のことに関しまして何か発言等ございましたら昔俺にクレームメールを送ってきた国会図書館職員様にでも言いなさい。
国会図書館を出たのが16時であり、雨が降っていた。天気予報によれば雨の勢いが強くなるのは21時以降でありそれまでは小雨程度だと言っていたが、いかに俺が「公務員になりたいなりたいそしてうまい汁を吸いたい人間」であってもこれは気象庁に断固抗議せざるを得ない雨であった。しかしながら片手傘・片手ハンドルで自転車を運転する時に最も気をつけなければならないのは風であって、風がなければどれだけどしゃ降りであっても俺の敵ではないわいと強がって神保町に向かうことにしよう。ああ言い忘れておりましたが今日が2009年最後の購入戦線であります。終わり良ければ全て良し、今日という日を成功させなければ2009年の俺は監獄に入れられるかもしれんのです(意味不明)。
↑の写真は恒例の靖国通の下り坂の写真。片手傘・片手ハンドルの状態で撮るものだからこの後大事故が起こり俺は救急車に運ばれ(以下略)。というわけで一向に衰えない雨足のなかを「ラブコメ政治耳鳴全日記」で有名な俺が到着したわけですよ。
いつものように駿河台下交差点沿いの三省堂書店前に自転車を止め、さあ俺にかかってきなさい。そう言えば雨の神保町というのははじめてではないかな。これはもう俺の腹が鳴るというものです。というわけで小宮山書店のガレッジコーナーに行き、この雨という特殊な状況を生かし今日こそは1冊100円の文庫本ではなく3冊500円のハードカバーを買おう、と、まあ思ったりもするのですね。しかしまだそこまで踏み切ることはできませんね。
- 作者: 内田康夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/11
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 賀来弓月
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1998/07
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
お。これがこの前話題になっていた三省堂古書館ですな。しかし上に同業者がいるというのにわざわざそこに店を出すというのは大変なことのような気がするんだが、そのあたりは特に問題ではないのだろうか。問題ないのならばいっそのことこの神保町にBOOKOFFや古本市場をもうデーンと建ててしまっていいような気がするんだがなあ。そうしたら既存古書店はもっと安くもっと親しみやすくなると思うんだがなあ。で、三省堂古書館と古書モールでそれぞれ以下を買いました。どちらも100円。
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1982/05
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 田中均,田原総一朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
その後三省堂書店に行ってトイレで盛大にぶちかませば時刻は既に18時前である。雨の勢いはますます強まり、思い出すのはやはりどしゃ降りの雨のなか新潟市内のBOOKOFFへ行こうとした2年前か、それとも兵庫県糞田舎でせまりくる就職という現実から逃避しようとしていた5年前か。ああ俺はかっこいい(意味不明)。というわけで傘をさしてもあっという間に服は濡れ今まで俺は何人の女を濡らしてきたことかと考え俺を迎えるのは秋葉原。
さすがに今日はあまり人がいない感じであるが、メロンブックスに入るとやはりいつものように人が多い。それもそのはずでどうやら冬コミのカタログが今日発売らしく、そのせいなのかレジカウンターの女がメイドのコスプレという力の入れ具合である。まあ微笑ましいということなんでしょうなあ。ちなみに俺は今年の年末年始もいつも通り兵庫県糞田舎で過ごします。まああっちに行っても結局三宮のメロンブックスやとらのあなに行くわけですからね。で、買ったのはこちら。18時27分、1050万円。
- 作者: 雨部ヨシキ
- 出版社/メーカー: ヒット出版社
- 発売日: 2009/07/28
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
その後とらのあなへ行き、もう一つぐらい和姦でラブラブなエロ漫画を買って射精しようと見本誌を漁るがどれも中途半端に鬼畜凌辱強姦輪姦サドマゾホモレズが入ってたりして何とも不完全燃焼、貴様ら誰のおかげで今こうしていられるんじゃいと白いミルクを吐き出すが店員に止められ買ったのはこちら。18時47分、390億円。
おお、そう言えば前にポプリクラブを買ったのはちょうど1年前の永神秋門攻防戦2008冬ではないか。ということはポプリクラブを買う必要がないほど今年は和姦でラブラブなエロ漫画がおっぱいだったということか。うーん、そんな実感はないがなあ。
さあここらで書いている俺も読んでいる君も君の命を狙っている奴も疲れているわけですが続きましてBOOKOFF秋葉原駅前店であります。もうすっかり永神秋門の一員としてその存在感が板についてきて嬉しい限りであります。店員同士の会話で「なあ、あとどれぐらいかかる?」「えーと、早くしても15分はかかります」「あーそう、じゃあさあ、講談社だけ抜いといて」「え、講談社だけですか?」「うん。何かそれだけ死にそうなぐらいあるんだよ」「わかりました」、何となく大学のサークル的な和気藹々な感じがして少し不快になったが(被害妄想も甚だしいとの声が聞こえる)まあ長いこと生きているとそういうこともありますのでさっさと買おう。19時15分、350円。
アネゴッ!! 2 (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)
- 作者: 環望
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2005/03/07
- メディア: コミック
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
というわけで雨が止めばそらもうこっちのものであって地雷をそこかしこに埋めながらあっという間に門前仲町、いつもの中華料理屋でラーメン半チャーハンセットを食べるがどうもおかしな感じがするのはこの中華料理屋の五反田のチェーン店で風俗帰りにやはりラーメン半チャーハンセットを食べていたからで、つまり夏頃「グッバイ風俗計画」などと偉そうに言っておきながらやはり快楽の虜になってしまった自分が大好き、いやそれは違う「好き」というより「嫌いになれない」が正しいのではないかしかしそんなことを言ったら誰だって自分を嫌いになれないじゃないですかなどとわめき散らし最後はBOOKOFF江東門前仲町店。
至近距離なので何のこっちゃわかりませんがいつも大体こんなもんでしょう。もう疲れました、今更ラブコメの活きのいいのを買ったって仕方ないということで買ったのはこちら。20時30分、105円。
- 作者: 児島襄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1992/09/01
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
えー、というわけで毎度のごとく尻切れトンボですが約半年振りの永神秋門攻防戦も無事終わり、まさしく年末に向けて、日本ラブコメ大賞2009に向けてその情熱と性欲を一心に傾ける時が来たのであります。ますますキチガイ街道をひた走り諸君を喰らう俺に御期待下さい。