第6シリーズ 生命線(16)BOOKOFF練馬光が丘店

 さて「裏東京毒探偵突撃古本屋」の時間がやってきたわけであるがこの「裏東京毒探偵突撃古本屋」(ひらがなで書くと「うらとうきょうどくたんていとつげきふるほんや」)という阿呆らしい名前を考えたのは誰かというと俺である(当たり前か)。このような大言壮語のハリボテのごとき名前を4年の長きに渡り電子空間に撒き散らしてよく生きていられるなあと自分でも感心するが、まあ俺は阿呆なので別に構わない。もちろん本当に自分のことを「阿呆」と思っているから阿呆だと言っているわけではなくむしろいっぱい本を読むし政治にも詳しいのに自分から率先して阿呆と言う方が現代社会においては実は賢いのだという気持ちをこめてアホアホと言っとるのであって、だから何だと言われると困ってしまうが「お前いつも『裏東京』や『永神秋門』で最初愚痴から始めるやろ。あれやめい。たまには違うこと書け」と言われたのでいつもと違う視点で書いてみたまでであります。こんな私はやはり阿呆なのでしょうか抱く価値もないのでしょうか(意味不明)。
 そんなわけで本題に入りますが世間はすっかり秋となりましたがまだまだ夜は寝苦しい日が続いておりますが俺は生きておるのでありますのでやはり何らかの活動をしなければならないので今日もどこかのブックオフに行くのですが、そこはあなたがよく行くブックオフ古本市場なのかもしれませんそしてあなたは俺とすれ違ったばかりにこの電子空間において罵詈雑言を浴びせられ恋人に振られ急に面倒な仕事を押し付けられるのですうひひひひひひひひひひひひひというわけでまずは朝9時に起きるところを二度寝してしまって10時に起きて土曜出勤して昼飯は当然上司先輩に奢ってもらおうと思っていたのに皆弁当を持ってきていたりあらかじめコンビニでカップ麺を買ってきたりして俺は腹が立ったがこんなことで腹を立ててもしゃあないしなあでも何かなあと眠れぬ昼を過ごすことになったわけであり(やっぱり愚痴を言うとるわ)、しかし障害があるのならそれを武器にすればいいというポジティブ人間である俺は(どれくらいポジティブかというと俺以外のポジティブな奴は死んでしまえと思うくらいポジティブである)それを理由にしてふて腐れ、空いている会議室に入って寝て、その結果17時過ぎに退社するはずが18時半頃退社することになったのであります。もはや笑い話ではなく痛い話であるが、実は賢いのにこうやって自分から率先して(以下略)。
 ということで先ほど「本題に入りますが」と言っておきながらここからが本題となりまして、本日は都営大江戸線光が丘駅近くのブックオフに行くのですがそちら方面に行くとなればこれは中野のまんだらけに行かねばなりますまいというわけでまずはメトロ東西線中野駅で下りていつものようにまんだらけへ向かいます。


 ここへ来るまでにも様々な葛藤があったり(「土曜の夜にブックオフに行って家に帰って急いでブログ更新するのもなあ今日はおとなしく家に帰って明日昼ぐらいに行って夕方頃帰ってゆっくりブログ更新したらええんちゃうかなあ」「何を言うか俺はもはや社会や会社に臆病だったあの頃の俺ではないのだ明日は明日でやることがあるだろう大体土曜の夜に疲れたなんぞ言って惰眠を貪ってどうするというのだお前は仕事に趣味にと戦う社会人なのだ」)様々な事件があったのですが(電車で俺の目の前にいたカップルの女がやたらとキツイ香水の匂いを振りまいていたので露骨にしかめっ面をするとそのカップルの男の方が俺を睨んできたのでいや今からクシャミをしようと思ったのですと言わんばかりに嘘くさいクシャミをした)それはまたの機会にということで店内を物色し、はっきりと自分の意志と行動力で購入しなければならぬ、検察審査会などというわけのわからんものに振り回されてなるものかということでこちら。19時31分、315円。

オレたま 5―オレが地球を救うって!? (ジェッツコミックス)

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 うへえもう19時半か。これからJR中野駅東中野駅都営大江戸線に乗り換えて光が丘駅まで行かなければならんので急がねばならん、なぜなら中野のまんだらけに行った後は必ずロッテリアに寄ることにしておるのだからなということでシェーキのバニラとからあげくん(?)みたいなやつを頼む(だから太るんだ)と、トレイについている紙にエウ゛ァの広告があったが、何やこのアスカの絵は。アホみたいに可愛いやないか。

 どれぐらい可愛いかと言うと「ラブプラス」の寧々とか「アマガミ」の棚町薫とか七咲逢とかと肩を並べるほどであって、いかん昔LAS(ラブなアスカ×シンジ)をキチガイのように漁っていた時を思い出してしまった。もういい加減DVDを買いに行くべきか。しかし13年前にあんなふざけた終わり方をしておきながらノコノコと買いに行けるかボケと思いながら電車に乗って寝てしまってあっという間に都営大江戸線終点・光が丘駅に着いて5番出口を出て団地が立ち並び電灯が少ない暗い道を都道443号線に向けて歩き出し、東京各地を訪れ時にはこのような夜はほとんど人気のない住宅地にまで来て一体何がしたかったのだ、兵庫県だろうが東京だろうが俺は変わらないということを実感したかったのかと普段考えもしない考え事に耽ってBOOKOFF練馬光が丘店。

 店の雰囲気まあまあ、品揃えまあまあで、色々ありますが別に不満というわけではありません、俺はただ分別をわきまえて生きていたいんですという今の俺の気持ちにぴったりの店ではないか。というわけでこれを買おう。21時3分、105円。
美味しんぼ (15) (小学館文庫)

美味しんぼ (15) (小学館文庫)

 東京MXで再放送している「美味しんぼ」はいよいよ来週から怒涛のラブコメ展開である二木まり子編がスタートであります。いやもう二木まり子編が見たくて今まで録画したみたいなもんだからね。楽しみですねえ。
 さて帰りは都道443号線をひたすら東に歩いて都営大江戸線練馬春日町駅まで歩いたわけでありますが、東京名物高層ビルもなく車もあまり通らず、木や葉の甘い匂いが夜風に誘われてきて非常に過ごしやすかった。久しぶりに秋を実感できた夜でしたというわけで今日はこのへんで。