第5シリーズ 全てが終わり全てが始まる(2)BOOKOFF足立加平インター店

 …。どうも皆さんこんばんは。…ええ、まあね、今どこにいるのかと言うと便利なのか不便なのかわからない東京の我が家(社宅)にいるというわけですね。まあいつ夢の国(兵庫県糞田舎)からこの巨大経済都市東京に戻ったのかというと24日(水)なわけですね。しかも「午後から出社してくれ」とか言われたもんで朝7時に家を出て8時にはもう新幹線に乗って12時前には東京に着いて13時にはあのよくわからんオフィス街に出向いていたという…ああトラウマになりそうな夏休みの終わりであったという…いくら急に係長が辞めるからってねえ…大体上層部は現場のことを(以下略)。
 そんなわけでこんなわけであるから土曜日の裏東京毒探偵突撃古本屋第五シリーズであります。恐らく来週から1〜2ヶ月に渡り土曜出勤を強要されるかもしれないという目を閉じ耳を塞ぎたくなるような現実からひたすら逃避し続け糞田舎での戦利品を整理分別し洗濯しスーツ類をクリーニングに出してその合間に寝たりしていたらあっという間に18時になり外出する。本日向かうのは足立区のBOOKOFF足立加平インター店であるから「二鷹体制」の協定に沿ってその近辺のBOOKOFFにも行かなければならんのであるが、今日まず行くのは中野のまんだらけなのである。永田町神保町秋葉原門前仲町兵庫県糞田舎と撃破してまんだらけを攻略していないのは手落ちのような気がするし、「日本ラブコメ大賞2008」の購入期間も残り少なくなっていることを考えればブックインザスカイ(仮称)と並んで日本一の品揃えを誇るここに行った方が良いと判断したのだ。文句あるか。
 中野駅に着いたのが19時前であり、駅前は非常な人の混み具合であった。そしてなぜか俺はわずか1週間前にあの兵庫県糞田舎で大型古本屋5連発と称して国道2号線・明姫幹線を自転車走らせていたことを思い出した。今、こうして大都会東京の人ごみの中にいる俺が、つい1週間前に地方で自転車を走らせていたなど夢のようである。いや1週間前自転車に乗って明姫幹線の暗い道のりを走っていた時は自分が東京で神保町や秋葉原に何度も行っていることが夢のように感じられたのだ。うーん。一体この変な感じは何だろうか。俺はただの田舎者で、間違って東京に来ているだけなのだ。そんなわけでまんだらけ中野店である。

 よく考えたら月曜日に梅田のまんだらけに行っとるのだ。それが土曜日になったら東京のまんだらけに行くとはまさに何とかの貧困であるが、そんな自分が好きなのだから仕方ない。普通の25歳の独身サラリーマンの土曜日の過ごし方は合コンや飲み会ってか。けっ。反吐が出るわいそんなもん。ボケが。そういうわけで買ったのはこちら。

 本作は日本ラブコメ大賞の上位を狙えるかもしれませんね。しかし262円はちと高いな。
 その後メトロ東西線で大手町へ行き、大手町で千代田線に乗り換え北綾瀬駅へ行くのだが、綾瀬駅でまた北綾瀬行に乗り換えなければならんのだがどこにも乗り換えの場所が見当たらないので往生していると「0番線」というのがあってそこから北綾瀬駅までワンマン電車が通っているという。月曜日に梅田や三宮にいた人間が土曜日に東京の足立区でこうしているのは大変奇妙であるがそんな自分が好き(以下略)。どうも最近(以下略)を使い過ぎているな。しかしこれ便利なんだよなあ。
 で、北綾瀬駅から歩いて5分で本日の目的地・BOOKOFF足立加平インター店へ着く。すぐ近くに首都高の入口があり車の数が多くて我が田舎のようで(以下略)。ああまた使ってもうた。

 店の感じとしては江戸川大杉店に似ている。品揃えも悪くないのだが「日本ラブコメ大賞」用のものはないので非ラブコメの一般本を買うことにする。最近「ラブコメ1、非ラブコメ1」買うパターンが続いてこれはこれであまり長く続けるものでもないと思うのだが、こうすることで「ラブコメ本を読みこなせないほど大量に買うことを防ぐ」利点があるのでねえ。まあ少なくとも今年一杯はこの方式で行きます。というわけでこれを買う。もちろん105円。 その後、北綾瀬駅綾瀬駅北千住駅と乗り継いで便利なのか不便なのかわからない我が家(社宅)に帰り、平和な休日は終わりを告げるのでありました。いやあ来週から当分外に出られそうにない気がするのですが、とにかく来週まで皆さん大いに勃起して踏ん張って下さい。それでは。