やあやあやあやあやあやあやあ。

 やあやあやあやあやあやあやあ。俺です。俺です。具体的に言うと本日梅田・三宮を懸念されていたブランクをもろともせず撃破し酒池肉林の宴を開き日本と世界を敵にまわすことも恐れない俺であります。何度も言うように梅田も三宮もかつて俺の支配下にあったのであり現在は勇退し後進に支配権を譲ったとはいえ俺のアレはまだまだ現役なのである。ああ楽しかった。は。麻生新総裁。知るかそんなもん。後で相手したるわい。
 というわけで昼12時に家を出て自転車に乗って駅まで行くわけである。昔は駅前に自転車を止め放題だったが、今は道路整備が行き届いて有料駐輪場に置かざるを得なくなっている。そして当然そんなものを相手にする俺ではなく駅前のデパートの自転車置き場に置いてまずJR三宮駅へ。
 最初の目的地・まんだらけ梅田店に行くには新快速で大阪駅まで行けばいいわけだが俺はそんなことはしない。三宮でJRから阪急に乗り換えるのである。そうした方が安いからだ。これを大学四年間やった当時の俺の輝きを忘れぬためにも金に余裕がある今でも俺は阪急に乗り換えるのである。阿呆と言いたければ言え。


 上二枚目の写真であるが、当時の俺は三宮から梅田に行く時いつも一番西側のホームから電車に乗っていたので当時の俺の輝き(以下略)。時刻は13時半頃であり、昼飯をどうしようかと思い、迷い、十三駅の立ち食いそば屋で食うことにする。いい加減そんな学生みたいなことはやめようぜ梅田に腐るほどある小粋なレストランでも行けばいいじゃねえかとも思うがそこまで阿呆になるつもりはないとどこかの俺が言うのでカレー丼セットを食う。シャレにならんぐらい金がない時(2001年の秋)に290円のかけそばを食べながらふと目に入ったかけそばプラスカレー(どんぶりにカレーを入れている)のカレー丼セットが無性に欲しかったのを昨日のことのように覚えている。
 というわけで5分あまりで腹の中に入れて梅田駅へ着く。ここはあんまり変わってないな。はじめてここに来たのが2001年であるからもう7年が経つのか。



 上の写真を見ておわかりのように改札を出て地下の通り(ホワイティうめだ)を歩けば気分はあの頃の俺である。定期のおかげでいつでもここに来れた俺は意味もなくここを彷徨ったのだ。金もないのに今から行く「まんだらけ」に行くこともあれば、ただひたすらこの梅田界隈を歩くだけの時もあった。一時期大学へ行かず、本を読むことすら放棄して疲れるまでただこの辺りを歩いていた時があったが、あれは何だったのか。よくある「理由なき反抗」というやつかねえ。
 泉の広場が見えてきたら地上に上がり、阪急東通り商店街である。居酒屋やカラオケや風俗紹介所が立ち並ぶ雑然としたところであり、はじめて見た時は面食らったがあれから7(以下略)。しかし東京に行って風俗の味を覚えたからか、やたらと風俗紹介所が多くて目のやり場に困る。昔ももちろん立ち並んでいたが、「自分には一生縁のない大人の世界」と思って特に興味を惹かれることなく素通りしていただけであった。青春の地・梅田三宮に来てまでそっち方面に関わる気はないが、今度の年末年始には一つヤってやろうかな。福原にでも。

 昔話が続くが、2001年当時この「まんだらけ」に入るには荷物をロッカーに入れなければならなかった。そんな本屋聞いたことない、とびっくりして店内の全体的に薄暗くてマニアックな雰囲気にもびっくりしてこんなところへ行くようになった自分は大人とは言わずともそれなりの若者になったと一人で悦に入っていた。
 ちなみに品揃えの方は一時期本当にひどく、それが2004年頃から始まる「糞田舎大型古本屋五連発」への要因となるのだが俺が東京に行ってこうして帰省して訪れる度によくなっている。そればっかりだが、あの頃は週に1回どころか2回も顔を出していたのだから買うもんもなくなるわなあ。で、買ったのはこれ。なぜか420円もした。

 ちなみに本日は「エロ漫画買いまくり」となります。なぜそうなったのかはよくわかりません。せっかくの休暇だというのに風俗に行かなかった反動かもしれませんが、まあ俺変態やしな。
 ちなみに「まんだらけ」を出た後は泉の広場横にあるブックファーストコミック何とか店に行って新刊をチェックします。決して買いはしない。なぜかは俺が知りたい。

 一時期この店は女性向け同人誌ホモホモコーナーがごっつ充実していてつぶれへんかなあと思ったりしたこともあったが、今日覗いたらホモホモコーナーはなくなっていた。いい事だ。他にもとらのあな梅田店や紀伊國屋書店があるのだが残念ながら俺はもう三宮へ戻るのである。なぜ他の店に行かないのか。そんなもん俺が聞きたいわ。
 ちなみに梅田から三宮に一直線で戻ることはしない。京都線宝塚線を使って十三まで行き、十三で神戸線に乗り換えるのである。これには理由があってかつて大学時代俺は十三乗り換えであの母校に行っていたのであるからまたその乗り換えの気分を味わいたいのである。ちなみに十三駅のホームのどっち側で電車が来るのを待つのかと言えば大学からの帰りの時は梅田寄りで休日まんだらけからの帰りは三宮寄りで待っていたのでまあどうでもいいのだが(本当にどうでもいいのだが)今日は梅田寄りで待つことにしよう。ここでまた写真をどうぞ。

 阪急電車に揺られて胸キュン青春恋愛小説を読んでいると(この前買ったやつ。詳しくは年末の日本ラブコメ大賞で)あっという間に三宮である。昔は定期があったから阿呆のように行ったり来たりしていたことを思い出す(1日に三宮を3往復したことがある)。そして黄金コースの黄金方程式に則せば次は超書店MANYOである。というわけで阪急を出てJR東口を出てサンパルまで行って店へ入る様子を写真でどうぞ。わかる人にはわかるので、「おおまさか世界のラブコメ王が僕(私)もよく行くところに来られたとは感激でうんたらかんたら」とか言うことが(以下略)。





 ここができたのはいつか。確か2001年ごろだったと思うが、この店の面白いところは一体誰をターゲットにしているかわからないところであって、いわゆる戦前の本とか初版本とかいった薄汚れた、都会っ子ゆとりっ子はまず手に取らないであろう本(いわゆる「古書店」に売っている本)が大量にある一方で大型古本屋よろしく漫画本文庫本単行本が所狭しと置かれエロ本も結構充実しているのである。要は神保町的な部分とBOOKOFF的な部分のいいとこ取りをしようとしているのであって、その中途半端さは笑っていいものなのか痛々しく見るべきなのか俺にはよくわからんのである。とにかくどんな本にも値札を貼らずに最後のページの右上に鉛筆書きで価格を書いているところが何というか理解に苦しむ。ということで買いました。450円。

 SFアドベンチャー。神保町にいくら探してもないんだよなあ。いやまあお前いつも同じとこ三つ行くだけやないかと言われたらそれまでか。
 終わったら次はダイエー・モノレール駅を通ってセンタープラザ西館の地下にあるGAMERSへ行きます。その間の写真が以下。おおあの頃の俺がそこにいる。






 このあたりの風景は俺が大暴れした2002・2003年の頃とほとんど変わっていない。というわけで「世界のラブコメ王が青春の血と汗と精液を流したと言われるこの地に僕(私)も行ってみた(以下略)」。変わっているとしたら一番最後のGAMERSであって、今はゲームもグッズも本も一緒になっているが昔はそれぞれ分かれていたのである。特に大型古本屋5連発が本格化する前はここで新刊をチェックしそれからとらのあなジュンク堂書店で買うというパターンであったのだ。懐かしいですなあ。
 それから2階に上がってエンジョイスペースギルドへ行く。

 いやここもね、昔はこんな雑然とした感じじゃなかったんだがね。いやまあ昔っていうのは美化されるから「昔はもっと整理されてた」と俺が勝手に思い込んでいるだけかもしれぬが、ここも思い出深いね。何たって昔は週5回ぐらいここに来てたからね。そんで何も買わずただ並べられている本を見るだけという、今考えたら何だそれということなんですがまあ昔のことです。あの頃は反ラブコメのみならず非ラブコメすらも許せなかったから、この店に来るたびに激怒していたことを思い出す。というわけでやっぱり何も買わず、よく言っていたエロゲー屋(パソコンソフトショップ)を通って3階に行けばとらのあなである。

 あのー、昔のことばっかりで恐縮なんですがここ昔はもっと狭かったんですよ。今同人誌や同人DVDや成年コミックを売っているところというのは昔献血センターでね。それで今一般コミックとか売っているところだけがあの頃のとらのあな三宮店だったのですよ。いやもう止まらんが、とらのあな三宮店がオープンしたのは2001年9月下旬で、その頃既にメロンブックスはあっていよいよ三宮がミニ秋葉原化したかと俺はウキウキしながら行ったら狭い上に売ってるのが同人誌ばかりでね。いやちょっとだけ成年コミックはあったのかな。そんでその同人誌というのが鬼畜凌辱強姦輪姦ホモレズサドマゾばっかりでね。もうあの時の俺の気持ちを何と表現したらいいかね。うーん。
 ちなみに明日は休日とは言え今日は月曜日であって時間も17時半過ぎで客もまばらであり、俺は大いに見本を読むことにする。広島店みたいに半分までしか読めないということもなく、秋葉原一号店のように読めることは読めるが人がいっぱいで結局読めないということもない。ああやっぱりいいなあ三宮店は。買ったのはこれです。1000億円。

 ま、内容についてはあれこれ言うまい。年末に全て明らかになります。実用度抜群とだけ言っておこう。お前は妹がいるのにそんなことを言うのか変態か。まあ、変態には違いないがねえ。
 さて時刻は18時前であり、そろそろ俺も帰らなければならぬ。というわけで最後はあの頃のようにジュンク堂書店三宮店である。センタープラザ西館からジュンク堂書店に直結する入り口があるのです。そこからの写真。

 まあここは広いからね。今じゃ特に驚かぬが、はじめてここに来たのは第一次大病戦争真っ最中の高校三年の時で、確か筒井康隆の「48億の妄想」を買ったのだ。あの頃は受験からの逃避も手伝って、一日一冊は筒井康隆の本を読んでいたなあ。もう遠い昔のような気がするなあ。というわけで少々疲れ気味の俺が買ったのはこれ。590兆円。

図書室の淫精 (双葉文庫)

図書室の淫精 (双葉文庫)

 いや待て。待ってくれ。一回ヤってみたかったのだ。ジュンク堂書店のような社会的権威とも言える立派な知の宝庫で官能小説を買うというやつを。俺らしい反骨精神とシニカルさが伝わってこないかね。しかし気が付けば今日の俺はエロばっかりやね。実家でろくに自慰もできんからか。まあいい最近の俺には「本当は真面目な読書青年」というイメージがつきまといだしたのでここらで一つ俺のどうしようもないエロさの皮を真性でありながらむいて(以下略)。
 というわけで梅田・三宮黄金コースは終わるわけである。本当はジュンク堂書店三宮駅前店(ダイエーの中にある)にも行きたかったのだが、あそこに行くのは20時過ぎの21時と決まっているのであって、なぜなら大抵の本屋が20時で閉まる(当時)のにジュンク堂だけは21時まで開いていたので俺は20時から21時はあの店で過ごすことに決めていたのである。もちろんそれは学生時代の話で今はまあいいじゃないかとして今から行くようなことはしないことはここまで読んでくれた諸君には容易に納得できるであろうから(できるかボケ)JR三宮駅まで戻りまたも胸キュン青春恋愛小説を読みながら電車に乗り糞田舎に帰ったのである。
 
 閑話休題。実はその後家族で明姫幹線沿いにある「餃子の王将」へ飯を食べに行ったのであるが、ついでに土曜日に写真に撮れなかったブックインザスカイ(仮称)に行くことができたのでバッチリ写真を撮ってきました。どうぞご覧ください。この店こそ俺の童貞喪失の相手であります。

 いやあ、いつ見ても立派ですねえ。もう本当にここはね、まあ電車もバスも近くにないんで車か自転車で来るしかないんですが、本当にいいところですよ。で、買ったのはこちら。105円コーナーにありました。 日本ラブコメ大賞2007・21位の作品です。
 というわけで遅かった夏休みは終わり、俺は東京に帰る…のか?別にここからでもブログは更新できるし、やはりこっちの方が親近感安心感が莫大でありもう帰らない…わけにもいかないのでありますがとにかく次回までごきげんよう