コミックマーケットスペシャル0817

 しかしながら真夏の5夜連続更新スペシャルである。5日連続更新など一体何年ぶりであろうか。それぐらいするほどには俺の社会的経済的精神的肉体的な生活基盤というか余裕ができたということではないということはこれはもう大声で吠えておこう。とりあえず金くれ金。それでオールオーケーさ。
 えー、昨日はあまりの灼熱地獄に家に帰ってバタンキューであった。何とか日が変わった深夜頃には持ち直したものの我が身は棺桶に両足を突っ込んでいる身体であり明日またあの炎天下で踊らされては熱中死してしまうので本日は入場制限が解かれる12時以降に行くことにする。いやよく考えれば昨日だってそれぐらいの時間に行けばよかったのだ。生きるってことは考えることなのだねえ。
 であるからしていつものようにサンプロを見て11時20分頃に家を出ることにする。我が豪邸からビッグサイトまでは自転車走らせれば30分程度であろうが今日の俺はいまだ昨日の疲れを引きずっているので40分くらいかかると見込んで出発したのであるが、天気は曇りで風も強く、小雨まで降ってきて大層涼しく20分くらいでゆりかもめ有明駅に着いてしまう。おお。やはり俺もまだまだ若いということか。

 上の写真はビッグサイト入口を撮ったもので確か11時50分頃と思われるが、既に入場制限はなくスンナリと会場に入ることができた。これは昨日より空いているのではと淡い期待をしたが中は昨日より多いぐらいである。それはそれで宜しい、今日は俺もそれなりに準備してきているのである。


 もちろん俺のことであるから大手サークル及び企業ブースに行く気はない。俺は絶対的少数派の象徴とも言えるラブコメ和姦族でありいくら劣情をそそる絵であってもラブコメでもなければ強姦輪姦鬼畜凌辱ホモレズサドマゾの下僕でもないので気楽にアマチュアサークルたちを攻略していくだけである。ちなみにコスプレ広場は…元気があったら行ってもいいけどね。まあ何かのネタにはなるやろうから。
 しかし去年も言ったが本屋ではないのだからジロジロと物色したり立ち読みするわけにはいかんではないか。先に立ち読みしている人がいたらその後ろに隠れてそそくさと同人誌を取ることもできるが周りに誰もおらず俺だけがノコノコとブースの前に立って売り子さんは黙って座りながらもチラチラと俺を見て俺はと言えば中身が強姦輪姦鬼畜凌辱ホモレズサドマゾであるから買う筈がないので戻してなぜかわからんがペコリと頭を下げて(売り子さんもなぜかペコリ、とやる)その場を去るわけである。何と言いますかこういうのを気まずいというのですねえ。それとは逆に明るい売り子さんが「どうぞ見ていってください」と声をかけてくれる分にはこちらも確かに気が楽なのだがやっぱり中身が強姦輪姦鬼畜凌辱ホモレズサドマゾであるから結局ペコリとなるのである。まあしばらくしたら慣れたけどね。
 それにしても今やすっかり当世オタク事情に疎くなった俺にはよくわからんものが大半なのであって、狼と香辛料アイドルマスターらきすた等は見てもわからんのでスルーしてとりあえず事前に目をつけていたサークルのものを買うことにする。3、4冊と続けて買うごとに興奮してきて全然知らないグレンラガンゼロの使い魔の同人誌も買ってしまう。しまいには何かごっつ胸元の開いた服を着た結構美人の女の人に「どうぞ見てください」と言われその時胸元がこれまたパックリ開いたような気がして気が付けば「あ、あの、しし新刊を一部」と言ってしまう。お前の方が攻略されとるがな。
 そのようなわけで12時前から13時過ぎまでにお目当てのサークルのものをほぼ確保してその後も体力が持つ限り見て回り、あれよあれよという間に15冊ぐらい買ってしまう。いかんこれでは金がいくらあっても足りぬ、しかも俺はこの空気に呑まれてラブコメ和姦に対する審査基準が下がってしまっていると思ったところで14時となったので退場する。外に出れば案の定疲れがドッと押し寄せてくるが、相変わらずの曇りに小雨がパラついて非常に気持ちがいい。家に着いたのが14時半であり、睡魔に襲われて夢の中へ。

 上の写真が昨日・今日の戦利品一覧である。ジャンル別は以下。
 ・LAS 3冊プラスCD1枚
 ・To Heart2 2冊
 ・キミキス 2冊
 ・シスプリ 2冊
 ・グレンラガン 2冊
 ・痕 1冊
 ・ナデシコ 1冊
 ・天地無用 1冊
 ・ゼロの使い魔 1冊
 ・その他 4冊
 とりあえずまあLAS本は確保したからいいとしよう。LAS(ラブなアスカ・シンジ)っていうのは俺の人生の大動脈とは言わんが大静脈みたいなものだからね。その他、ToHeart2やキミキスからおなじみの痕・ナデシコ・天地無用と入手し、成功と言えるのではないでしょうか。というわけでコミケ一色の土日が終わり、月曜日がまたやってくるのであります。それでは皆さんまた明日。