最近の俺は誰が何と言おうと金を使い過ぎておるのである。豪遊そして豪遊という有様であって、いくら天下に轟く世界のラブコメ王であってもこのまま謙虚さを忘れてしまってはいずれ本能寺の変が起こるであろう。何せ先月6月の書籍代は7258円なのであり、4月・5月を合わせた書籍代が6598円なのであるからいかに先月多くの貿易赤字を出したか一目瞭然である。で、結局俺が言いたいのは25歳の平均的サラリーマン(酒・ギャンブルともにやらず。風俗は2ヶ月に一回)は一体月にどれくらい金を使うかが知りたいということであります。誰か教えてくれんかね。
話は突然変わって今日の出来事についてであるが、いつものようにBOOKOFFを2つ回るという休日を過ごすのだが何を勘違いしたのかそれにプラスして古本即売会である外市に行こうと突然思い立ったのである。お前はついさっき「金使いが荒い」と言ったはずだがまさにそれを言い終えた瞬間にまた金を使おうと言うのかと俺の中の彼が非難するが、去年の今頃五反田遊古会に行って以来一年間古本即売会に行っていないということは明らかに悪いことなのであるから行くことにしたのである。あまり知られていないのかもしれんが俺は「世界のラブコメ王」「政局亡者」そして「神保町周辺居住者」なのである。ただし「古本は安いことがその存在価値の全てであり、500円以上で売られている古本は古本ではない」という反抗期に入ったばかりの中学生のようなことを25歳の今も言っておるので、えーとそろそろ俺も大人になろうよとこういうわけですね。
何はともあれまずはBOOKOFFである。いつものように10時に起きてサンプロを見て部屋の掃除を3分ですませて12時に家を出て西武池袋線に乗って向かうは練馬高野台駅北口店であります。
そしていつものようにラブコメを物色するわけであるが、前述のように6月はかなり金を使ったのでありつまりかなりラブコメ関係にも手を染めた(買い漁った)わけであるから当然俺の手元のカード(これから買うべき本)も少なくなってしまったということになろう。それに最近気付いたことだが今の俺は漫画及びアニメ・ゲームの三本柱体制でそのラブコメ生活を謳歌していた学生時代とは違い漫画一辺倒となっているのであって、あまり買いすぎてはやがて雑草も生えないほどの空き地となってしまう。ただでさえ今年は「二鷹体制」によって毎週2冊買うことを義務付けられているのだから、このあたりは慎重に吟味に吟味を重ねて石橋を叩いて渡らなければならないと熟考するのも面倒臭くなったので結局これを買う。いやそんなことでいいのか。いやそんなことって言われても俺は「怠惰と惰眠の権威」だからねえ。
HIMEGOTO (バンブー・コミックス DOKI SELECT)
- 作者: 大橋薫
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2008/05/17
- メディア: コミック
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
それから西武池袋線で池袋駅に行けば向かうは外市の会場である古書往来座であって、古書即売会に行くのは一年振りで外市に行くのは初めてである。3年前は結構色んな即売会に行ったものだが、俺も寄る年波かラブコメと政治の尻を追い掛け回すうちにすっかり古本とは疎遠になってしまった。もしかしたら俺が顔を出すと石を投げられるかもしれん。
場所は広すぎず狭すぎず、品揃えも多すぎず少なすぎずで大変選びやすいというのが第一印象である。そしてもちろんこんなところでラブコメは不要であって、ここでは真面目な読書青年となって内容と金額の経済効果を脳味噌フル回転で吟味しながら買ったのはこちら。まあ、BOOKOFFとかでは売ってない本を買うことができたということで良しとしよう。
- 作者: 横田順弥
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1989/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: みた森たつや
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/05/20
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 221回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
というわけで休日は毎度毎度あっという間に過ぎるのです。しかし今回一年振りに古本市に行きましたがやはりいいものですね。俺の糞人生の優先順位としてはラブコメ・政治の次が古本となってしまうのでどうしても疎遠になりがちですが、まあ「長く付き合う」ことに意味があるわけで、ぼちぼちやっていきましょうかね。「500円以上は古本ではない」も、来年には「1000円以上は古本でない」となっていることでしょう。