案の定、27歳にもなると周りに結婚したり子供が生まれたりした同僚や後輩が多くなってやたらと「お前も結婚した方がいいぞ」と言われるようになった。もちろん俺はその度に「何を言うておるか。2〜3年もすれば愛は醒め生活の垢がびっしりとこびりついてただひたすら給料配達人として人生を送り挙句の果てに出会い系にハマられて慰謝料を払わなければ離婚できないような状態に陥ってたまるか」と言うが、柳に風とばかり「やっぱり自分の子供はね、世界一かわいいね」と返されるだけであった。孤立無援。なるほど無縁死や少子化問題は国家と民族の危機であるから政治的人間を自負する俺にとって俺の言っていることは看過し難いものであるが、今日の俺はただの阿呆のキチガイのラブコメ狂いなので気にしないでおきましょう。毎度のことながら何が言いたいのかさっぱりわからんが、そして歳を経るごとにこういうノリは疲れるが、後輩に真顔で「婚活とかしないんですか」と言われた時には温厚で名高い俺もブチ切れそうになった。まあ明日交通事故に遭って死ぬかもしれないのでそんなことを気にしても仕方がありません。
そんなわけで今日も土曜出勤したのであるが午前中で済んだので12時過ぎに会社を出て定食屋で親子丼の大盛りを食べ、図書館に行って勉強をしようとしたら学習室が満杯だったので久しぶりに風俗にでも行ってその様子を嬉々としてこのブログに書くことにしよう。そう言えばだいぶ前に「エロ漫画を買ってそれを嬉々としてブログに載せるのは構いませんけど、風俗に行ったことを書くなんて、あなた阿呆ですか」というメールをたぶん女性であろうがもらったのだが、だから俺は阿呆だとこのブログを始めた遥か5年前から言っておるではないかそこらへんのアホと俺を一緒にしないでもらいたい俺は筋金入りのアホなのだというわけで鶯谷へ行くことにしよう。約半年に渡り指名し続けていた五反田の女がいなくなったのでまたお気に入りを見つけねばならず、この半年間ご無沙汰であった鶯谷に獲物を前にした百獣の王のごとく着きました。
ちょっと解説しますと鶯谷や上野は熟女系が多いと言われております(ギャル系は池袋・新宿・渋谷)。俺が今から行くお店も「お姉さん系」であります。しかしながら駅やホテル付近には顔がパンパンに膨らみ顎の肉がたるみきった40〜50代のおばはん達が、20歳前後の女性のみ着ることを許された華やかな服装に身を包み一層の醜悪さを醸し出していて人生の何たるかを教えてくれよう。ホテルに入って4千円を払い、店に電話して「203号室です」と言うと「わかりました、では10分後に伺います」
(中略)
ぬは。まあ良かったが、疲れた疲れた。よく考えたら昨日の夜に自慰をしておったではないか。やはりこういうのはもっと用意周到にしておかなければなりません。ちなみに床がツルツルのせいでシャワーからあがって転んで左足の小指をいやというほどぶつけたのだが、なに天罰ですと。1万8千円も払って正当な対価をもらっている俺の何が悪いというのだこのボケ野郎めというわけでホテルを16時ちょうどに出ていつもの「裏東京毒探偵」シリーズが始まるわけですが、まずは中野のまんだらけに向かいます。JR鶯谷駅から山手線で新宿駅、その後中央・総武線で中野駅に着けば皆が俺を出迎えているが、改札を出たらいかにも大学のサークルですと言わんばかりの男女6〜7人が楽しそうに喋っていたのでもう不愉快なことこの上ないわけです。俺がこの世で最も嫌いなものが「大学生の青春群像」であることを知っとるのか知らんとは言わせんぞこのボケ野郎何が「ただの女友達(以下略)。そして写真。
「どうしてそんな毒にも薬にもならない写真を載せるんですか」と言われたので、「早くしないと電子書籍という名の黒船にやられるからだ」と答えておきました。土曜の夜にしてはBOOKOFF秋葉原店のようなごった煮状態でもなく閑散としているわけでもないので非常にいい雰囲気であります。本屋古本屋に行くのを「2週間に1回」(2−1ルール)にしてあまりガツガツ買わないようになったので今や俺の手持ちのカードは増える一方でまことに愉快。17時19分、315円。
- 作者: 岡戸達也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/23
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「でさあ、リエはさあ、リエも含めて女五人のところで仕事してるんだって」
「ふうん」
「それで、どうもリエはね、嫌われているらしいんだよ(笑)」
「はは、そうですか」
「うん。ところがね、何かその五人でね、遊びに行ったんだって」
「どこに?」
「ディズニーランド」
「ほう」
「ところがさあ、嫌われているからさあ、何か2・2になって、自分だけポツーンとしてたって」
「へえ。それはそれは」
「泣いて帰ったらしいよ」
「はは。なんか女ってそこらへんエグイよな」
「そうだよね。男だったらさあ、あいつ面倒臭いから誘わないでおこうとかさあ、なるじゃない」
「うんうん、女はそういうことしないよね。仲悪いのわかりきってるのにね。それで仲良くする気もないのにね」
うんうんそうだね、確かに女ってのは恐ろしいよねと密かに相槌を打っているとあっという間に成城学園前駅に着いて本番でありますが、ここから相当歩くことになります。そもそも今から行くBOOKOFF大蔵多摩堤通り店が駅から徒歩で行けるような距離にないことは日本人の1万人に1人もご存知ないと思いますが、「どうしてそんなにBOOKOFFに行くんですか」と言われたので「早くしないと著作権と文化保護という名の利権にまみれた人達がやってくるからだ」と答えておきました。完全なる住宅街(コンビニも見当たらない)をひたすら南に歩くこと30分で多摩堤通りに出る頃には周りは暗くなって道を走るのは車と自転車に乗った人だけになって歩いているのは酔狂な俺ぐらいだが、まあこれこそ阿呆の真骨頂というやつであります。それにしてもここ本当に東京23区なのか。我が兵庫県糞田舎のようで大変結構なことだが、とにかく南側をずっと歩き続けて東名高速道路をまたいで野川が決壊してほら見てごらん。
「どうして店の写真を載せるんですか。意味がわかりません」と言われたので、「早くしないと俺が非実在人間になってしまうからだ」と答えておきました。品揃えは非常に良かった。同じく駅からだいぶ遠いところにあった世田谷区のBOOKOFF北烏山店を思い出すなあ、あそこに行ったのは2008年の3月1日か、あの時は五反田→秋葉原→北烏山という大胆不敵なことをしたんだよなあ、すごいよなあ、でも誰も褒めてくれんわなあ、大体結婚を(以下略)。そろそろラノベにも手を出さんと日本ラブコメ大賞2010にラノベが一つもないということになりかねんぞと対応策を練るが、結局次回以降に持ち越しで19時43分、350円。
- 作者: 前田千石
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/12/12
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