第5シリーズ 全てが終わり全てが始まる(6)BOOKOFF大久保明治通り店

 2008年12月28日から2009年1月3日まで糞田舎の実家で疲れを癒し、鬼のように本を買い、またこの東京砂漠へ戻ってきたということはまあそれはそれでいいのだが、いや別にこんなとこで言う話ではないがこのまま何事もなく時が過ぎてゆくわけがないと思いながらも今日まで何事もなく過ぎていったがもうそろそろ限界ではないかと最近の俺は焦りさえ感じているのである。あんなに「もう青臭いこと言う歳でもねえよ」と俺に言っていたのに何を俺に言っているんだと俺が言うので俺は言うが、両親がいつまでも元気で生きているわけがなく、妹もいつかどこかに嫁ぎ、明日行く会社が無傷なままなわけがないのである。それらに備えておくべきではないか、いや確かに今まで常に頭の片隅にそれらは置いてあったがこれからはど真ん中に置いておくべきではないか今この瞬間にも何かが進行し何かが起ころうとしているのだ。ある日突然世界は変わるのである。ほら「ある日突然世界は変わる」と今まで阿呆の一つ覚えのように言ってきたくせに気持ちの方がついていってないではないか。これでは合コンに行って表面的なことに心を奪われて醜く野垂れ死んでゆく新宿や渋谷の若者たちと変わらない。俺は奴等と違って畳の上で安らかに死ぬのだ。
 というわけで人生は続く。いや俺の場合続くかどうかはわからぬがとりあえず今日の俺は元気があるので東京23区のBOOKOFFに行こう。昨日夜の新幹線で帰ってきて家に着いたのが23時半頃であり風呂にも入らず寝てしまい起きたら10時過ぎであった。早速糞田舎で買ってきたアダルトアニメDVDを見て(「ドキドキ母娘レッスン」)ああ買わんかったらよかったと後悔したがとりあえず自(以下略)。というわけで昼12時に家を出たのであります。
 まあダラダラと書くのはまた今度ということで今日はさっさと進めますが、メトロ副都心線西早稲田駅まで行って本日の目的地・BOOKOFF大久保明治通り店。

 ええ2009年もあいかわらず本屋の写真を撮るという愚行は続けられるでしょう。いや俺もなんで本屋の写真ばっかり撮り続けるのかさっぱりわからんのですが、もうこの「裏東京毒探偵突撃古本屋」シリーズがあと5回ほどで終わりなんで最後まで続けることにします。というわけで品揃えは可もなく不可もないというところです。我が糞田舎の古本屋に比べるとだいぶ劣ってしまうがね。買ったのはこちら。

 日本ラブコメ大賞2002・8位の優れた作品であり、本巻で完結とのことである。いやあ大変お疲れ様でした。特に本作の2002年度アニメ版・2003年度アニメ版は我が青春の思い出と共にいつまでも小生の記憶に残り続けることでしょう。
 そうしてマクドナルドでシェイクのバニラのSサイズとてりやきマックバーガーを食べ、メトロ副都心線西早稲田駅から新宿三丁目駅で都営新宿線に乗り換え、瑞江駅まで向かう。「二鷹体制」は2009年も続行されBOOKOFF瑞江駅北口店。

 いい男の条件は「行きつけの店を持っているかいないか」である。それと休日に東京23区のどこかの大型古本屋に行くお前とどういう関係があるのかと言われたらまあそれはその、というわけで買ったのはこちら。相変わらず品揃えいいですねえ。我が糞田舎のブックインザスカイ(仮称)といい勝負である。

 日本ラブコメ大賞2009は始まっておりますぞ。
 というわけで長かった年末年始が終わり、明日からまた地獄がやって来るのです。生きてたら生きるし死んでたら死にます、というわけで皆さん今年もこの奇怪な購入戦線にお付き合い下さい。で、下の写真は年末年始の戦果一覧です。早くも置き場所がない。