コミックマーケットスペシャル0816

 というわけで真夏の5夜連続更新スペシャル2日目の今日はもちろん灼熱地獄の中を自転車走らせて行ってきたコミケについて語らなければならないのである。日頃から「あの人たちオタク、俺ラブコメ」としてオタクの渦の中に埋もれるのを拒む俺であるがまあ外から見たら「どっちもキモイ」ということになるのだから良しとしよう。
 そして去年の反省を踏まえて今年は早く行こうと固く胸に誓ったわけであるが朝起きたら9時半でありそこからのこのこと着替えて自慰をして(言うなというのに)家を出たのは10時前である。30分も自転車走らせればもうゆりかもめ有明駅前であり、俺の前を走っていた同類と思われる自転車男二人が有明駅前に自転車を止めたので俺もそこに止めることにする。しかしアレですな、「自転車で永田町神保町秋葉原に行ける」ことはすごいと思うが「自転車で東京ビッグサイトに行ける」としても別にすごいとは思わんな。あれ。俺はコミケに否定的だぞ。どうしたことか。

 で、まあ上の写真を見てもわかるとおり人・人・人の大群なのであります。これはまたえらい長い間待たされそうであるが、こういう時のために本を持ってきておるので問題ない。とりあえず前を歩く人々の流れに沿って歩いているとやがて列の最後尾について止まり、俺は本を読み始めた。そしてまあ暑いこと暑いこと。帽子もタオルも持っていないものだから手のひらまで汗びっしょりであり、顔から滴り落ちる汗が本にかかってあっという間にしみったれてしまった。これでは本を読むことすらままならず、周りの日傘をさした女たちを睨みつけること20分にしてようやく列は動き出した。はっきり言ってこの時点で既に疲労困憊である。いくら人が多いったって、もうちょっと何とかならんのかね。



 動き出した後も亀の更新の如き速度であり、もちろん中に入っても人・人・人の熱気で一向に涼しくないわけである。まあ俺も25歳だからね。そんなに体力ないのは自覚しておるが、そこかしこに座っている奴がいることを鑑みると皆さんもだいぶ疲れているようある。

 というわけで無事会場に辿りついたわけであるが、本日のお目当てと言えばLAS(ラブなアスカ・シンジ)サークルぐらいであって他は何ということはないのである。しかしLASなど4、5サークルぐらいしかないのであって(碇ゲンドウのコスプレをした売り子さんがめっちゃ似ていた)、ものの五分で本日の目的は達成せられてしまったのである。一応周りも見るが他に一般・男性向といえばグレンラガン涼宮ハルヒひぐらしぐらいであり俺にはよくわからんのである。そしてそれ以外がつまるところ女性向ホモホモコーナーであり、ただでさえ疲れている上にこれではとゲンナリしているところ場内アナウンスが「本日は女性入場者が多いため、男性トイレを一部女性トイレに変更させてもらっています…」とほざいているので帰りました。滞在時間1時間弱。その後会場を出てあまりの暑さに死にそうになりながら自転車を走らせて家に帰ったのが14時、あまりのしんどさに今日はそれから何もできませんでした。明日はどうするかわからんが、生きていたら行くし死んでたら行けないということでまた明日。