第4シリーズ 光よ天まで(8)BOOKOFF荻窪駅北口店

 何が起こっているのかと言うと土曜日曜と連休のはずが土曜日に会社に来ているということであって、そらまあ来週も来々週も来るつもりがないのだからせめて今週ぐらいは行って早めに仕事を片付けておかんとなあといやちょっと待てどうして土曜日に行かねばならんのかそして土曜日に休むとなぜ罪悪感を感じなければならんのか、グローバルの資源高の未曾有の日本経済の歯車として働くことに徐々に毒されてきたのか、ああいやだ俺はもっとゆっくりと余裕を持って生きたいのだとまあわかりやすく言うとこういうわけなのである(どこがわかりやすいかボケ)。今の日本企業がそんな悠長なことを言ってられんことぐらいわかるがしかし俺は怠惰と惰眠の権威なのだぞ。平日の会社帰りに本屋へ寄ることすらままならない(退社時間は早くて21時、遅くて23時)なかで俺はどうすべきか。給料安いしなあ。25歳でそれなりの経験も積んだので転職するとしたら今ぐらいがちょうどいいか。でもなあ。
 というわけでせめてのもの抵抗として昼前までぐっすり寝ることにする。などと言っておるが本当は9時頃起きるはずが8時頃起きてああもう少し寝れるなあと二度寝して起きたら11時だったというそれだけの話であって、そういうどうでもいいことをダラダラと述べることが俺の俺たるゆえんだと思うのだが(以下略)。そして会社に着くとちょうど12時になったので近くのマクドナルドに行っててりやきマックバーガーとポテトのSサイズとシェイクのバニラのSサイズとコーラのSサイ(以下略)。
 まあこんな俺でも社会人4年目の夏を迎えるわけであるから、ルーティーンの仕事についてはそれなりの自信もあるわけである。そしてそれだけでいいのであって、やれ効率化だ発想の転換だ何とかのためのアクションプランなど上の方でやってくれればいいのである。俺が今までどんなに大量の面倒くさい仕事でも文句一つ言わずやってきたのはそのようなルーティーン業務さえやっていればいいと思っていたからであり「そろそろ、君には日常的なルーティーンの業務から一段上の、全体を見渡す仕事をやって頂きたい」と言われても困るわけである。逃げようかなあ。しかしまあ、いずれは俺も管理職とかなるわけやからなあ。でも相変わらず書類は多いし事務処理は煩雑になってくるし(コンプライアンスとか内部統制とかのせいで)そのくせ人は増えへんしどうなっておるのだろうか。これが日本の会社の現実なんだろうなあ。腹が立つので我がオフィスのデスクの写真を一つ。昔想像していた「東京でバリバリ働くサラリーマンのデスク」っぽい感じが出ている気がしないでもない。

 というわけで17時半頃会社を出て向かうはBOOKOFF荻窪駅北口店である。そしてそっち方面に向かうとなればこれはもうまんだらけ中野店に寄らねばなりません。しかしあれですな、土曜の17時半に退社して本屋に行くというのは実際にやってみると非常に気分がいいもんですな。高校生の頃土曜日の昼は(当時は第二・第四以外の土曜日は授業があった)学校近くの図書館(言わずと知れた明石市立図書館)に寄って勉強して、18時に閉館となってすぐ家に帰らず明石のジュンク堂書店に寄ったものだが今日はそんな感じである。「そんな感じ」と言われても諸君にはよくわからんか。とにかくそういうわけで中野駅に着いてあっという間にまんだらけ中野店である。ああいつも言うとるがまんだらけ梅田店を思い出してしまうなあ。実は来々週兵庫県糞田舎に帰るのだが二泊三日の短期スケジュールであり梅田三宮には行けないのである。うーん。ここ東京に居を移すこと3年、もういつ離れてもいいのだがなあ。

 詳しいことは知らんが中野というのはオシャレな街であるから道行く女の中には「おおっ」という女もいるわけでありそういう女は結局風俗にはおらんのだよなあと先週の悪夢がよぎりあわてて忘却の彼方へ消し去っていつものようにラブコメを物色することにする。まあ品揃えについては何度も言っているように素晴らしいが値段がねえ。青年コミックはBOOKOFFが350円なのに対してまんだらけでは367円なのである。時々420円になってるやつもあるのでそのあたりはやっぱり規模の違いってやつでしょうなあ。というわけでこれを買う。262円。

 ライトノベルスはBOOKOFFでも250円から350円と値段にバラつきがあるからまあ損をしたということにはならんだろう。さっきから俺はまたとんでもなくスケールの小さいを話をしとる気がするが、俺は至って平気です。しかし去年ほとんどライトノベルスを買わなかった反動からか、今年は結構ラノベに手を出していますね。本作は日本ラブコメ大賞2008に出てくることでしょう。そう言えばもう6月ではないか。そろそろ準備に取り掛からんとなあ。
 さてそれからJR中央線にて2駅通過すれば本日のメインであるBOOKOFF荻窪駅北口店である。先週は五反田・中延方面で今週は中野・荻窪方面そして来週は永田町神保町秋葉原と、案外俺は生粋の東京人より東京のことをよく知っているのかもしれんなあ。松屋で大盛りカレーを食べていざ出陣。

 店に入って最初に目が入るのは何といっても天井の高いことである。これは北烏山店を彷彿とさせる。更に店内の様子は大井町阪急店・綾瀬駅前店と似ている感じである。しかしそんなことを書いて何の得になるか?俺にはわからんからお前が考えろ。というわけで買ったのはこれである。 というわけでここまで書くのに1時間16分かかっております。おいおいおい。そんなんだから毎日更新できないんだもっとさっさと書けっちゅうねんしかしそれでは俺本来の持ち味というものが出せませんよそんな贅沢なことを言ってお前は高等遊民か大体ブログというのはもっと即興性を(以下略)。それではみなさんお休みなさい。