噂の真相 1999年12月[噂の真相]

f:id:tarimo:20190526225438j:plain

 言うまでもないことだが俺は下衆である。いや違う。小市民である。いやこれも違うな。特にこれと言って特徴のない一般大衆であります。なので有名人の噂話には当然興味がある。「○○と××が泥沼不倫」とか「△△が金と権力にモノを言わせて接待漬け」とか「※※がヤクザ(or暴力団or非合法組織)と手を組んで云々」とかを読んで、ああやっぱり有名人は華やかな世界に生きているだけあって俺らみたいな一般大衆とは違う、だからこういう事になるんやなあ、ざまあみやがれ、華やかな世界でチヤホヤされていい気になりやがって、聖人みたいな顔しやがって、正義の味方面しやがって、どしゃぶりの雨に打たれてズブ濡れになるがよいわ、惨めな思いをすればよいわ、はっはっはっは。

 というわけで本書を読み、当然信憑性が薄い事はわかっているもののこれだけ悪意のある誹謗中傷記事を読んでしまうと少々胸焼けもするのであって、「フジテレビの幹部が芸能事務所の大名接待ゴルフを受けた証拠写真」だの「直木賞作家・○○の愛人が語る○○の醜さ」だの「日本を代表する映画会社(東宝東映、松竹)の経営陣の呆れた実態」だのを立て続けに読んでいるとそれらの悪意がボディブローのように我が身に効いてくる…ような気がするが、しかし読む事自体はやめられないのは俺が下衆で小市民な一般大衆だからで、誰が人の幸せ話など聞きたいものか、才能ある人や成功した人と違ってこちとら毎日の生活が不安な下衆で小市民な一般大衆なのだ。新聞雑誌TVに出ている奴らも俺達みたいに不安に怯えてもらわねば不公平ではないかそうだそうだその通りだ、我々は聖人君子ではないのだ正義の味方ではないのだ、さあ奴らを引きずり降ろせ、胸焼けなど気にするな、とにかく誰かを誹謗中傷できればいいのだ、それで気持ちが晴れるのだ、それには有名人が手っ取り早いのだ、いいじゃねえかそれくらい、有名人になるぐらいだから金はたくさん持っているんだろう、誹謗中傷の一つ二つ三つ何でもないだろうわはははははははのは。

 いかんいかん、どうも悪意にあてられて文章が支離滅裂になってきた。本当は「大手マスコミに迎合しない、反権力・反体制の姿勢が一貫していて素晴らしい。特に本誌に書かれている『検察の腐敗』『原発利権』などはやがて起こる陸山会事件や東日本大震災を知っているだけに神妙な気持ちになって読んでしまった」という趣旨の事を書こうと思っていたのだ、しかしながらもう一度軽く読み直そうとして各頁の左側にある見出しを読んでいると(「文化人○○は妻と愛人の面倒を見る艶福家」「総合誌創刊で躁状態の××と△△がW不倫で頻繁に密会説」「△△連載の※※とS局次長は担当を超えた関係との噂」「沖縄移住の○○が長年不倫関係にあった愛人と遂に入籍との噂」「悪徳商法の□□社××会長は銀座の高級クラブSの陰のオーナー説」「※※が夫以外の子供を妊娠し子供二人を連れて家出中との噂」「レイプ事件で揺れた△△大学医学部に交通死亡事故揉み消し説」)有名人と名のつく奴らは支離滅裂な世界に生きていると錯覚してしまったようだ。いや…本当に錯覚なのかな。案外本当だったりして。だとしたらますますワクワクするではないか。完全に安全な場所から、他人の壮絶な修羅場を見物する事ほど楽しい事はないからな。へ。へへへへ。へへへへへへへへ。

 

・いかにも○○(直木賞作家)らしい話である。常に強気な台詞で自分を飾り、若手作家や編集者には尊大な態度を見せつけ、その一方で権力や権威、ブランドには人一倍弱い。文壇でも知られる○○のこうしたキャラクターは、A子さん(○○の愛人)もさんざん目の当たりにしたという。

・「東京ペログリ日記/田中康夫」より。

 9月23日(木)

(ガールフレンド?のW嬢と秋葉原へ)オタクがいっぱーい、と叫び声を上げるW嬢に、買う当てもないのに銀座で洋服を眺めるのと同じ行動心理が彼ら。貴女だってオタクでしょ、化粧品の、と諭す。

 9月24日(金)

 毎回、わずか数秒の「寿命」とかの夫に不満を持つJ嬢も興奮。PG。午睡の後、PG。以前は一回に一度が限度だった彼女も、一回に十数度へと突如成長。アロマフレスカで食事の後、幼児の待つ自宅へと送る。

・週刊誌記者匿名座談会。

 (東海村の臨界事故について)新聞・TVの責任追及の姿勢も甘かったしね。今回の事故の背後にこの国のデタラメな原子力推進政策があるのは明らかなのに、それには触れず、ひたすらJCOの失策叩きに終始するメディアがほとんど。

 大手マスコミは電力会社の広告漬けで、朝日から産経まで原発推進派だからね。原発でも今回と同様の事故が起きる可能性は十分あるのに、国民の「生命」を守ろうという気がないのかな。

 もっとも、そのマスコミも自分達の「生命」となると、かなり神経質になっているようだよ。というのは今回の事故で、各社とものべ数十人を東海村の事故現場に派遣しているんだが、その記者達の多くが「被曝」してしまい、大慌てしているんだ。

三四郎、福岡、江戸の奇想の系譜

2019年1月~

   

     

   

    

    

  • そんなわけでお元気ですか皆さん、「脱走と追跡」を更新しましたよ(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/01/…)。たまには生臭い政治や欲望にまみれたラブコメから離れて海外ミステリーを読むのもいいでしょう。2019年もラブコメ政治耳鳴全日記、俺もお前もラブコメ政治耳鳴全日記。 posted at 22:35:42
  • これは「脱走と追跡」に載せるほどではないですが、「三四郎」漫画版を読みました(先月の彩の国古本祭りで購入)。 明治時代のラブコメは「あなたはよっぽど度胸のない方ですね」とずいぶん手厳しい…。 pic.twitter.com/vn6Q43o8yd posted at 23:55:09

    

   

   

  • @shomotsubugyo や、こんばんは。 遅い時間にすみません。それに解説までしてもらいまして…。 小生も、えらい短い期間で回しとるなあ…と思ったんですが、まあそんなもんかと思って深く考えませんでした。 大変勉強になりまして、気持ちよく週明けを迎えられます。 今度、お会いする時にはこの本持っていきます。 posted at 00:52:27
  • @bookroad_mujin こんばんは。ご丁寧にどうも。 小銭の事は気にしないで下さい、いつもの悪い癖で面白おかしく言っただけでして…。 前から気になっていた貴店ですが、かなり良かったです。他人の家にいるような感覚と、でもここは古本屋なのだ、買って持って帰っていいのだ…というのがたまらんでした。また行きます posted at 23:15:03

     

    

  • 三宮は学生時代、あてもなくフラフラしていた時期があったおかげ? で今でも地下街に入っても迷う事はないんですが、大阪〜梅田の地下街ってあまりよく知らんのです。泉の広場近くのブックファースト東通り商店街のまんだらけぐらいしか行ってなかったですね。 posted at 19:09:12
  • という事で故郷から東京へ帰る途中も悪行三昧・その1・もっきりや(大阪駅前第3ビル地下2階) pic.twitter.com/AwweCluuo2 posted at 19:12:34
  • 故郷から東京へ帰る途中も悪行三昧・その2・まんだらけ梅田店(フランス人?スペイン人?の若者4人ぐらいが俺の前に立ち塞がった) pic.twitter.com/tdinfM6rmL posted at 19:30:34
  • @shomotsubugyo あら、ここにも行ってましたですか。 さすが古本フレンズ posted at 20:10:26

    

  • 会社での話。 いわゆる意識高い系?というか、若いから周りが気を遣ってくれている事に気付いていない、ちょっと痛い若手社員が、「会社に長くいる事のメリットって何ですか」と聞いてきたので、俺は posted at 17:07:51
  • 「長く会社にいると、当然、人事異動がある。それで一緒に机を並べて仕事した人とか、チームやプロジェクトで共に協力して仕事してきた人が、地方の支店、工場、或いは子会社へ異動となる事が多々ある」 若手「はあ」 posted at 17:12:49
  • 「で、いざ、自分がその支店か工場か子会社に出張に行くとなったら、どうなる。いくら普段から電話やメールをしているとしても、向こうからしたら俺らは「本社の偉いさん」だ。実際に行ったところで、お互い気を遣って、毒にも薬にもならん世間話をするだけだ」 若手「…」 posted at 17:22:02
  • 「ところが、そこに、かつて一緒に仕事して、協力し合って、夜遅くまで飲んだりした人がいると、やっぱり空気というか、雰囲気が違ってくる。和やかな雰囲気になる。そして余計な世間話なんぞしないで、さっさと本題に入る事ができる」 若手「…」 posted at 17:27:03
  • 「人脈というのはそういうものだ。これが長い事、同じ組織にいる事のメリットかな。どんどん、仲間ができる、増えていくという」 若手「でも、それってスキルとは違いますよね」 posted at 17:31:55
  • 「あー、まあスキルとか能力とかとは違うかもしれんがね、そういう人脈を築いていたら、いざという時、助けてもらえたりするし」 若手「じゃあ、そういう人脈を築くためには、どうしたらいいんですか」 posted at 17:35:23
  • 「ん?あの、だから、周りの人達と一緒に、仕事を一生懸命して、時に助けたり相談に乗ったりして…」 若手「そういうの、やっぱり大事なんですかねえ。スキルとか能力とは別の」 「えーと、そうねえ…お、こんな時間か、今日は実家からおふくろが来るんで(嘘)、お先に失礼しまーす」 posted at 17:41:20
  • @shomotsubugyo やあこんばんは。 なるほど、「その組織固有の風習や、裏事情などをゲットする文脈依存的スキル」と、それ以外のスキルですな。 俺みたいな田舎者はどうしても前者を強調しがちなんですなあ…気をつけないと… posted at 19:52:03
  • そんなわけで出張先から東京へ帰る途中で本屋古本屋・その1・メロンブックス福岡天神(花粉症が…) pic.twitter.com/hAEmmGsXhb posted at 19:55:35
  • そんなわけで出張先から東京へ帰る途中で本屋古本屋・その2・ブックオフ福岡博多口店(しかし便利なところにあるねえ) pic.twitter.com/ys3uDchhKx posted at 19:57:35

   

   

  • 人間ドックに行ってきまして、バリウムを飲みまして、下剤も飲みました。ああもうすぐ36歳、人生色々ありますというわけで本館の「脱走と追跡」を更新しましたよ(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2019/03/…)。無敵の大日本帝国海軍万々歳! posted at 22:04:21
  • 会社の同僚(と言ってももうすぐ60歳になるおっさん)が「ブックオフが閉店ラッシュだって?ざまあみろだ、街の本屋さん古本屋さんを根こそぎ潰していった報いが来たんだ」とか言っていて、まあ確かにそういう面もあるわな…。 posted at 22:11:32

    

   

   

  • よし、たまには時流に乗ってみよう。 桃太郎ねえ…。 posted at 00:17:36
  • 娘「桃太郎読んで」 母「昔々…」 娘「もっと全盛期の自民党政治っぽく」 母「党内最大派閥である田中派が桃を持ち帰り、中から赤ちゃんが出た事で、最大派閥にもかかわらず総裁を出せないという派内の不満が表面化。竹下を中心とする創政会は鬼が島での旗揚げを画策、権力抗争は一気に激しさを増す」 posted at 00:20:24
  • 会社での話。 OB会なるものがあって、その名の通り、既に退職した人が年に一回集まって旧交を暖めあう会なわけですが、参加資格は「10年以上在籍した者」なので、定年まで勤め上げた人もいれば、10年以上勤めたけど転職した人もいるわけですが、問題はリストラされた人で、 posted at 23:39:08
  • もちろん会社側もリストラは最後の手段、やむにやまれずで首を切ったわけですが、当事者からすればやはりそう割り切れるものではないので歴代の人事部長や人事担当役員はOB会には出ない(リストラされた人達が大勢いるから)という不文律があって、しかしそれはそれでかわいそうだという事で posted at 23:44:58
  • 「歴代の人事部長・人事担当役員の会」が開かれたものの、その会の費用の一部(全部ではなく半分程度)がOB会収入からの支出だった事がOB会メンバーにわかって大紛糾、一時はOB会の分裂騒ぎに陥りまして、やっぱりリストラってのは本人にとっては恨み骨髄なんやなあ…と勉強になった次第。 posted at 23:51:43

   

海軍よもやま物語/小林孝裕[光人社]

海軍よもやま物語 (1980年)

海軍よもやま物語 (1980年)

 

  軍人になるのであればやはり、「無敵の大日本帝国海軍」がいい。何が無敵かはさて置いて、世は軍国主義華やかなりし大日本帝国の時代であり、畏れ多くも大元帥陛下を頂点にした組織の一員となって奉公する事ができるのだ。かっこいいではないか。もちろん戦地に赴いて命を失う事になるかもしれないが、そこは血気盛んな男達であるから怖いものなどない。それにイギリス海軍を参考にして作られた帝国海軍はドイツ陸軍を参考にした帝国陸軍と違って紳士的・ハイカラ・オシャレであり、10代後半から20代前半の男達にとっては憧れでもあった。軍人となって国家に奉公でき、生まれ故郷でもてはやされ、町で一、二を争う別嬪にも恵まれるのであるから、海軍万歳海軍万歳なのだ。

 とは言え当事者からすれば無敵の大日本帝国海軍様もそんなにいいものではなかった。なぜかと言うと殴られしごかれるからで、「集合が遅い」「掃除がなっとらん」「年上への礼儀がなっとらん」「最近たるんどる」と理由を見つけては教官又は班長に殴られたり尻を殴られたり重いものを持たされたり、飛行服に落下傘をつけたまま飛行場一周させられたりするのである。何せ軍隊であるから上から下への命令は絶対で、しかしこちらが何かミスしたのならあきらめもつくが、「ゴキ悪い」(=ご機嫌がかんばしくない、虫の居所が悪い)からという理由で「貴様ら、食事抜きだっ」などと言われてはたまらない。

 しかし新兵になれば「月給6円50銭、住み込み、食事付き、被服支給」である。貧乏にあえぐ戦前日本の庶民達にとって大変魅力的で、有給休暇がなくても大した問題ではない。大体、我々庶民は栄えある帝国海軍の一員になれたとしても海軍兵学校卒業の士官候補生のエリートに使われる運命なのであり、大日本帝国の行く末を案じたところでしょうがない…というより案じる暇がない。艦隊に配置された三等兵には来る日も来る日も掃除が待っている。残飯整理から始まって油拭い、床掃除、後片付けを艦内くまなく行うのである。何せ食うところも寝るところも戦争するところも全てが艦内であり、常に清潔にしておかなくてはならない。このようにして海軍生活が始まる。さてどうなる事やら。

     

・海軍士官になるには海軍兵学校を卒業すればいいのだが、そう誰でも兵学校へ入るというわけにはいかない。大部分の海軍軍人は、四等水兵から始めてだんだんと進級し、まあせいぜい准士官から少、中尉まで出世するわけだ。四等兵6ヶ月、三等兵1年、二等兵も同じく1年、そして、一等兵を1年6ヶ月勤めれば下士官である。兵隊の進級はただの進級だが、下士官以上になると、進級する事を任官と言った。(中略)任官は各鎮守府長官の名において行われた。

・大体兵学校出というのは、修身ばかり習ったと見えて、我々下士官、兵には何の妥協点もない。(中略)言うなれば、規格通りの人間である。勝つ事、我慢する事、しか教えられなかった人間にとって、伝統ある下士官、兵の心と通じ合う生活など見た事もないだろうし、たとえ見たとしても全てが規格外であり、不潔であり、癪の種であったのかもしれない。あくまでも支配者であった。

・部隊内、艦内で火急の事故が起こり、状況判断の後、ラッパが鳴り響いてすぐに「待て」の号令がかかる。この時はそのままの姿勢で待つのが原則である。そして、次の指示を固唾を飲んで待つわけである。足を上げた者、手を動かしている者、走っている者、食事をしている者全てが、問答無用、動いてはいけない。ちょうどテレビの画面が止まったような格好でいなくてはならない。

・上陸とは、目的が何であろうと、文字通り艦から陸上へ移る事である。軍艦が港に入ると、よほどの事がない限り上陸が許される。(中略)こうして上陸した者が、淋しい病気を頂いて帰る事もあり、頭に来た上司は、上陸員全員に予防器具の携帯を義務づけた。うら若い三等兵までも持たされたものである。

・兵隊はとにかく風呂が好きである。一日中汗まみれで働くのだから、いやでも風呂好きにならざるを得ない。しかし、艦内では真水は貴重品であり、大勢が入るので時間にも制限があったから、入浴というよりは行水、それも烏の行水である。(中略)そこへゆくと上陸した街の銭湯なら、好きなだけ湯水を使い、好きなだけ長湯をしても、誰にも文句を言われないから天国のようなものである。

 そんな銭湯で、戦友と一緒に背中を流し合った後、湯上りの一時に星空を見上げて雑談していた。

「ああ、いい気分だ。二番目にいい気分だ」

「なんだ、二番目とは」

「そこまで言わせたいのか、こいつ」

 上陸すると、まず二番目にいい気分を味わった後、経済が許せば、一番目にいい気分を味わいに行くのが、昔の兵隊の通り相場だった。

・海軍の水泳は、特殊な者を除いては、スピードは要求しなかった。楽に浮く事、長い時間泳げる事、他人を救助する方法に重点を置いた。荒海の真ん中で早く泳いで何になるか。長く浮いて救助を待て、といった論法である。

・陸軍では、上級者に対しては、必ず「殿」をつけて呼んだ。「兵長殿」「大尉殿」という具合である。ところが、海軍では「殿」という呼び方は全く使わなかった。士官、下士官に対しては、階級の上下にかかわらず「○○中尉」「○○兵槽」などと呼ぶ。兵隊が大将を呼ぶ時も「○○大将」である。

 また、陸軍では自らの事を「自分」と言うが、海軍では「私」と言った。

・戦前の軍艦は、日曜・祭日には乗組員の家族・友人などが艦内まで面会に行く事が許された。一つは肉親との対面という人道的な親心、もう一つは、精鋭を誇る艦隊のPRでもあったようである。

神戸、夜の首相官邸、熊本、蒲郡、姫路

2018年12月~

   

   

  • ツイッターを見て唐突に思い出したんですが、俺、中学の時に生徒会に入ってましてね、当時はいじめが社会問題になってたんで、生徒会が率先して「いじめをなくそう」とか何とかやってたんですが、その生徒会内部で俺はいじめられてましたからね、 posted at 23:10:12
  • その時のいじめは、感覚としては「いじめはいけない、やめよう。でも俺はキモいから、いじめてもいい」という感じだったかなと。 まあ世の中そんなもんだろうと思ってますが、中学卒業してから、同窓会的なものを含め、中学時代については一切の関係を断ち切ったね。 posted at 23:17:32

   

      

  • 丸一日かけて50冊以上の本を整理して、1冊も本を読んでいない事に気づいた。2018年冬。 posted at 16:51:16
  • こんばんは、独断と偏見と自分勝手な評価基準を一方的に押し付ける狂気の世界・日本ラブコメ大賞2018はまず一般部門編15位から11位まで発表となりました(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2018/12/…)。 君はこの狂気の世界に耐えられるか? そして俺は来週までに1位まで書く事ができるか?(やばいかもしれん…) posted at 23:01:27

     

      

    

      

  • ようやく秋クールの「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」の1、2話を見る(もう12月下旬…)。作画崩壊…と言えばまあ作画崩壊なのだろうが、「ロストユニバース」のヤシガニ回をリアルタイムで見た俺からすれば許容範囲ですかな。いまだにあれを超える作画崩壊を見た事がないのでね。 posted at 21:25:17
  • そう言えばアニメ好きの新入社員にその話をしたら「え、○○さん、ロストユニバースヤシガニ回、リアルタイムで見てたんですか、すげー」と言われた。そうか今の23歳の人にとっちゃ伝説みたいなもんか。あの時俺は15歳、今は35歳、こういう風にして人は年を取っていくのですねえ…。 posted at 21:30:00
  • そんな事言ったって「モテない男の願望漫画」が読みたいんだろう、でも恥ずかしくて言えないんだろう。よろしい、その恥ずかしさは俺が引き受けるという事で日本ラブコメ大賞2018、10位から1位まで書きました(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2018/12/…)。ああ疲れた、熊本なんて行くからだ…次はエロ漫画編か。 posted at 22:00:07

     

  • うわっ、17時で直帰できる事になってしまった。 クリスマスプレゼント? posted at 16:00:55
  • というわけでその1・古書現世(「文献継承」もゲットした)。勤め帰りに古本屋、やっぱりサラリーマンは最高? pic.twitter.com/ZFcfa6CXwF posted at 21:03:00
  • その2・メロンブックス池袋店(なぜ早稲田から池袋に移動したかは俺が聞きたい)。勤め帰りにエロ同人誌、やっぱりサラリーマンは最高? pic.twitter.com/S6F7G5WHoE posted at 21:07:37

      

  • そんなわけでエロ漫画を愛しラブコメを愛する皆さんおはようございます、日本ラブコメ大賞2018後半戦・エロ漫画編を載せました(tarimo99.hatenadiary.jp/entry/2018/12/…)。 一方的な評価基準を一方的に押し付ける、この狂気の世界に君は耐えられるか? そして俺は今から18きっぷで故郷に帰れるのか?(眠い…) posted at 07:54:35
  • @gosplan1019 や、こんばんは。 そう言って頂けると励みになります。 2018年もgosplanさんのレビューをだいぶ活用させてもらいました。 来年もエロ漫画がどうのこうのと盛大に騒ぎたいものです。 posted at 21:10:08
  • @gosplan1019 NOエロ漫画 NO LIFE posted at 21:21:05
  • 日本全国どこでも古本屋本屋それがラブコメ政治耳鳴全日記・その1・ブックオフ蒲郡旭町店(眠い、寒い、「がまごおり」いつ聞いても強烈な名前ですなあ、寒い) pic.twitter.com/DcD2ey0Ra5 posted at 23:04:00
  • 日本全国どこでも古本屋本屋それがラブコメ政治耳鳴全日記・その2・とらのあな名古屋店(NOエロ漫画 NO LIFE) pic.twitter.com/YQIw0Knhr6 posted at 23:08:15

      

  • おはようございます。 pic.twitter.com/BKGr4C3FDI posted at 08:32:04
  • @shomotsubugyo そうね、俺が「本を買い過ぎて、置き場所に困っている」って言っても、20代以下の大抵の人は「何で電子書籍にしないんですか」って言いますからねえ。 だから40代50代の人の方が話が合うもんねえ… posted at 09:01:51
  • @shomotsubugyo ここだけの話ですが…トランクルームを大きくしました(0.4畳→0.6畳) posted at 09:59:38
  • @yasuo__n お、いいですね。 小生も18きっぷで岐阜〜米原〜経由で兵庫県に戻ってきまして、早速古本屋です。 posted at 12:32:48
  • 実家に着きまして、老父母の使いで珍しく車を運転しているんですが、車のラジオから山下達郎の声が聞こえて、更に「竹内まりやと年忘れ夫婦対談…」とか言っているので「?!?」となりました。 世の中色々ですなあ…。 posted at 14:47:47
  • @spongeff 日本全国どこでも行くんですが、名古屋はやっぱり交通の便がいいですからねえ posted at 18:57:02
  • 山下達郎竹内まりやって夫婦だったのか(ウィキペディアで確認)。知らなかった… posted at 19:59:56
  • 会社での話。 新入社員とか新人の相手をもう7〜8年ぐらいしているんですが、結構いるのが、年末年始に地元で過ごして、1月4日になってまた社会人生活再開…のはずが元気がなくて、しばらくして「会社辞めたい」と言い出すパターンでして、2年に1人くらいそういう人が出るわけですが、 posted at 21:16:11
  • 話を聞いてみると「学生の頃はわけのわからんおっさんおばさんの相手をしなくても良かった」「学生の頃の自分は輝いていたけど今の自分は下っ端で全然輝いていない」という現実に嫌気がさして、「会社を辞めればこの現実がなくなる」から辞めたい、という事なので、 posted at 21:24:28
  • 俺はまず「会社を辞めるのは一向に構わない。君の自由だ」と言って、でも「働く限りいつかはわけのわからんおっさんおばさんの相手をしないといけない」「別の会社に入ってもそこでまた君は下っ端だ」と言うと、大体落ち着くんです。 posted at 21:31:22
  • 何でこんな事言っているかというと、そうやって説得した4年前の新人社員(男)と2年前の新人社員(女)から「来年結婚します」というメールが来たからでして…。 ふざけるなこの野郎、どっちも辞めさせとけばよかったわい。 posted at 21:39:24
  • @shomotsubugyo まあ、実際は俺の上司とか、人事部の人とかも説得にあたっていましたからね。 あと、明日はコミケ頑張って下さい posted at 23:22:23
  • @gosplan1019 よそさまとの乖離と言っても、俺のところほどではないでしょうから大丈夫ですよ posted at 23:26:24

    

  • 故郷へ戻る途中(各務原〜岐阜〜大垣〜米原〜)で古本屋・その1・ブックワン セルバ甲南山手店(兵庫県には古本市場よりもブックオフよりも強力なブックワンがあるのだ pic.twitter.com/cLW4kA0gSo posted at 01:14:12
  • 故郷へ戻った後(甲南山手〜三宮〜実家〜姫路)も古本屋・その2・おひさまゆうびん舎(2回目の訪問だというのに迷ってしまった…) pic.twitter.com/fdSMq1sq9Y posted at 01:20:53
  • 故郷へ戻った後も古本屋・その3・ブックオフ姫路増位店(日本ラブコメ大賞2018が終わったので日本ラブコメ大賞2019のために) pic.twitter.com/L9TYnO7SCO posted at 01:23:17
  • @shomotsubugyo おつかれさんでした。 posted at 16:48:00
  • まあ何と言っても今年はですね、3月に突如として3000以上のリツイート・いいねをもらった「定年退職の人に聞いた〜」騒ぎもあって、ツイッターというのがいかにすごいものか再認識した年でした。 posted at 22:36:13
  • とは言うものの、ツイッターは第2ブログでしかないという考えは変わってないんで(「別館」やしな)来年こそはブログの方を真面目にやっていかなあかんなあと思ってますが、それはそれとして、 posted at 22:46:02
  • 世の中には俺よりもひどい古本病、積読病、その他本に対する異常な情熱を抱く人が大勢いる事がわかって安心しました。 2019年もあなたの街の近くの本屋古本屋図書館に行きますので宜しくお願い致します。 posted at 22:52:09

2019冬:冴えが違う

 そんなわけで皆さん調子はどうですか。お元気ですか。そもそも生きてますか。もう死んでしまいましたか。罪を犯して服役しましたか。大丈夫ですか。俺の方は大丈夫ではありませんがとりあえず死んでませんし罪も犯しておりません(猥褻物何とかは所持しております)。しかしこのまま何事もなく過ぎて行くとは思えません、必ずや試練が俺に降りかかる、おお神よ。

 話がそれましたが最近「ラブコメ政治耳鳴全日記」で検索するとまずツイッターが出てくるようになりました。まあ更新頻度を考えたら当たり前なんですが、しかしツイッターはあくまで「別館」でありまして、こちらが本館であります。この本館は2005年に始まりましてもう14年の月日が経ちました。2005年は俺にとって第二の人生が始まった年でもありまして、この年の1月に本ブログを立ち上げ、4月に就職と同時に東京へと移り住み、6月に「永神秋門攻防戦」は始まって、兵庫県糞田舎で鬱屈した人生を送るはずだった俺の人生は花開いたわけですが、それから14年が経ってまだ東京にいるとは思わなかった、お気楽にのほほんと働いてラブコメ・政治・その他の趣味に全力投球して人生を謳歌するはずがいつの間にか管理職にさせられ支店・工場・子会社には「本社のえらいさん」と陰でこそこそ言われる身になってしまった。おかしいおかしい、俺こそ地方の片田舎で「本社のえらいさん」について気楽に愚痴を言う側の人間のはずだ、なぜこうなったのだ、これが試練か、おお神よ。

 またしても話がそれたが今や全国各地でインフルエンザが大流行で我が社も無縁ではない、1か月前から部長→課長→副部長→(他部署の)部長、という風に順繰りにインフルエンザで倒れる人が続出で、もちろんインフルエンザであるから薬を飲んで熱が下がればいいというわけではなく3~5日は強制的に会社を休まなければならず、それは大変魅力的なものだ、3日も休みがあればあの本もこの本も一気に読んでしまえ、そう言えば俺も何となく頭が重いような熱っぽいような…と思いつついつものように昨日は22時過ぎまで残業して、退社して家に帰る途中に定食屋で「ざるそばとミニカレー」セットを食べて、家に帰って風呂に入って歯磨きをして寝たのであり、朝7時頃に起きて体温を測ったところ35.9度といつもの平熱であった。おお神よ。

 話がそれた、いやそれはもういいか、とにかく今日は休みで明日も休み、おお連休ではないか神よ、久し振りの連休なのだ、そうであれば2018年には結局できなかった「永神秋門攻防戦」をそろそろやろうではないか、俺は「世界のラブコメ王」であり「18きっぷで本屋古本屋図書館巡りをする変なおっさん」であり「幼稚な書評、というか下手な文章を書くアホなおっさん」であるが、「一日で永田町・神保町・秋葉原門前仲町を自転車で駆け回るキチガイ」が本当の姿なのだ、やはり老いてもファイティングスピリットを忘れてはならない、風を切り空を飛び火を放ち水を浴び土に還るのだ、それこそが「永神秋門攻防戦2019」だ…というわけで俺が晴海通りを北上すれば銀座も日比谷も警視庁も国会議事堂も阿鼻叫喚、人々は恐ろしい形相の俺を見て(寒いからね)一目散に逃げ出し、やがて開かれる国会図書館の扉。

f:id:tarimo:20190202125119j:plain

f:id:tarimo:20190202125940j:plain

f:id:tarimo:20190202130307j:plain

 もちろん国会図書館には1~2ヶ月に1回の割合で来ているが「永神秋門攻防戦」の一環での国会図書館は何か違うものを感じる、それは俺の意気込みが違うからだ、人々は恐ろしい形相の俺を見て(醜いからね)逃げ出し、俺は悠々とトイレに入って小便をして手を洗ってマスクを取ってうがいをして(インフルエンザ予防…いや予防したらあかんがな)、6階の食堂に入ってまずは昼飯で図書館カレー。

f:id:tarimo:20190202132358j:plain

 うーん。ご飯と肉と紅ショウガの組み合わせがよろしいので気が付けばご飯が半分以上なくなってしまっていたのでカレーのルーがかなり余ってしまった。お前アホとちゃうかというわけでいつものように新館3階の新聞資料室に移動、今日の日付にちなんで22年前の1997年の毎日新聞を読んでみよう。昭和もいいが平成もいい、現在も未来も辛い、優しいのは昔だけだ。

   

<2月1日(土)>

・1面で「オウム真理教破防法適用せず」。

・橋本首相、今日フジモリ・ペルー大統領と首脳会談。「ペルー政府とゲリラの直接交渉」を早期に開始するよう要求する方向。

松本智津夫被告出席による第24回公判。東京地裁104号「教祖の法廷」全記録。

<2月2日(日)>

・橋本首相とフジモリ大統領がカナダ・トロントで首脳会談。テロに屈せず、事件の平和的解決と人質の全面解決に一層努力する事を確認。

<2月3日(月)>

シラク・仏大統領とエリツィン・露大統領が首脳会談。シラク大統領、ロシアがNATO拡大に反対している事について「ロシアの懸念には理解」。

ホワイトハウス主催のコーヒーパーティーに詐欺事件で有罪判決を受けていた人物が正体されていた事が判明。ホワイトハウスは「不適切だった」と謝りを認めた。

<2月4日(火)>

・オレンジ共済事件で、東京地検特捜部は新進党に捜査協力を要請。友部議員が1995年参議院議員選挙比例代表名簿の順位を引き上げるため、複数の新進党幹部に金品を配った疑惑で。

   

 結局2月5日まで読んだところで時間が来たので後はパラパラと頁をめくっていると我が社の名前が目に入ってきた。全くもう、こんなところまでついてくるつもりか、油断も隙もない、俺は既にハーレムを築いているのだ(意味不明)というわけで新館の1階または2階の角にあるフカフカのソファーでゆったり読書…もいいが14年も同じ事を続けるのはさすがに無理があるので本館へ引き返して、第一閲覧室に入って真面目に調べ物というかコツコツとノートに会社のあれとこれについて書きためる事にしよう。いやあ、やっぱり長い事会社にいるとしがらみというかね、できてしまいますわなあ…。

 とは言え長々と滞在しては次の神保町秋葉原を爆破できなくなるので16時の館内放送「即日複写の受付は…」が流れたところで縋る女を振り切って国会図書館を出て、うう寒い、よく考えたら長い「永神秋門攻防戦」の歴史の中でも真冬の2月にやった事はないのではないか、しかしまあ来週はまた実家に帰省するしなあ、その次の週もそのまた次の週も出張の関係で前泊せなあかんしなあ、長い事会社にいるとしがらみがね…というわけで愛(自転)車「クイーン・ウィルコム」を走らせて轟音をとどろかせて最高裁判所・皇居・大英帝国大使館・靖国神社を通って登り坂で転び下り坂でも転んで傷ついて神保町へと向かいます。次の天皇は俺だ。

f:id:tarimo:20190202160810j:plain

f:id:tarimo:20190202160930j:plain

f:id:tarimo:20190202162020j:plain

 神保町に着いて、靖国通りの「共栄堂」がある方の通りから書泉グランデの方の通りの横断歩道を自転車でチンタラ移動していると目の前の小太りのおっさんがわざとらしく「チッ」と舌打ちをしたのでこちらもわざとらしく「ああん」と言ってやって、三省堂書店と「はるやま」の間の位置に愛(自転)車「クイーン・ウィルコム」を休ませて世界一の古本屋街を闊歩しよう、まずは小宮山書店だ。

f:id:tarimo:20190202162538j:plain

 ん?「3冊どれでも500円」は見えるが…「1冊100円」のやつはどこに行った…ああこっちか、移動したんかいな…でいつものように物色、やはり「永神秋門」での神保町だと気の入り方が違う、のほほんと18きっぷに乗ってのほほんと古本まつりに行くのとは違うのだ、それが「永神秋門攻防戦」そしてラブコメ政治耳鳴全日記、俺もお前もラブコメ政治耳鳴全日記。 

少女探偵は帝都を駆ける (講談社ノベルス)

少女探偵は帝都を駆ける (講談社ノベルス)

 

 で、今までは「小宮山書店・ブックス@ワンダー・古書モール(古書かんたんむ)」に行っとればよかったわけですが古書モールはなくなってしまったので今までの何となくの時間配分ではいかんわけですが、まあそのあたりはね、俺も14年の実績、35年の人生経験と女遊び(この前、検査したら陰性でした。良かった良かった)があるので心配はいりませんよ…というわけで軽快に靖国通り沿いの店を冷やかしたり見入ったりして、とりあえず矢口書店でも買う事にしよう。

f:id:tarimo:20190202231855j:plain

 ↑は、左が矢口書店で買ったもの(100円)、右がブックス@ワンダーで買ったもの(324円)です。

 続いてブックス@ワンダー。ここはもう鉄板ですな。

f:id:tarimo:20190202171006j:plain

 時刻は17時を既に過ぎて陽も傾いてきたが本棚の上にある電球電灯は光る気配がないので仕方なく恐るべき形相で物色して、結局中に入って、あんまり2階には行きたくないんやけどなあ、喫茶店みたいな感じになっとるしなあ、落ち着いて本見られへんしなあ、でもSFマガジンSFアドベンチャーがあったなあ…で2階に上がって、テーブルとイスがあっても客は一人もいないのでSFマガジンやらSFアドベンチャーやらミステリマガジンやらが固まっている箇所の前に立って物色、やはり「永神秋門」の時の俺は冴えが違う、今までの古本生活の中でSFアドベンチャーの何年何月号を買って、何年何月号を買っていなかったのか全く覚えていないので鞄からメモ帳を取り出して確認するのであった。

 さて時刻も17時半をとうに過ぎてしまった、ここ神保町を18時に出て秋葉原に向かうルールなので(どうしてそんなルールなのかは俺が聞きたい)今度は裏側のさくら通りを通って三省堂書店方面へ移動して、なるほど11月で「古書モール(古書かんたんむ)」は閉店して今や跡形もなくなってしまった。人の世の常ですなあ…。

f:id:tarimo:20190202174324j:plain

f:id:tarimo:20190202174828j:plain

 しかしながら俺は攻防戦の最中なので三省堂書店前の自動販売機でコーヒーを買い、飲み、三省堂書店に入って2階のトイレでそのコーヒーもろとも小便として出して、10分ほどブラブラと店内をうろついていると18時となったので愛(自転)車「クイーン・ウィルコム」は主人の元へとやって来た、そら来た、攻防戦のメインである秋葉原だ、靖国通りを東に、ちょうど都営新宿線の上を走るように電車よりも早いスピードが出せるのは俺が新天皇だからだ、ずいぶんとまあ滅茶苦茶だが世の中の大半は滅茶苦茶なのだ、砂上楼閣たるラブコメであっても構わんのだそれがラブコメ政治耳鳴全日記だ、欲望渦巻く秋葉原だ。

f:id:tarimo:20190202180724j:plain

f:id:tarimo:20190202180936j:plain

 いつもの場所に自転車を置いて、今や完全に鬼神となった俺を恐れてある人は道を開け、ある人は我関せずを決め込み、その他大部分の人が…何やあれは、中国人の集団か?先頭に旗を持っている人がいて…はあ秋葉原に観光ですか、まあせいぜいエロを堪能されるがよいですよというわけでまずはとらのあな

f:id:tarimo:20190202181403j:plain

 地下1階に下りて、えーと先々週はとらのあな立川店に行ったんだったな、更に前だととらのあな宇都宮店とメロンブックス宇都宮店に行ったわな、日本ラブコメ大賞2019は今年もやらなあかんわな、ライフワークですからな…というわけで見本誌を読んで、勃起して、見本誌を読んで、勃起して、とりあえずこちらを買おう。

しすたーずサンドイッチ (ムーグコミックス)

しすたーずサンドイッチ (ムーグコミックス)

 ここでのスケジュールですが19時半~20時頃には秋葉原を発たなければなりません。日本有数の観光地である秋葉原にそんな短時間しかいないのは全く贅沢な話なのですが、「永神秋門」の時の俺は冴えが違う、鞄に買った本を押し込んで、自転車を運転して光よりも速く移動するものですから疲れてきた、これはもう長くいればいるほど疲れてくる事が長年の経験で俺にはわかるのであるというわけでメロンブックス

f:id:tarimo:20190202184405j:plain

 この階段の横にあるクレーンゲーム機械の前で50歳前後と思われる白髪のおっさんがお目当ての人形が取れなかったのかわざとらしく「チッ」と舌打ちをしたので俺はまた「ああん」と言ってやって、さて日本ラブコメ大賞2019のために物色、俺は戦うために生きてきたのだ(意味不明)というわけでこちらを買おう。

色めき出す世界 (BAVEL COMICS)

色めき出す世界 (BAVEL COMICS)

 日本ラブコメ大賞成年編2017の1位の実績がある作者の、日本ラブコメ大賞2019の大本命であります。

 で、これで終わると思ったら大間違い、続いてブックオフへと移動すれば人々は俺を恐れてある人は道を開け、ある人は我関せずを決め込み、その他大部分の人が…はて今頃気付いたがマスクをしていないがどこへ行ったのだ、ポケットにもない、いやそもそもいつからマスクをしていないのだ、国会図書館でマスクを取ってうがいをしたのは覚えているが…よしこのまま風邪をひきインフルエンザに直行だ、なに「永神秋門攻防戦」はもう大成功間違い無しなのだからな。

f:id:tarimo:20190202190810j:plain

 「都内最大級!」「6階建て!」のポジティブな謳い文句はともかく、狭い上にやたらと空気が乾燥しているというか何か嫌な感じやなあ、こんなところにずっとおったらそれこそ風邪ひいてしまうわい…と思いつつ品揃えの方はまあ文句なし、先々週の立川店に勝るとも劣らない、いやあ目移りしちゃうねえ、日本ラブコメ大賞2019やねえ、世界のラブコメ王やねえ。

 

宇崎ちゃんは遊びたい! 1 (ドラゴンコミックスエイジ)

宇崎ちゃんは遊びたい! 1 (ドラゴンコミックスエイジ)

 

 秋葉原も順調に終える事ができたか、やはり今日の俺は冴えが違う、ここまで買った本を鞄にギュウギュウ押し込んで結構重くなって肩が痛くなってきたか、さすが35歳もうすぐ36歳だ…というわけで任務完了すればすぐにその場を離れよう、去る者は追わず(意味不明)。神田駅~三越前を爆走して日本橋で急カーブで周囲の建物は無残に壊れたものの気にせず永代通り永代橋を更に爆走で今や暴走、そしていつもならブックオフに行く前に中華料理屋に入るところだが別に腹が空いているわけでもなし、というか昨日も会社の上司先輩と中華料理屋に行ったしなあというわけで一目散にブックオフ江東門前仲町店。

f:id:tarimo:20190202201955j:plain

 やあ、やっぱりこういう街中にポツンとあるブックオフが一番落ち着くというか俺に合ってるね、庶民派だね、しかしそれは庶民に愛されたいだけで本当に庶民の中で生活したいわけではないのだ、自分だけは贅沢したいし庶民を犠牲にしても自分だけがスポットライトを浴びたいだけなのだ、所詮人間は良く思われたいのだ、悪役などまっぴら御免なのだ…と話題が会社の事になりそうなのでとりあえずこれを買おう。 

手品先輩(1) (ヤングマガジンコミックス)

手品先輩(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

  さてこれで「永神秋門攻防戦2019」も俺の大勝利となった事がここまで読んだ諸君にはおわかりのことであろう。やはりラブコメ政治耳鳴全日記とはツイッターではなくこのブログがメインなのであり、このブログのメインは「脱走と追跡の読書遍歴」でも「日本ラブコメ大賞」でもなくこの「永神秋門攻防戦」なのだ、というわけで俺はまだまだやるぞ、ようやく腹も空いてきたのでマクドで最近はまっているフルーリーと共にまた会いましょうごきげんよう

f:id:tarimo:20190202212008j:plain